LOVE - GOLDEN APPLE

投資とフィギュアスケート、映画とドラマに政治、その他諸々。
自分の興味ある事を勝手に綴っているブログです。

尾崎紀世彦さんという歌手

2024-06-05 23:18:00 | 音楽
恥ずかしながら、最近まで私は、尾崎紀世彦さんはあの大ヒット曲 また逢う日まで だけの一発屋、と思っていました。
しかし、実際は違っていたんですね。

これほど、歌がうまかったとは❗️それに、いろいろな歌番組に出演していたということも、実は初めて知りました。カバーされていた歌も多く、英語の発音も完璧すぎて、さらにびっくり‼️

でも、ご自分の歌がなかったのか、世間的にはそれほど取り上げられなかったと思いますが、これだけの歌唱力、もっと認められても良かった、と思いますが。。




歌い方とか声が布施明さんとそっくりのようにも思えますが、布施明さんは一生懸命に歌っているのに対して、尾崎紀世彦さんはサラッと歌えているのが、違いだと思います。

しっかし、尾崎さんのような歌手は、今、世界には誰もいないというか残っていない。
圧倒的な歌唱力と一瞬でその場の空気を変えてしまう個性。歌の表現力が違ってきている現代では稀有な存在です。

私としてはじっくり聞かせてくれる歌手の方が好みかな。全く、今では、みんないなくなってしまった、ような状況になってしまいました。

そして、今ではYOASOBI とか ADOのような、昔では想像もつかなかったようなリズムと歌詞の歌が世界を席巻しています。これも、時代の流れでしょうね。

余談ですが、昔の歌番組は、オーケストラとかバンドをバックに歌手が歌う事が多かったように思えますが、そのようなことをテレビで見れなくなったのは残念です。
オーケストラの皆さんの様子とか指揮者の方を見るのも楽しかったのです。が、紅白なんか別室で、なんて、演奏する人は邪魔者のような扱い。指揮者や演奏者も、歌を作っている歯車のようなものではないでしょうか。

フジコ・ヘミングさん、安らかに。

2024-05-25 19:58:00 | 音楽
先日、ピアニストのフジコ・ヘミングさんが92才でお亡くなりになりました。

最後まで個性的なピアニストだったと思います。ピアノも人生もファッションも、全てが個性的でした、が、人を惹きつける魅力は凄いものがありました。そして、ピアノに対する情熱は人の何百倍もあったと思います。

92才。大往生です。

しかし、小澤征爾さんもいなくなり、再び、偉大な音楽家が亡くなってしまった、と言うのは淋しい限りです。
が、フジコさんの演奏とその生き様は、これからも人々の心に音楽の灯を照らしてくれると思います。

ご冥福をお祈りいたします。










小澤征爾さん、、、、

2024-02-12 22:54:00 | 音楽
小澤征爾さんが亡くなりました。

小澤さんは2010年に食道がんになられ、そのほかにもいろいろな病気と闘っておられましたが、2024年まで頑張って生きてこられました。
が、ついに力尽きてしまわれました。

小澤さんにとって、この14年間の闘病は、無念だったかもしれません。
それだからこそ、この時の涙は忘れられません。この演奏、涙無くしては、見られません。





でも、小澤征爾さんには最後まで笑っていてほしかったな。
人は誰しも寿命があって最後があるのです。たとえ、病気になっていたとしても、次の世界につながるように、笑顔でいてほしいと思うのです。
小澤征爾さん、最後は眠るように亡くなっていたそうなので、穏やかで良かったですね。

クラシック音楽会の一つの大きな星が消えてしまって、とても寂しく思います。

世界中から 追悼が、、。










長野オリンピックの開会式で一番好きだったところが、世界を結んだ第九の輪。






ご冥福をお祈りします。
そして、ありがとうございました。





Himariさんとか山田凛仁くんとか、日本のgiftedが凄すぎる

2023-08-13 23:57:00 | 音楽
将棋の世界で活躍中の藤井聡太さん。初めてその名を一般人でも知ることができた時には、驚きでした。が、将棋のことを良く知らない者にとっては、藤井さんの存在がどれほど凄いことか、はっきり言って良くわからなかったです。

