LOVE - GOLDEN APPLE

投資とフィギュアスケート、映画とドラマに政治、その他諸々。
自分の興味ある事を勝手に綴っているブログです。

ショパンコンクール2005 ブレハッチ/ Rafael Blechacz の演奏は神の領域。

2020-04-29 12:12:00 | 音楽
Chopin Piano Concerto N°1 full by Rafal Blechacz (One of the best renditions)


先日のフジコさんのドラマから、私の中でピアノに対する情熱がふつふつと。。
が、家の中にピアノがあるものの、自分でピアノを弾くわけではなく、今、世界に注目されているピアニストはいるのだろうか、と気にかかるようになりました。

また、今年は5年に一回のショパンコンクールの年。コロナウイルス の影響があるのだろうか、と調べてみたら、4月の予備予選は9月に延期、本選は10月ということですが、無事に開催できるのでしょうか❓

こういう事とは関係なく、私には今の若い世代に魂が震えるような演奏を披露できるピアニストはいないのではないのかと思い、音大出の若い友人に、聞いてみた。

フジコさんとか辻井くんって、どう思う❓最近の若いピアニストでオススメの人は❓

友人曰く、

この人達は人間的。

人間的でないピアニストは❓と聞いたら、

ブレハッチ。この人は神の領域。

という答えが返ってきました。

恥ずかしながら、私はこの人の名前を聞いたことがない❗️早速調べたら、2005年のショパンコンクールの2位なしのダントツの優勝者で、その他の諸々の賞をほぼ独占した人らしい。

早速YouTubeで聞いてみた。それがこの動画です。優勝の時のショパンピアノ協奏曲。
確かに、すべての音がクリアで力強く、透き通っていて、凄い演奏なのに気負いが全くありません。この人、人間なの❓と思うところがある。
辻井くんのピアノもキラキラしていてとっても透明感を感じるのですが、いつもなんとなく物足りないところがあって、その物足りなさをブレハッチの演奏が埋めてくれるような、、。

2005年のショパンコンクールの時、私は何をしていたんだろうか。
ブーニン以来、2大会連続で優勝者が出なかったので、コンクール自体に興味をなくしていたのかもしれない。その後、前回の2015年に久しぶりに興味を持ち、チョ・ソンジンの演奏は凄いな、とは思ったのですが、なんとなくこの方、僕は天才、というようなところを鼻にかけるようなところがピアノの弾き方にも出ているような気がして、最近はあまり聴いていませんでした。

このブレハッチ、昨年来日していたとか。残念❗️聴きに行きたかった❗️

では、巣篭もりの最中、神の領域の演奏をお楽しみください。

まあ、フジコさんのピアノは抑揚があってそれはそれで好きですが、「人間的」という表現はわかるような気がする。
因みに、友人のソンジン評は、完璧すぎて機械的、だそう。それもわかる気がする。





Japanese Folk Song in La La Land

2017-03-09 22:21:56 | 音楽
映画 La La Land を見ていた時。
ほぼ大部分の観客の皆さんが、エンドクレジットまでずっと座っていらっしゃいました。

私も映画の余韻に浸りながら、そのエンドクレジットを見ていたのです。
作中で使われていたmusicの紹介の時、「Japanese Folk Song」と書かれているのを発見。

この「Japanese Folk Song」って何?映画の中で、そんなメロディあったかしらと不思議に思ったのです。Rentaro Taki もありました。

その謎が解けたのは、iTunes でサウンドトラックを購入した時。iTunes では1600円のオリジナルサウンドトラック版と、2200円のコンプリート版の2種類があります。
今回のJapanese Folk Song はコンプリート版の中に収録されていて、コンプリート版だけと書かれてあります。
つまり映画の中では使われていなかった、という事。

この曲、ピアニストのセロニアス・モンクさんが滝廉太郎の荒城の月をジャズ風にアレンジした曲です。
で、映画の中では、セロニアスさんの実際のピアノ演奏は使われていません。

ではなぜエンドクレジットにこの曲が書かれているかというと、冒頭セブがピアノを練習している時に弾いていた曲だからです。
要するに練習曲として、映画の中では使われいたんですね。

