ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

夜の世界のトップスター

2020-07-12 22:25:34 | 草花
表題はピント外れになりましたが、決して今流行りの新型コロナウィルスのクラスター発生源が、どうのこうの・・・・ということでは無いのであります。

しかし、コロナ騒ぎで、家に閉じこもって生活しているうちに季節がどんどん進み、外の世界で、カラスウリが咲く季節に入ってきていることにすらも気がついて居ないのは、大変迂闊なことでありました。

気が付いたからには確認しておかねばなりません。明るい内にJRの線路際まで歩いて行き、今晩咲き出すであろうカラスウリの蕾に目星をつけてきました。

夕食後に、十分暗くなってから、今度は自転車で出かけました。

まず、カラスウリについて図鑑的に抑えておきます。(以下はネットの記事より抜粋):

カラスウリはウリ科カラスウリ属のつる性多年草
東北地方南部〜九州に生える。根はつねに束状に分枝し紡錘状に太くなる。葉は卵心形〜腎心形、縁に鋸歯があり、ふつう3〜5浅裂するが、ときに5深裂し、裏面に短毛を密生する。夕方から咲いて、花冠の細い裂片が伸び、朝には縮んでいる。
液果は球形または長楕円形で長さ5〜7cm、熟すと赤くなる。種子は形がカマキリの頭に似て茶褐色花期は7〜9月。 
(以上で抜粋引用終了)

それでは本日の21時少し前に写したカラスウリの優美な花の8連発をご覧ください。
















花言葉についてはあまり興味が無いのですが、一応記述しておきます。
1.「男嫌い」:これは花が昼間には咲かず・・・夕暮れを待ってから咲き、そのあと夜通し咲いて、翌朝には萎んでしまうこと、つまり(人目に付きにくい)夜に咲くことから「男嫌い」な深窓のご令嬢に違いないと推測したのでしょうね。

2.「よき便り」:上述の種子の形がカマキリの頭に似ているという部分ですが、見方を変えて、今度はこれを昔の結び文(手紙を折って結んだもの・・・神社で見終わったおみくじを木の枝に結ぶ形状)に見たて、きっと良い便りがあるに違いないと期待したのでしょうね。

3.「誠実」:これは純白な花の色からの由来でしょうね。


この花に由来する俳句を探してみました。
月の精さまよへり花からすうり 佐藤 国夫

からすうり宵の蛾よりも花淡し 水原秋櫻子

からす瓜咲いて朝風すこしあり 藤田あけ烏 赤松


他にこういうのもありました。
からすうり吊されて月しづかなり 金田咲子 しかし、これは秋に生る赤い実の方でしょうね。

カラスウリ色白美人が勿体なや  (川の字駄)
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都知事選の投票日 あいにくの空模様ですが今晩は満月

2020-07-05 10:28:46 | 草花
本日は東京の知事選の投票日ですね。
我が地の首長を選ぶ選挙ではないので、直接的には関係することでは無いのですが、我が国の首都であり、政治の中枢部のある場所のことですから、関心は相当高く持っています。
今回は、新型コロナ禍での選挙戦でしたが、投票率はどのくらいになるのか、そしてどなたが、選ばれるのか、どのくらいの得票数なのか、他の候補者との得票率の比較はどうなるのか、コロナ禍の影響はどう作用したのか等々・・・・・興味深いことであります。

今宵は満月(月齢13.8)ですが、折角のお月様ですがこの空模様ではとても見るのは無理のようです。

そういうことよりも熊本地方の大雨被害は心を痛める出来事でありますが、これから後も追い打ち的に雨がやって来そうで、大変心配です。
こういう時にお願いするのは神様仏様しかありませんが、今一度念入りに天災防除をお願いしておきましょう。

雨の合間に庭に出て、植物を見て回りました。
冬瓜 ↓

今のところ花ばかりで、実はできていません。



ゴーヤー ↓

ゴーヤーの方はよく見ると、実が出来始めています。



トウモロコシ ↓

これは味来(みらい)という品種のスィートコンで、もともとはアメリカで作られた品種のようです。甘味が強くて生でも食べられるということですが、生食したことはありません。



フウラン ↓



花数が揃いましたのでもう一度記事に出します。ざっと数えて38輪ありましたが、未だ蕾もありますので、合計50輪ほど咲くようです。



リアトリス ↓

これも二度目の掲載ですが、背の高い草のために雨で茎が寝てしまうものもあります。
このあたりが最盛期の状態かな・・・?と思っています。



ユウスゲ ↓

やっと花の茎が上がってきました。昨年は同じ株から合計445輪咲きましたが、咲かせ過ぎたようで、今年は体力を落としているようです。
(昨年は7/5~8/31までに438輪、返り咲きで11/3~11/18までに7輪花を付けた)



ヒマワリ ↓

昨年採種したものを、そこら中に播いておきました。これが一番の優等生で、どのくらいの大輪になるのか楽しみにしています。



通路際のオニユリ ↓

通路に身を乗り出して蕾を膨らませているオニユリ・・・・・花粉が服に着くと厄介ですので、立ち退いてもらいました。



エノコログサ ↓

ちょっと油断していると、すぐにこういうものが蔓延ります。
写真を撮った後は、”処刑”しておきます。



コメント (12)
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7/2日 この一日だけだった梅雨の晴れ間 

2020-07-03 09:39:06 | 草花
昨日は久しぶりの洗濯日和でした。束の間ではありましたが、貴重な梅雨の晴れ間でしたね。

梅雨晴れて一度に生れ糸とんぼ 稲畑汀子
子の指を発つ天道虫梅雨晴れむ 岡田 貞峰
梅雨晴れや手枕の骨鳴るままに 横光利一
梅雨晴れや佐久の村人鯉飼へる 田中冬二

梅雨時らしい天気が続いていて、ここしばらくは月を見ていませんでした。
今年はカラ梅雨気味だとは思っていましたが、それでも曇りがちの空が毎日続いていました。
そんな空の下ではありますが、植物を見ていると着実に季節の移りを捕捉・吸収しているようで、そんな有様をちゃんと具現化しています。

オニユリ ↓

↑これが昨(7/2)日の姿で、

今朝(7/3日)には、一輪だけ綻びました。 ↓




ゴーヤー ↓

こちらはゴーヤーで、南側の部屋の日除けに植えています。未だ生り花は出ていないようです。


グラジオラス ↓

曖昧な梅雨空の下で鮮やかな赤がやって来ました。


フウラン ↓



柿の木に着生してあるフウランの純白な花が咲き出しました。
長い苣が魅力的です。芳香があるはずなのですが、鼻を近づけても嗅げませんでした。
(時間的なものか、花の時季的なものか、はたまた小生の馬鹿鼻の所為なのか?)



翁草の幼い株 ↓

実生のものがここまで育ちました。これから折りを見て定植します。


月齢10.8 ↓

昨晩、やっと月を見ることが出来ましたが、これを最後にまた一週間ほどは姿が見えなくなりますね。今月の満月は明後(7/5)日ですが、とても見えそうにないですね。

梅雨晴れの月高くなり浴みしぬ 石橋秀野  「浴み」は”ゆあみ”とでも読むのでしょうか?

小生の場合は
梅雨晴れのテレ寝の合間月仰ぐ (駄)
ものぐさですから、カメラを持って”ちゃちゃ”っと撮り、藪蚊に刺されないうちに家に引っ込みます。
コメント (8)
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