が、最近、クラシックの世界でもgiftedと呼ばれる日本の子供達の存在を知って、とっても驚きました。
特に、今はHimari という名前で活躍している、吉村妃鞠さんのバイオリンには驚きました。




バイオリニストのお母さんと一緒の演奏会のポスターですね。


 
Himari さんは2011年生まれということですから、現在は12才でしょうか。が、既に4才ごろから様々なコンクールで優勝していて、「凄い子がいる」とその界隈では有名だったようです。

9才の時の演奏がこれ。審査員の表情が面白いですね。

天才バイオリン少女 吉村妃鞠 Himari 8才 サラサーテ ツィゴイネルワイゼン Sarasate: Zigeunerweisen   (2019年ロシア第二十回シェルクンチク国際音楽コンクール)

そしてこれが、今年のコンクールで優勝した時の様子です。

天才バイオリン少女 吉村妃鞠 Himari 11才(モントリオールミニバイオリン2023優勝) ANTONIO VIVALDI The Four Seasons, Op. 8: II. Summer

私がHimariさんの凄いと思ったところは、バイオリンを演奏するときに全く気負いがないというところ。一流と呼ばれるバイオリニストの方達でも、演奏会では体の中から絞り出すように演奏している方が多いですが、そういうところが全くない、本当に自然に演奏しているところにびっくり‼️そして、音自体も大変力強いです。とても9才の、そして12才の少女が演奏しているようには思えません。

本来なら慶応幼稚舎に通学している小学生のようですが、アメリカのカーティス音楽院に在籍しているようです。でも、どうしてもアメリカなのかなあ、と個人的には思ってしまう。というのも、アメリカ人には今後も世界的に活躍できるようなソロバイオリニストとかピアニストは生まれないのではないのか、と思っているので。たとえジュリアードとかでも。
ジョシュア・ベルさんだって出身はペンスルバニア大学ですから。

Himari さんの他に、 村田夏帆さんという方もおります。現在、東京音大附属高校生のようです。

SINCRONìA - Concerto integrale Natsuho Murata (4/3/2023)

Himari さんよりは大人びた演奏と思いますが、素晴らしいですね。

そして、ピアノ部門には山田凛仁くんという方がいます。まだ12才。

Rihito Yamada(age10)JAPAN Debussy L' Isle joyeuse 山田凛仁(10歳)喜びの島

もう、テクニックは完璧のように思えます。

バイオリニストの三浦文彰さんも、16才の時に素晴らしい演奏でコンクールで優勝しています。

【海外の反応】前代未聞!世界最難関コンクールに出場した16歳の日本人の少年がおどおどした様子、場違いだ!と言いそうにしてた観客たちが驚愕した理由

さて、このgiftedの子供たちがどのような演奏家になるのか、楽しみですね。

最近のクラシックの世界での日本やアジアの人の活躍が目覚ましいです。






中森明菜ちゃん、デビュー前から歌が上手かったのね。

2022-12-04 22:45:00 | 音楽
又、紅白の時期になってきました。とは言っても 、全然興味がないんですが。今年はおそらく全然見ないかも。
が、矢沢永吉さまが歌う時だけ、見るかもしれません。

こういう時期になると、話題になるのが中森明菜ちゃんのこと。紅白で歌うとか歌わないとか、、、。が、私としては、痩せ細った体で歌う姿は見たくないかも、とは思ってしまいます。

ところで、最近見つけたyouTube の動画。こんな時もあったのねえと思うと同時に、明菜ちゃんって、デビュー前から歌が上手かったのね、と改めてびっくりしました。
岩崎宏美さんは幼い頃から松田トシさんから歌のレッスンを受けていたというのは有名だったので、知っている人も多いと思いますが、明菜ちゃんは歌のレッスンを受けていたなんて話は聞いた事がないので、元々上手かったということなのでしょうか❓
音程の狂いも殆どなく、声の質も伸びもとってもいいです。この動画見ながら、歌うまいよねえ、と改めて感心しています。それに、舞台度胸が完璧すぎます。言われなければ、オーディション番組とはわからないかも。