確かにそこの場面で、「えっ、日本の荒城の月っぽい」とちらっと思いましたが、その後すぐに忘れてしまっていました。

あらためてセロニアスさんが弾く荒城の月を聞いてみると、本家とは違い、随分と明るい感じがします。
1966年に発表したアルバムの中に収録されている曲だという事です。
思えば、以前にも聞いたことがあるような、、、

映画の中で、きちんとした曲で聞きたかったですね。

La La Land, 今までのどのミュージカルよりもジャズの音楽に浸る事ができて、それもよかったです。



ジョシュア・ベル 10年ぶりの来日コンサートなのに、結局行けなかった私です。

2016-11-26 23:21:59 | 音楽
とうとう11月になってしまったと思ったのはついこの間のこと。
なぜかというと、ジョシュア・ベルのコンサートに行けるか行けないか、11月になってもわからなかったということです。どうせ、行けないだろうと思って、チケットがあるのかないのかも全くチェックしていなかったのですが、もしかしたらと思いe-plusなどでチケットを確認。そしたらまだまだ空席があってびっくり。

私が良くクラシックのコンサートに行っていた頃は、有名どころになると事前のチケットは全く取れない、ということは良くあることだったように記憶していますが、最近は直前でも大丈夫なんですね。S席、SS席も余裕があって、事情が変わったんですね、と思わぬところで社会情勢を知ることとなりました。確かに1枚万円以上、というのは考えてしまうかもしれません。S席だと2枚だと36,000円ぐらい?芸術劇場はもっと高かったのではないでしょうか。

で、空席がまだ沢山ある、という事から試しにチケットを予約。NHKホールの分です。そして、2日間考えました。
仕事を持ちながら、ここから東京の夕方のコンサートに出かけるには、まず、交通手段を考えなくてはいけません。新幹線で行くとしたら、コンサート終了後のことが問題。だいたい、夜の9時過ぎにコンサートが終了としたとしても、長野行きの新幹線は10時ごろが最終。それに間に合うかと考えたら、渋谷から東京駅までは間に合わないのではないでしょうか。第一、コンサートの終了時間が何時、とは決まっていないのですから。
だったら、車しかありません。でも夕方の関越及び都内はものすごく混みます。その混雑を避けるためには午後3時ごろまでには都内に入りたい。そうするためには遅くとも12時すぎには出発しないと。。。

そんなことを考えたら、頭痛が。。

さらに一番の関門は仕事のことです。前々から無理と思っていたので、仕事の振り替えも考えておらず。急に振り替えたとしても、多くのことを調整しなければいけません。それに、犬の世話はどうするのか、家族は。。。と考えたらきりがありません。

東京に住んでいたら、こんなこと考えなくても良いのに、とつくづく思ってしまいました。
それに、こういうコンサートって、焦ったりした気持ちで聞きに行きたくはないです。

ということで、NHKホールは断念。
チケットはキャンセルするかも、ということから7-11で購入予定としていたので、結局支払いは行いませんでした。



では芸術劇場はどうなっているかとチェックしたら、これまたかなり空席がありました。
ですが、このコンサートに行くのにも色々なことを調整しなければいけないので、結局申し込みせずに。

今は、いろんな方のブログで、パリ管+ジョシュアの感想を読ませていただいています。
コンサート終了後、ジョシュア・ベルのサイン会もあったということも知り、くやしい〜〜という状況に陥っています。
(京都の会場はガラガラだった、と書いていらっしゃる方もいましたが、本当でしょうか?)

私ももうちょっと若かったなら、無理してでもコンサートに行っていたかも。年取ったかな。

NHKホールの分はラジオでも同時に聞けたようですが、12/4にテレビでノーカットで放送するようです。それが、今は、唯一の楽しみです。

どうして、土曜日か日曜日に東京でコンサートのスケジュールがないの
因みに、11/23には北九州でコンサートがあったらしい。休日!でもそんなとこまで行かれるかい!と叫びたい。日曜日の京都、でも無理ですから。せいぜい、東京です。


Bette Midler - "From A Distance"

