ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

9/19日 お彼岸入り 彼岸花を探して汗を掻いてきました。 

2020-09-19 07:10:30 | 草花
今日からお彼岸入りだというのに、夏の暑さの長続きした昨年も今年も、彼岸花が咲き出してはくれません。
そうなると意地でも花を見つけたくなるものです。
昨日暑い盛りに、自転車を漕ぎだして、彼岸花探しをしてきました。
思い切って遠くまで出かけた甲斐あって、咲き出しの花に何度か出会うことが出来ました。

♪西国の畦曼珠沙華曼珠沙華♪  
これは森 澄雄の句で、小生の好きなものですが、今回は畦一面に曼珠沙華の咲く景色には出逢えませんでした。

♪うつりきてお彼岸花の花ざかり ♪ ↓

まだ花ざかりという訳ではありませんが、種田山頭火の句を添えます。



♪曼珠沙華咲く野に出でよ観世音♪ ↓

橋本鶏二の句です。



♪咲く前の姿幼し曼珠沙華♪ ↓

古賀まり子の句。 蕾にも愛情を注いで見ています。


♪母の歌二三の記憶彼岸花♪ ↓

風間久四郎の句。 そういえば曼珠沙華の歌がありましたね。
赤い花なら 曼珠沙華(まんじゅしゃげ) 阿蘭陀(オランダ)屋敷に 雨が降る濡れて泣いてる じゃがたらお春・・・・・「長崎物語」という歌でしたか。



♪曼珠沙華赤衣の僧のすくと佇つ♪ ↓

これは角川春樹の父君であり、角川書店創立者の角川源蔵の句。



♪鬼門にはひひらぎ植ゑて裏鬼門には 白彼岸花・赤彼岸花♪ ↓

上掲は和歌なんでしょうか? 齊藤史のもので、字余りを強行突破していますね。




♪彼岸花の白きは幽冥界のもの♪ ↓

これは柴田白葉女の句です。小生的にはこの花を見ても現実離れしているようには感じませんでしたが、それは汗だくだくで、自転車を漕ぎ疲れた目で見ているからかもしれません。


♪お彼岸の彼岸花なり残暑あり♪ ↓

汗駄句・駄句で、駄句を添えさせていただきます。



コヒルガオ ↓

最初のヒガンバナのところで畑の隅で咲いていたものです。



タマスダレ ↓

これもあぜ道で見たものです。

昨日は午後三時頃までは日差しが強かったり、そうかと思うと蒸し暑かったりと、それまでの夏の暑さの名残があって、三時間ほど自転車を漕いでいましたが、相当体力を消耗した感じがあります。
途中でツクツクボウシの声を聞きましたが、まだまだ、熱中症には厳重警戒が必要です。
コメント (4)
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