40!!-3

この番組、スター誕生❓ですか❓
最終決戦の時は坂本九さんでしたっけ❓合格者にはプラカードが上がる、というのは覚えていましたが、誰が司会していたのかはさっぱり覚えていません。萩本欽一さんは知っていますが、、。 
と、wiki で確認したら、坂本九さんは3代目、なんですって。

明菜ちゃん、頬もぷっくらで歯も揃っていませんが、すでに「歌手」という雰囲気ですね。
でも、ここに辿り着くまでには、何回も落選しているんですよね。そして執念でもぎとったこの最終決戦。で、多くのプラカードが上がりました。

本当に、歌手になりたかったのですね。
落選した時の歌い方ってどうだったのでしょうか。 でも、何回も落とされたからこそ、頑張ったようです。

それにしても、人生に「もしも」はないですが、明菜ちゃんが順風満帆な人生を送っていたらどうなっていたんでしょうね。歌の世界では、トップを走っていた明菜ちゃんですが、オトコには恵まれなかったようです。
そして今では、家族とは戸籍上でも縁を切っているようですが、お金の事がいろいろ絡んでいるのかどうかわかりませんが、悲しいですね。

ファンの皆さんは、明菜カムバックを望んでいられるようですが、いろんな事が大変のようで、難しいようです。
昔の動画でも見ていましょう。

でも、高音域では結構声が伸びていたのに、低音になるとボソボソとした歌い方で、あまり好きではなかった時期がありました。特に最後の頃。バンドの音にかき消され、何歌っているのかさっぱりわかりません。曲の音程をもっと選んだほうが良いのでは、と思っていましたが。疲れていたのかな❓




久しぶりのブーニンのピアノを聴きました。それでも私はピアノを弾く~天才ピアニスト・ブーニン 9年の空白を超えて〜

2022-10-25 15:29:00 | 音楽
NHKで、ブーニンの事が放送されていました。実は、9年ぶりのリサイタルをこの6月に、八ヶ岳音楽堂で行っていたようです。

最近、ブーニンの名前聞かないなあ、と思っていたら、こういう事だったんですね、とNHKの番組を見てびっくりしました。



衝撃の1985年のショパンコンクールから、はや37年。当時19才だったブーニンも57才です。先天性の糖尿病に加えて、足首を骨折したりと、この9年間は病気との戦いだったようです。


Stanislav Bunin plays Chopin Piano Concerto no. 1, op. 11 - video 1985


ヘタをすると足切断だったようですが、そうするとピアノがもう弾けないということから、頑張って足を温存したのだそうです。
その間、ピアノも弾けず、リハビリに専念する毎日だったでしょう。今回、カムバックできたのも、ご本人はもとより、奥様とかお友達のサポートがあってからこそ、と思いますが、やはりご本人のピアノを弾きたい❗️という気持ちを捨てることは出来なかったのではないでしょうか。

今回、音楽堂で弾いた演目は、若かりし頃のダイナミックさには欠けるかもしれませんが、はっきりとした音の中に繊細さと美しさを感じる高音の素晴らしさとかは全く消えていませんでした。なお、繊細さが引き立っているようで、この9年間の苦しかった経験が、そこに凝縮されているような感じがします。

また、ブーニンの演奏を聴き、1985年のショパンコンクールで大騒ぎになったあの日々のことが思い出されました。
その後、2大会続いて優勝者が出ず、一時期はコンクール自体に興味を失っていました。そして2005年にはブレハッチがダントツの優勝となるわけですが、彼の演奏はまたブーニンとは違う繊細さを持ち合わせていると思います。