2016-02-28 21:06:42 | 音楽
土曜日の午後、車でラジオを聞いていたら、なんだか懐かしい曲が。。
それがこの"From A Distance"です。

昔、夢中になって聞いていたこの歌。
Bette Midlerという歌唱力バツグンのシンガーが歌っているという事だけではなく、その歌詞の持つ意味に魅かれて聞きまくっていたことを思い出します。

この曲,1990年に彼女のアルバム"Some People's Lives"に収録されていた曲で、1991年のグラミー賞を獲得しました。
といっても、最優秀楽曲賞でこの曲を作成したsongwriterのJulie Goldに送られました。(因に、前年尾1990年に、最優秀レコード賞を"Wind Beneath My Wings"でBetteが獲得しています。この曲も良かったですね。)

そもそもこの曲は、1987年にNanci Griffith という歌手が最初にレコーディングしたという事ですが、そのときはあまり売れなかったようですが、Betteがカバーしたのが世界的にヒットして、有名になったようです。

メロディーもですが、なんて言ったってこの曲の持つ素晴らしさは歌詞だと思います。
一言で言えば、どんな事をしててもお天道様が見ているよ、だから、みんな仲良くくらそうよ、こんな美しい地球にすんでいるんだから、ですね。
そして、そのお天道様が遠くから見ている地球がいかに素晴らしいのか、が歌詞の中にちりばめられていると思います。

地球の平和を祈っているような歌。ある意味、反戦歌なのでしょうか?

特に冒頭の

From a distance
The world looks blue and green
And the snow capped mountains white
From a distance
The ocean meets the stream
And the eagle takes to flight


というところなんか、これだけの文字で青い地球の情景が目に浮かび、ゾクゾクしてしまいます。

From a distance, there is harmony,
And it echoes through the land.
It's the voice of hope, it's the voice of peace,
It's the voice of every man.


そして、every man なんですよ。一人一人がいるんです!

と書き出すと切りがないのですが、本当にじっくり聞ける曲です。

このビデオはまだBetteが若い頃なので、高音もきれいに伸びていますが、今では彼女ももう70才ですからね。最近はLasVegasあたりで公演とかしているようですが(今でも?)、とても若い頃のようには歌えていません。
それが大変残念です。ついに、日本には来る事もなかったですから。これからもないでしょう。

最近はじっくり聞ける曲が、アメリカでも日本でも少なくなりましたね。
という事で今は、BetteMidlerのアルバムが日常生活の中心になっているところです。


Bette Midler - "From A Distance" (Official Music Video)

SMAP騒動その後 

2016-01-22 19:57:53 | 音楽
SMAP解散報道が多すぎる、という不満がわき上がっているそうで。。。
ワイドショーならいざしも、普通のニュース番組でも多くの時間を割いて報道¥している姿勢に、「何なの?」と思った人も多かったようです。
特に、SMAPのSの字も興味が無い人には、当然という反応かもしれません。

そんな中、スマスマを5人で撮影後、ジャニーズ事務所の¥皆さんがレストランに集合、SMAPお帰りなさいパーティを開いたとか。
その会場から出てくるSMAP5人の姿を捉えた写真を見ましたが、いくらこういうパーティを開いても、その態度は歴然としたものでした。

要するに、木村くんは自信をつけ、他4人は顔も隠してまるで犯罪者のよう。事務所内での現在の立場を如実に現しているようです。

これが和気藹々としたはずのパーティーの終わりの態度なのかな、と、不思議な感じ。

なんか、このパーティをもって、ジャニーズ事務所はSMAPを囲い込み、造反組4人はどんな不満があっても事務所から離れられないという構図が出来たような印象。
そこにはいろんな利権が絡んでいるものと思われます。

が、この5人のうち、たとえ独立しても第一線で活躍出来るのって中居くんぐらいではないでしょうか。歌は下手だけれど、いろんなバラエティや司会などで活躍できるとは思います。木村くんは若い頃はそれなりに人気があったと思いますが、今では映画、ドラマもぱっとしないし、一人では難しいかな。あと3人も似たり寄ったりと思われます。

