最近、浅草神社が話題になっています。
それは三社祭で特別御朱印の頒布中止の発表をした、という事で注目を集めています。更に、公式Fcebookで表明した神社の意見も、話題をよんでいます。
特に次の箇所、
ただ、残念ながら中には、対応に当たっている神社職員や巫女に対し、
暴言・恫喝また暴力に近い行為に及ばれる方、
1人の職員を取り囲み罵声を浴びせられる方々、
説明をしている最中に大声を出し遮られる方、
遠方よりお越し頂いている事を理由に特殊な対応を求められる方、
整理券をひったくるように受け取られる方、
神社をサービス業と捉えられ、受付時間の変更を提案される方、
「こっちはお客さんだぞ」と仰る方、、、(こちらは二度と来社されないでください)
ましてや、神社が税金で維持管理されていると思っている方、
そして、神社に対し、全ての方に合わせた対応・改善を現場やSNS等で求められる方、
含め、その時その時の対応を批判される方々が何人もいらっしゃいました。
祈りと感謝を捧げる信仰の場である神社に対し、個人の価値観による利便性を求められる風潮となり、大変残念に思います。
って、これを読んだ私のような読者のほうが、こういう人もいるのだという事にのけぞるくらい驚いてしまった。
神社側が書かれているように、「個人の価値観による利便性を求められる風潮となり」というところ、大いに賛同いたします。おそらくSNSで神社批判を展開している人もいるようですが、御朱印ってスタンプラリーではないんだから、SNS上で神社側の対応を批判する人こそ、知識がないという恥のうわぬりをされているのではないのかと思ってしまう。
神社ってサービス業じゃないんだから、上に書かれているような文句を言うこと自体がお門違いと思えてしまいます。レストランで十分なサービスを受けなかった、ということとは訳が違うと思います。
一体、御朱印って何のために集めているんですか?
こんな遠くの神社に行ってきた、というような見せびらかし?こんなに沢山の御朱印をもっているというひけらかし?或いはフリマとかで高く売るため?
私は方々の神社に良く伺いますが、御朱印ってもらったこともないし、実はあまり興味もありません。というのは、神社仏閣に伺うのは、まずお祈りありきだから。御朱印をもらうためだけに行くことなどはただの一度もありません。
長野県の一宮である諏訪大社でも、御朱印なんてお願いしたこともないです。まあ、毎月というぐらい伺っているし、今日が最後という訳でもありませんし、まず、お祈り、ですからね。時間があれば、正式参拝が当然。
御朱印で文句を言っているような人たちって、神社ってどういうところなのかという事をご存じないのかもしれません。まず、神社とはという事をきちんと知るべきなのではないでしょうか。
御朱印集めはその次、だと思います。
また、こんな事になるなんて、フリマとかで売買できるという事が大きいと思う。こういうものは売買禁止、ということには出来ないものなのでしょうか。
御朱印って物品ではないのだから。
それでもヤフオクとか見ると、かなり高値で売られていて、目が点。一体、元値っていくらなんでしょうか。
これが、いずれ、何年かしたら、「鑑定団」とかに出品されるようになったら、世も末、かも。
こんなように、御朱印が物品の様に売られていく現実には、浅草神社の人と同じく、本当に残念に思います。
また、参拝客の少ない神社では、御朱印がビジネスの一環となっているという事もあるようです。昨今の御朱印ブームと神社のあり方について、神社会でいろいろと話し合ったらどうでしょう。神社会全体として御朱印をヤフオク、フリマとかでは売買しないように正式に要請するとか。。