さて、ようやくカムバックしたブーニンの演奏を実際に聴いてみたかった、ととっても残念。八ヶ岳音楽堂も近くなんだから、行けば良かったと思うのですが、第一、ブーニンがリサイタルをしているなんて全く知らなかったのですからしょうがないです。

と、とっても残念に思っていましたが、来年の秋、リサイタルツアーを日本で行なうんだそう❗️
これは日本のファンには嬉しい知らせですね❗️
チケット買わなくっちゃ❣️





今年、昭和女子大人見記念講堂で行われたリサイタルです。

スタニスラフ・ブーニン ~再会~  Special Edition トーク付き

最近の歌手の皆さんって個性がない気がする

2022-05-13 23:45:00 | 音楽
なんて、生意気のようなことを言ってしまいますが、、。

朝からミスターチルドレンがどうとか、とかテレビでやっていましたが、実は私はこのグループのことはよく知らないのです。ミスターチルドレンという名前はまあ、知ってはいますが、ではどういう歌❓と聞かれてもよくわからない。
あのテレビドラマ、コードブルーで流れてきていた歌、と言われて、ああ、あの曲、ぐらいの認識しかないのです。
そのほか色々ヒット曲が色々あるようですが、私の印象ではみんな同じに聞こえてしまって、全然頭に残らない。それに、どういう人が歌っているのかさっぱり。

ですから、ミスターチルドレンのことを熱心に話されているアナウンサーの話には、ぽかーん、という感じ。

ミスターチルドレンだけではなく、そのほかの有名と思われる二人組とか三人組の名を知られたグループもいますが、みなさん同じような印象。
聞いたことがあるような歌ですが、ぜ〜んぶ同じに聞こえてしまって、全く印象に残らない。

昔は良かった、というわけではありませんが、昔の歌手の皆さんの方がもっと個性的で、歌に関しても、もっと強いインパクトを世間に与えていたような印象もあります。三人組でも、三人が三人とも個性的で印象が強い、というか。

最近はそんなグループなんて消滅してしまったような感じに思えます。

欧米ではどうなんだろう。最近は、世界的なヒット曲なんてないように思えるのですが、若者たちに受けている歌ってあるのでしょうか❓

グラミー賞もさっぱり。
昔が懐かしい、なんて言っちゃ、おしまいですかね。

久しぶりの東京です❗️ブレハッチのリサイタルに行ってきました❗️

2021-10-24 20:52:00 | 音楽
ブレハッチのリサイタルは最高に良かった❗️
東京は普通に混んでいた❗️

というのが今日の感想。






一体、どれくらいの期間、東京に来ていなかったのだろう。
コロナ騒動後は、新幹線も乗ったことがなかったので、新鮮な感じの東京までのプチ旅行でした。

しっかし、東京は疲れる❗️なぜかというと

地元にいるより歩くから。


特に、車ではなく電車を使うと尚更。本当は、歩くのが嫌だから車で行きたかったのですが、しばらく都内を車で走ったこともないし、リサイタルの時間に間に合わないと大変なので、新幹線を使用しました。

田舎では、チョットそこのコンビニへ、と言っても、歩いていく人なんて殆どいません。みんな車。だから、歩かなくなります。たまに、誰もいない道路を一人で歩いていると、あの人、何やってるの、と噂されるのがオチ。
それに、都会だと、駅の中を歩かないといけないのですが、それがまた、大変です。
人が多いから。それで、さらに疲れてしまう。階段の登り下りもありますし。

今日の新幹線は、行きははくたか。混んでいるかな、と心配しましたが、逆方向なので、普通に空いていました。
何事もなく東京駅に到着したのですが、そこからが大変。リサイタルの会場のサントリーホールにまでどうやってたどり着いたら良いのか❓