SMAPという名前があるからこそ、活躍できるのかもしれません。

騒動が起きたとき、「不満があったらやめれば」と思ったのですが、芸能界のいろんなしがらみを考えると、難しいでしょうね。
でも、4人はいつまで「犯罪者」でいるのでしょうか。

この数日間、このニュースで持ち切りでしたが、私の中では既に過去のものとなりました。







SMAP 何のためのテレビ生出演?。残っても以前のSMAPには戻れないと思います。

2016-01-19 12:57:12 | 音楽
昨晩のSMAPテレビ生会見。瞬間視聴率が37%越え、twitterのサーバーはダウン、という現象を引き起こし、世間の感心の高さを伺わせます。

でもあの会見を見て、この会見って結局は何だったの?というのが正直な感想。

草薙くんが、「木村くんのおかげでジャニーさんに謝る機会を得る事ができ、、、、」と言っているのを聞き、この会見って結局、事務所への謝罪を公開であの場に求めた、という事なんでしょう。そのため、ジャニーズ事務所の芸能事務所としての怖さを世間にアピールしたような印象。

それにしても、くら~い表情。喜んでいるのは木村くんだけ?
木村くんだけ事務所に残っても何もできないだろうと思うので、4人に残ってほしいと一番思っていたのは実は木村くん、とも勘ぐってしまいました。

解散する、解散しないという事は一切言っていない今回の会見。で、結局どうなるの、と聞きたいところが一般人の反応だと思います。

結局解散しないんですか???どうするんですか???

今回の騒動に関して、実は台本があって、最後はフジがSMAP特番を打ち上げて双方お金がっぽり、なんていうほんとかどうかわからない情報も飛び交っていますが、私の勝手な意見としては、結局は解散するんではないかなと思っています。いつかはわかりませんが。

朗報】SMAP解散騒動で衝撃情報 / フジテレビで復活番組「俺たちはSMAPスペシャル」を放送して復活の予定か

こんな騒動起こしてしまって、今まで通りというわけには行かないでしょう。

パラリンピックのサポーターって、こんな心にわだかまりを抱えたままでやってられますか?? パラリンピックもいい迷惑です。
オリンピックに関わっている人たちって、みんなダメになっていく。SMAPも例外ではなかったのかもしれません。





SMAP解散。でしょう。

2016-01-16 07:28:11 | 音楽
SMAP解散、というニュースが列島を駆け巡りました。NHKのニュースでもまだ解散になっていないのにSMAP解散の事が取り上げられた、という事も大きな話題になっています。

そんな中、IRONNAで行っているアンケート結果が面白い。
というのも、「SMAP解散危機についどう思いますか」というアンケートで「解散してほしくない」「解散してもいいと思う」「興味がない」の中のどれがを選ぶというアンケートなんですが、この中でどれが多かったのか。

その答えは「興味がない」というものでした。

投票人数がそれほど多くはないアンケートですが、世間一般はこんなものかもしれません。
加えて、軽井沢で大きな事故が発生したので、SMAPが解散するかしないかなどというニュースはどこかに飛んで行ってしまったような雰囲気。

この事がSMAP解散問題にどのような影響を与えるのかはわかりませんが、私の思っているところでは、これは解散しかないと思います。

国民的なアイドルと言われているSMAPがいなくなってしまうのは寂しいですが、これも時代の移り変わりと言うもの。
でも、巷ではジャニーズ事務所を辞めれば、SMAP止めると言った4人は芸能界から消えてしまうと¥も言われています。これはちょっと寂しいと思いますが。

事務所は徹底的に4人が芸能界で活躍する事を阻止するという話も。。

私はジャニーズ事務所がどれほどの力を持っているのかはわかりませんが、昨年の紅白のトリにあのマッチをごり押ししたという話も聞きます。
その結果、紅白にはしらけ鳥が飛びました。また白組の出演者の半分近くがジャニーズ事務所関係だとも言われています。

果たして、その天下がいつまで続くのか。

今回、このような内紛劇とも見える解散騒動を起こしてしまったからには、事務所も一蓮托生ではないのか、とも思えます。

事務所の力でNHKまでもコントロールしている様な印象ですが、今回のようなごたごた、そして人の恨みを買うようなやり方はいかがなものかとも思います。

いつか必ず、そのひずみが現れるのでは??


IRONNA






河合楽器で思い出すこと

2016-01-05 17:05:30 | 音楽
昨年放送されたNHK「もう一つのショパンコンクール」にもKAWAIピアノの活躍が報じられていましたが、今でこそKAWAIもピアノで非常に有名になりましたが、私が河合楽器あるいはKAWAIと聞いて頭に浮かぶのは、ピアノではなくて彗星です。

そう、夜空を飛び回っているコメットのこと。
なんの彗星かというと、イケヤ・セキ彗星で、これは1965年9月8日に発見されました。この彗星は過去数千年の間に最も明るく見える彗星の部類に入るということで有名になり、「1965年の大彗星」とも呼ばれているということです。



私がなぜこの彗星のことを覚えているかというと、私くらいの年代の人は覚えていると思いますが、当時、この彗星を発見した池谷薫さんをモデルにした映画が作られ、その映画を学校全体で体育館かなにかで観賞したことを覚えています。(リアルタイムで彗星を見ていた訳ではありません。)

また、なぜその映画のことを良く覚えているかというと、河合楽器でピアノを作っていた(と思います)人が、手作りで一生懸命に分厚いレンズを磨いて望遠鏡を作ってこの彗星を発見したということに驚いたからです。

要するに、アマチュアのコメットハンターだったわけです。
でもまだ小さかった私には、ピアノ作っている人が自分でレンズまで磨いて望遠鏡つくって夜空を観察、なんてことが想像出来ず、大変驚いたのを覚えています。第一、自分でレンズなんて磨いて作れるのか、という事にとても不思議な感じがしました。
その事実がキョーレツで、未だに「KAWAIと言えばイケヤ彗星」に直結してしまっている状態です。
実際、映画の中でもちゃっかりと浜松の河合楽器の看板と建物(昔の建物と思いますが。)が写っていました。だから、河合楽器のことも良く覚えているんです。

その影響か、ピアノはYAMAHA、です。彗星が邪魔をしてくれて、KAWAIのピアノなんて考えもつきませんでした。
私にとって、河合楽器と言えば彗星ですね。

さてその池谷さん、今現在はどうされているのか知りませんが、WIKIによれば2010年には望遠鏡のレンズの研磨の仕事に携わっていたとか。彗星発見当時のようにレンズ磨いているんですね。
通算7個の彗星を発見されているという事です。

池谷さんが彗星発見当時、もう一人の日本人、関勉さんもこの彗星を発見。国際電話なども発達していなかった当時。二人とも大急ぎで国際電報をスミソニアン天体物理観測所にある天文電報中央局に打電。このとき、「早くしないと世界の誰かが連絡を入れているかもしれない」と池谷さんが言っていたの映画の中で描かれており、彗星発見も大変な事なんだ、と言う事を知りました。

この時、関さんと15分違いという事でほぼ同時発見という事でお二人の名前がつけられたそうです。彗星発見というのも、競争が大変なんだな、と思った事も覚えています。









もう一つのショパンコンクール

2015-12-24 10:51:16 | 音楽
たまにブログを数日更新しない事が良くあります。
書きたい事は山ほどあるのですが、なんとなく気が乗らない。

でもまた気が乗ってきたので、書き始めます。

昨日は天皇誕生日でお休み。いろいろと出かけた人もいると思いますが、私は一日中お掃除。
その晩、相変わらずのように面白くもない番組の垂れ流し状況の民放。人ごみの中、映画を見に行くにもならず、どうしようかな、とテレビ番組表なるものを眺めていたら、面白いタイトルが目に飛び込んできました。
NHKBS1の「もう一つのショパンコンクール」です。

今回コンクール自体の事はテレビでは放送していなかったと思いますが、この番組では裏方のピアノ調律師およびピアノ制作会社の事を描いていました。

ピアノコンクールと言えば、主にピアニストにスポットライトがあたりますが、それを支えているピアノおよびピアノ調律師って結構重要なんだ、という事を改めて知りました。

今回のこのコンクールに使用されたピアノはS&S, ヤマハ、カワイそして前回から採用されているイタリアのFAZIOLIというメーカーのピアノです。S&S、ヤマハは長年使用されている事は知っていましたが、恥ずかしながらカワイもヤマハと同じ年月、このコンクールで使用されているとは知りませんでした。私が知らないだけで、地元ポーランドではカワイは絶大な人気を誇っているとか。
世界売り上げナンバーワンはヤマハですが。
コンクールと言えばS&Sという知識しかなかったので、日本の二大ピアノメーカーがこのコンクールでしのぎを削っているという事には今まであまり気にも留めていませんでした。