佐久平駅は裏口から。駅の中に入るのも久しぶり。


鯉の装飾。


ポケモンと一緒。

駅の構内はお酒の樽がお出迎え。


空いているかな。


東京駅に着きました。





東京駅からサントリーホールまではどうやって❓

色々調べて、丸の内線を使って国会議事堂前まで行き、そこから溜池山王という駅で南北線に乗り換えて六本木一丁目まで。と、それを実行しましたが、この国会議事堂前から溜池山王まで歩くこと歩くこと。こんなに歩くのお〜〜〜〜、とダウン寸前でようやく溜池山王駅に到着して南北線に乗り換えて、無事にサントリーホールに到着❗️

それにして、六本木一丁目に止まる南北線っていつ出来たの❓あったっけ❓

サントリーホール前も、昔々に比べたら、とっても華やかな場所になっていました。今日は何かイベントが行われていたせいか、人でごった返していました。洒落たレストランも沢山あって、いいなあ、と通り過ぎてホール内へ。

この奥がサントリーホール。









10月はじめは、ショパンコンクールで盛り上がっていましたが、ネットを見ていて今回のリサイタルを発見❗️思わず、申し込んでしまいました。
本当は東京近郊では2公演だけだったようですが、急遽今回の公演が追加されたとか。
当日券も発売されていたようですが、客席はほぼ満杯です。

やっぱり、ネットでピアノのリサイタルを聴くのと、今回のようなコンサートホールで聞くのは随分違いますね。
ショパンコンクールも実際の会場で、聴いてみたいと思いました。

それにしても、ブレハッチさんの正確なタッチと指使い。ピアニッシモでもその響きは全然衰えることがありません。ホール中に響き渡るというか、、、。
それに、あれだけの実力の持ち主なのに慣れたところがない、というか、驕り高ぶったところがないというか。いつでも若き清楚な青年のような雰囲気。

もっと聴いていたかった、、。

今度は、東京では、オペラシティでのリサイタルだそう。そこではどういう響きになるのでしょうか。日本での公演は全部で6ステージ。

良かったあ、、という余韻を残して、今、新幹線の中でこれを書いているところです。

ブレハッチさんは、ショパンコンクールで優勝したあと、リサイタルやらコンサートに力を入れるだけではなく、大学で哲学の勉強をして、博士号まで取得しています。それも、ピアノの演奏に役立っているのだとか。
哲学って突き詰めれば、神の領域に入り込むと思う。音楽も哲学と同じ要素があると思います。ブレハッチの演奏は、ただ上手、だけではなく、心を揺さぶられる何かをうちに秘めた、神の領域にまで入り込んだ演奏のように思えます。
だから、いつまで経っても色褪せないというか飽きないというか、初々しい、というか、透明感というか、、そんな事柄を秘めた演奏だと思います。
そういうことを考えると、ショパンコンクールの入賞者でさえ、ブレハッチの足元にも及ばないように思えてしまいます。

前回の優勝者、ソンジンさんもとっても上手ですが、ブレハッチのような演奏ではない、と思う。
コンクールの採点で、1点しかつけない審査員もいましたが、今ではその審査員の気持ちもわからないでもないかも。





東京駅も普通に人でいっぱい。
もう、コロナは過去のことのようです。だって、本日の東京での新規感染者数は26人ですから。1000万人の26人って、、、。

東京駅の駅ナカも随分と洒落たレストランが増えているように思えました。

やっぱり、たまには都会に行かないと、と思った次第。
なぜかというと、一応おしゃれするし、都内では歩くから。田舎だと、着る物もどーでも良くなっちゃうというか。田舎だけにいると、早くババくさくなるかも。

田舎に住んで、たまに都会に行く、という生活が理想かもしれません。
また、こういうリサイタルに行きたい。

ショパンコンクール優勝者のリサイタルが、もう11月に行われるようです。でも、平日だから行けない。。。。
日曜日のマチネ、でお願い❗️




ツィメルマンも来日するようです。
これも、平日だから行けない、です。

















ショパン国際ピアノコンクール 結果発表❗️

2021-10-21 13:42:00 | 音楽
小林愛美さん、4位入賞おめでとうございます。👏👏👏👏👏

反田恭平さん、2位入賞おめでとうございます👏👏👏👏👏


たまたま結果発表をYouTube で見てましたが、はっきり言って、何を言っているのかわからなかったです。4位に小林さん、レオノーラさんが5位というのは分かったのですが、名前がたくさん上がっていて何がなんだか。
反田さんが2位というのもわかるのですが、ガジェブさんは3位❓なの❓

なんと1位の方はは、いつも順番が最後の方で、あまり演奏を聞く機会がなかった、要するに、私にとってはノーマークのブルースさん❗️というのには驚きました。

で、ガルシアさんは❓と思っていたら、結果は以下のとおりに。



今回は 2位と4位に2人ずつ。
なんか、複雑な結果だなあ、というのが感想の一つです。

今回も、惜しくも日本人初の優勝はできなかったですが、愛美さんは前回の雪辱を晴らして見事4位入賞。反田さんも評判が良く、内田光子さんとタイの2位となって、良かったです。

愛美さんもは今回も入賞せず、反田さんも6位とかになったらどうしよう、と思っていたのですが、2人揃っての入賞で本当に良かったですね。

そこで、今回、どのような理由からブルースさんが1位になったのか聞いてみたいですね。私はファイナルもまだ聞いていないので、なんとも言えません。でも、ファイナルではスタンディングオベーションだったらしいです。
でもブルースさん、副賞は取れていないので、全体的に良かった、ということなのでしょうか。

今回の総合得点は、ファイナルと全ての演奏を含めて、だそうです。早く、得点表を見てみたいですね。

と、おめでたい結果になりましたが、超個人的な意見では、反田さんって、もうちょっと新鮮味があるといいんだけど、と思ってしまう。全てに慣れた感じがしてしまって、、、。そんなこんなで、良いポジションに行くことはできるけど、優勝は無理かな、と思っていました。それに、愛美さんのピアノの音は大変素晴らしいと思いますが、協奏曲となると、オーケストラとのアウンの呼吸がまだ足りないのかもしれないと思ってしまいました。オーケストラが若干やりにくそうだったかなあ、なんて。一人で弾いているだけのように思えてしまった。

それにしても、17歳のJJくんが6位入賞です。中国のハオラオさん、ロシアのエヴァさんという17歳トリオは、今後も世界で活躍していくかもしれないですね。

反田さん、小林さんの凱旋公演が楽しみですね。

あ〜あ、ショパンコンクールも終わってしまいましたね。




ショパン国際ピアノコンクール ファイナルの演奏が始まりました。反田さん、登場❗️

2021-10-19 13:34:00 | 音楽
今回のショパンコンクールもいよいよファイナルとなりました。

昨晩というか本日には、日本の反田さんが登場❗️すっごく落ち着いていましたね。聞けば、指揮者の方とは、既に何回もご一緒されているとか。ご自身もオーケストラをコントロールしているような感じで、さすがです。

巷では、今回の反田さんの演奏を絶賛する感想で溢れています。



では、私はというと、反田さんの演奏は確かに素晴らしかった、と思うのですが、どうも、スローパートがとっても気になってしまった。大変抑揚をつけて丁寧に弾いていらっしゃるんですが、なんか、そこで、浮かんでいた情景が途切れてしまうというか、、、。そこがとっても気になった。
チョ・ソンジンさんも割と抑揚を自分なりにつけてスローなところを弾いていらっしゃいますが、途切れるような感覚はありません。

どっちかって言うと、個人的には反田さんの後に弾いたイタリアのレオノーラさんの方が好みです。音がキラキラしていたし、音符が踊っているような印象。カーテンコールもありましたね。ファチオリというピアノもなかなか良いです。彼女は良いポジションまで上り詰めるのではないでしょうか❓

愛美さんは、どんなショパンを弾くのか楽しみですね。
最終日は愛美さんとヤクブさんが続けて演奏、って、それもまた楽しみですね。

とは言っても、今回のコンクール、以前のように、この人と言えるような人がいないかも。
まさか、1位なしの2位とかのような採点にはならないでしょうね、なんて。そんな事も心配してしまう。