演奏前にはピアニストだけではなく使用ピアノの名前もアナウンスされるので、メーカーにとっては一つの檜舞台なんだと思います。

そのヤマハ、出演者全員のホテルの部屋に電子ピアノまで用意したとか。その甲斐あって78名中36名もがヤマハを選んでいます。予備予選では、優勝したチョ・ソンジンさんもヤマハを使用していたという事です。
途中、ピアノを変更するピアニストもいましたが、10名のファイナリストのうち結果的には7名がヤマハを弾いて勝ち残ってきたという事でした。

私のようにコンクールと言えばS&Sしか知らなかった者にとって、日本のメーカーが躍進しているという事実は本当に驚かされました。


ヤマハの花岡さん。ヤマハホームページから。

さてもう一つのピアノメーカーはイタリアのFAZIOLIというメーカー。初めて聞く名前ですが、前回から公式ピアノとして採用されているとか。そしてここの調律師さんが日本の方なんだそうです。
4つのピアノメーカーで3つまでもが日本人調律師かと大変感心🍎。ちなみにS&Sはポーランド人という事でした。

さてそのヤマハをひいて2位に入ったカナダのアムランさん
この方のピアノも悪くないと思います。実際、多くの審査員が同点という結果だったという事です。
しいていえば音色が甘すぎるかな、なんて。女々しいというか潔さがないというかなんというか。。
畳み掛けるような訴えが、ソンジンさんの演奏には有るように思えました。こうなってくると、好みの問題でしょうか。
僅差ですから。




でも、頑張れ、ヤマハ、カワイ ですね。

今回のコンクール、入賞者6名のうち4名がアジア系。欧米はどうなっちゃっているんでしょうか。調律師は3メーカーで日本人です。

Charles Richard-Hamelin ? Piano Concerto in F minor Op. 21 (final stage of the Chopin Comp. 2015)

世界的ヴァイオリニスト、ジョシュア・ベル-本当に、来日するの?

2015-12-14 00:13:14 | 音楽
KAJIMOTOが、8月に来年2016年のアーティスト来日情報を速報として出しました。

そこにオーケストラとして11月にダニエル・ハーディング指揮で、パリ管弦楽団が来日し、ソリストとしてジョシュア・ベルの名前が書かれていました。
これ、本当かな、本当だとしたら、絶対聴きに行こう!ととっても興奮したものですが、現在のHPでは「ソリスト:未定」となっているんです。

結局、来日しないのでしょうか。別のヴァイオリニスト?

ジョシュア・ベルのHPを拝見すると、相変わらず精力的にコンサート活動を行っている模様。日本ではなく、アメリカおよびヨーロッパで。
仕方がないから、アメリカ公演でも、なんておいそれとは出かけられません。

早く、次の情報が欲しいところ。

仕方ないので、彼の最新のCDでもと思い、iTunesを検索。ですが、例の「BACH」はまだ日本のiTunesでは購入できません。そこで、本当に仕方ないので、「Ladies in Lavender」のサントラ盤を購入しました。これも、以前見たときはありませんでした。
映画も良かったけれど、ヴァイオリンの音色が素晴らしかったです。

来年こそ、仕事も家族も捨て、映画見放題、コンサート行き放題、フィギュアスケート見放題、ゴルフし放題の生活を送りたい!!とは思っていますが、まず、無理ですね。。。。。

最新のジョシュア・ベル
小沢征爾さんと。




ショパン国際コンクール2015 優勝したチョ・ソンジンさんの演奏が凄すぎる

2015-12-06 17:25:13 | 音楽
今年がショパン国際コンクールの年だったという事を全然忘れていたというか、最近はあまり興味が持てなくていました。
が、最近、既にコンクールは終了し、その優勝者というのが、韓国のチョ・ソンジンさんという若干21才の青年という事を知ったのです。