1985年のブーニンは絶対王者でした。
ブレハッチも。
ソンジンさんも。

今回は❓

では、歴代の優勝者の演奏をお聴きください。3人とも、私が好きなピアニスト。

なお、これは私の超勝手な超個人的な意見ですので、文句はご容赦を。




Stanislav Bunin plays Chopin Piano Concerto no. 1, op. 11 - video 1985

Chopin Piano Concerto N°1 full by Rafal Blechacz (One of the best renditions)


Seong-Jin Cho – Piano Concerto in E minor, Op. 11 (final stage of the Chopin Competition 2015)


ショパン国際ピアノコンクール  ファイナリスト12人が決定しました。

2021-10-17 19:26:00 | 音楽
ショパン国際ピアノコンクール

も3次予選を終了し、ファイナリストが決定しました。



5人の日本人ピアニストの方が3次予選に進みましたが、その中の小林さん、反田さんがファイナルに残りました。
う〜ん、角野さんも残れるのでは、と期待はしていましたが、残念ながら、選ばれませんでしたね。ちょっと焦っていたかしら❓
注目していた進藤さんと古海さんも非常に良かったのですが、ファイナルは難しいかなあ、とは思っていました。

さて、日本人初の優勝はなるか⁉️

というところですが、是非にでも誕生してもらいたいものですが、なんとも言えません。

絶対に、反田さんが、小林さんが、とも言えませんねえ。
他の方達も非常に個性豊かですし、誰が優勝してもおかしくないかも。裏を返せば、この人❗️と思える人がいないからかも。

日本人方以外に私が良かったなあ、というような印象を持ったのは、

イタリアのレオノーラさん、カナダのJJさん、イタリア/スロヴェニアのアレクサンダーさん、ポーランドのヤコブさんと韓国のイさん

です。

最後のポーランドと韓国の方は侮れない、と思います。特にポーランドのヤコブさん。
こういうメンバーに小林さんと反田さんが立ち向かえるのか⁉️

ファイナルでの演奏が楽しみですね。
あと19時間後❓

ショパン国際ピアノコンクール  第2次予選の結果発表がありました。

2021-10-14 00:34:00 | 音楽


という結果でした。

Twitterなどでは、注目の牛田さんが選ばれなかったのが話題になっています。
私もそう思ったのですが、実際に日本の角野さんとか反田さんとかと聞き比べると、どうしても牛田さんの方が劣る様に聴こえてしまう。反田さんの演奏を聞いてから牛田さんの演奏を聞くと、やっぱり反田さんの方がいいかなあ、とか。

前者二人の演奏はというと、音の響きというか演奏自体が、もう、完成されている様な雰囲気です。
それに、丁寧に力強く感情的に弾く、事を飛び越えて、その先のものを、このお二人の方は手に入れているような感じ。

牛田さんは、今回のコンクールの敗因?についてTwitter に投稿されています。本人も納得していることなんでしょう。
牛田さんの演奏は、悪くいえば、教材のお手本の様な感じ。テクニックはいいんだけど。
その先のものには、まだ、手が届いていないようにも思えます。これには、年齢が関係しているのか、とも考えますが、進藤さんなんて、まだ19才ですが、すでにその先のものに手が届きつつあるようにも思えるので、年齢ではないのかもしれません。

また、音の響きなど、スタインウェイだったらどうだったかな、とも考えてしまう。


まだ若いから、次回に期待ですね。色々な経験も必要と思います。



また、応援していた沢田さんですが、演奏を聞いてすぐに予選通過は無理かも、と思っていました。ご本人もそう思っていたと思います。本当に残念でした。

今回、期待の星というかダークホースは、進藤美憂さんかな。まだ、19才❗️
寡黙な女の子、という感じですが、演奏は丁寧で正統派の様な感じでした。この人、伸びるかも、というように感じたのです。