韓国の人がショパン国際コンクールで優勝って、どういう演奏するんだろうと興味が沸き、早速YouTubeで拝見。ファイナルの演奏曲はピアノ協奏曲第1番でした。

それを聞いて、、この方はもうプロですね
21才とは思えません。また一つ一つの音がとってもクリアで、かつ、とても力強い。それなのに音がとても繊細です。ピアニシモの部分も途切れる事がなく、その力強さとクリアさが続いていっているような印象。さらっと弾いているように見えますが、それなのにそこにはものすごい感情がこもっているように思えます。音の強弱の付け方も流れるような感じで、途切れるところが全くありません。
あのブーニンさんの再来かとも思えますが、ブーニンさん以上の実力と思えました。

ソンジンさんが若干15才のときに浜松国際ピアノコンクールで優勝したという事ですが、そのときの審査委員長であった中村紘子さんが「久々に聴いた桁外れの才能」と感想を述べたという事ですが、その言葉に100%納得がいきます。

こんな才能の持ち主もいたんですね。最近、あまりクラシックのスターって出ていないなと感じていたばかりなので、ソンジンさんの出現に大変興奮している状況です。

ネットで見たら、今回のコンクールの採点でいろいろ問題があったとか。フランスの審査員が10点満点のうちたった1点しか出さなかったということです。この演奏で一体どうやったらそういう点数になるのか全く理解できません。
その他の審査員は8点とか9点とか出しているのにですよ。何か意図があったのかしら?

ただ、非常に弾きなれているという印象も受けてしまうので、そういうところが気に入らなかったのかもしれません。

今回の彼の演奏を聴く限り、今後のクラシック界のスターになるのは間違いないと思います。
残念ながら韓国の人なので、日本ではあまり報道されないのではないでしょうか。ブーニンさんの時は大騒ぎで、NHKでも大々的に特集組んでいたのにですよ。
もっと日本でも紹介して欲しいですね。

演奏に対して、好き嫌いがあるとは思います。ファイナリストの他の演奏も聴いてみましたが、個人的な意見として、ソンジンさんのようにクリアな音質で弾いていらっしゃる方はいなかったと思います。日本の方も10年ぶりにファイナルに進出したという事ですが、なんとなくまどろっこしいような印象を受けてしまいました。2位の方は、ソンジンさんのように一つ一つの音があまりはっきりしていないような印象。つながって聞こえてしまう。

1月には今回のコンクール入賞者のガラコンサートがあるそうです。とっても行きたいですが、日曜日のコンサートは大阪のみ。大阪まで行っていられるかい、という状況!
せめて木曜日の東京に行きたいですが、平日はなかなかね。。

こればっかりは、都会に住んでいる人がうらやましい🍎

ソンジンさんの白い青年の指が大変印象的なビデオでした。🍎🍎🍎

日本の若きピアニストの方々も頑張って🍎



Seong-Jin Cho ? Piano Concerto in E minor Op. 11 (final stage of the Chopin Competition 2015)

私のiTunesライブラリにSMAPのTriangleが。。。

2015-06-20 22:20:27 | 音楽
今日ドライブ中にiTunesを聞いていたところ、なんと、SMAPのTriangleが流れて来ました。

えっ、SMAPの曲なんて入っていたっけ、と記憶の糸をたどってゆくと、おぼろげに,ちょっと前に、この曲についてラジオで説明していた番組を聞いた事があったことを思い出しました。
最近の事だと思いますが、まるで、記憶喪失になったみたいに良く覚えていません。私もアルツハイマーになったんでしょうか
運転中だったから良く覚えていないのです。

という事は別にして、ラジオでこのTriangleが何かのテーマソングになったみたいな事をしていたように記憶しています。その中で、ゲストの女性の方が(これも誰だかよくわかっていない)、何かのテーマソングという事で今はiTunesでも購入できます、なんて事を話していたのです。

そこに飛びついた私。早速、家に帰ってからITunesStoreで、たぶん、そのゲストの方の名前で検索したと思うのですが、ありました。
で、ダウンロードしたと思います。Triangleのシングルです。

でも、そのときは購入しただけで満足して、そのままだったように思います。

そこで、改めてStoreの購入記録や私のほうのiTunesの最近購入したものも調べたのですが、なんと購入した痕跡がない

ではこのTriangleはどこから来たのでしょうか🍎

確かにITunesだったと思うのですが、今この曲をiTunesStoreで探しても全然出てきません。

ジャニーズ系はネットでの曲のダウンロードを禁止しています。
こういう方針って、歌手を守るというか、著作権、肖像権やCD産業を守るような意味合いがあると思いますが、一般人から考えたら、もったいない話と思います。昔はあまり興味がなかった歌手や歌も、後になって興味が出てくる事もあります。でもいざその歌を聴きたいと思っても、昔のCDを探して購入するのは難しいです。また、そこまでする気合いがありません。
そういう曲でも、iTunesとかにアップしてもらうと、いつでもどこでも購入できて聞く事が出来るので、本当に楽ですよね。
CDは面倒なので、今は全く購入していません。

ジャニーズ系のグループの歌だって、おじさんおばさんも聞きたいと思っている人も多いのでは?
だから、新規ファンの開拓を逃している感じですね。

最近はサザンオールスターズとか松田聖子ちゃんの曲もiTunesStoreに登場して、あの頃買いそびれたCDも購入できるのがイイですね。数年前とは、歌手や事務所さんの方針が随分と変わってきたように思います。

それにしても、私のライブラリの中のTriangleの出所がわからず、もやもや
でも改めて聞いていみると、とっても良い曲です。

ジャニーズの会社の人、他のSMAPの曲も聴かせてください!!


秋吉敏子さんという老後

2014-08-29 10:03:12 | 音楽


秋吉敏子さん。🍎🍎🍎

久しぶりにテレビで拝見しました。
もう84歳なんですね。ですが、とっても元気。テレビで拝見するだけですが、テレビに映っている姿を見ると、とても84歳とは思えません。
元気なお年寄り、と言われている人は世の中にたくさんいますが、秋吉さんはさらにその上をいっているようなスーパー84歳という感じです。

こういう人を見ると、自分の老後ということを考えてしまいますが、とっても参考にしたい84歳の過ごし方を送っていらっしゃいます。

まず驚いたのは、未だ衰えていない向上心ですね。
秋吉さんと言えば、すでにジャズ界では大変有名な方。その楽曲のレベルもとうに一流を超えています。
それなのに、もっと素晴らしいものをと曲作りに励んだり、ピアノの技術を磨いた入りしています。
一流といえどもさらに素晴らしいと思える音楽を表現して行かなければいけない、そういう義務が私にはある、という言葉を聞いたときは驚きました。

こういう人ですから、不平不満を言わない、その時その時を一生懸命生きている印象です。ですから何でも自分でやる。
車の運転なんかみていると、とても84歳とは思えない運転技術。料理ももちろん。
そして、リハーサルでは納得のいくまでとことんリハーサルする、という感じです。
ピアノの音色も全く衰えている感じではなく、未だ力強いです。まだまだ指の力は十分、という印象ですね。

男性的な方です。

あと20年以上はだいじょうぶじゃないか、なんて考えてしまいますが、力強いソウルフルなジャズを聴かせていただきたいですね。

こういう方を見ていると、自分の老後も秋吉さんのように過ごしたい!と思ってしまいました。
健康で自分のやることがあり、その中で輝き続けられる人生。
こう考えると定年なんて必要ではないのではないか、と思います。やることがなくなると、人って急に老けますからね。
定年してもその後、自分が夢中にできることがあれば良いかもしれませんが。。

でも、ちょっとした怪我とか骨折とか起こしてしまうと急激に体力が弱ってきますから、秋吉さんも十分注意していただきたいと思います。

ということで、少しでも元気をいただけるようにと、秋吉さんの「滞米50周年記念日本公演」なるCDを購入!
(本当はiTunesですが。)
楽しんでいます。


渡米50周年記念日本公演
クリエーター情報なし
ティートックレコーズ