今回の日本人の予選通過者は3人が女性です。欲を言えば、全員がファイナルに残って欲しいですが。

さて、全体で23人の方が第3次予選に進みました。
演奏は14日から。そして、10人に絞られます。



予選開始時、22人いた中国の人が、今は1人しか残っていないって、なんだか、、、、、。


ショパン国際ピアノコンクール 2次予選がスタートしました。

2021-10-09 23:07:00 | 音楽
ショパン国際ピアノコンクール

2次予選がスタートしました。
45名のピアニストたちの華麗なる戦い。

このコンクールでは、予選ごとに半分の人数になり、最終的にはピアノコンチェルトを10名のピアニストたちで戦います。戦う、という言い方は、ここでは合わないかもしれませんが、、、。
1次予選の日本人出場者14人のうち、8人の方が、見事、2次予選に進出できました❗️


今回、2次予選に選ばれた人は全体で45人。普通は40人が選ばれるということだそうですが、今回はレベルが高いということで、5人増えて45人になったようです。
そこで、早速、本日の夕方から行われていたモーニングセッションを見てみました。
このセッションでは日本人の方はいないのですが、皆さん素晴らしい演奏と思いました。

でも、この人❗️と直感的にいいな、と思うような人はいませんでしたが、ロシア人の方とか、初っ端から素晴らしかったです。

そしてこの後、日本の方が登場。
私が注目している沢田さんも登場します。2次予選ではどういう演奏をするのか、注目です。

沢田さんに注目しているのは、演奏も勿論ですが、カワイを使用している、ということでも注目しています。
スタインウェイを選ぶ方が圧倒的に多い中、カワイを選んでいる沢田さん。以前からカワイを愛用していたと思います。私は古いのかもしれませんが、カワイはヤマハに比べたら、圧倒的に遅れをとっている、というようなイメージしかカワイに持っていませんでした。
演奏会ではヤマハ、学校の教室で教室ではカワイ、というようなイメージ。
が、その実力も昔とは比べ物にもならないでしょう。事実、コンクールでも使用ピアノに指定されていますから。
そのカワイを引っ提げて、沢田さんが最終予選にまで進んだら素晴らしい、と思っているところ。そのうえ、入賞でもしてくれたら、カワイにとって、この上無い嬉しい出来事ではないでしょうか。
今回のコンクールでは、途中でピアノを変更することはできないという事なので、ファイナルまでカワイ、という事ですね。

因みに、今回、カワイを選んだ人は6人、ヤマハは9人だそうです。
前回、入賞者6人のうち、3人の方がヤマハを使用していた、ということでヤマハも大健闘でした。2010年の大会では、優勝者が使用したピアノがヤマハでしたしね。

ということで、ピアノメーカーの話題も気になるショパンコンクール。
勿論、ピアニストの事もとっても気になります。
その沢田さん、頑張って欲しいですね。なお、予備予選が免除されていた牛田さんは、明日、日曜日の7:30から演奏予定です。日本人出場者の皆さんの演奏が気になりますね。

果たして、40人から20人に減って、その中に何人の日本人が残っているのか、そして各国の気になるピアニストたちは選ばれるのか、興味が尽きません。





ショパン国際ピアノコンクール が始まっています。

2021-10-06 02:11:00 | 音楽
コロナの影響で、昨年は開催を断念したショパン国際ピアノコンクールが、ついに開催されました。
前回の2015年から、6年ぶりの開催。
日本からは予備予選を勝ち抜いた14人の方が、今回のコンクールで実力を競い合います。




今回は全体で10名の方が予備予選を免除されていますが、その中に一人、日本人の方がいます。
それは、牛田智大さん。
若干21歳ですが、小さい頃から、神童と言われていた天才ピアニスト。

今回は既に一次予選の演奏は終了していますが、音がクリアで繊細で、でも力強く感動するものがあり、早く二次予選の演奏を聞きたいと思ってしまいました。
選んだピアノも、ヤマハですね。

TOMOHARU USHIDA – first round (18th Chopin Competition, Warsaw)


沢田さんも良かったです。ちょっと荒削りのような感じもしますが、次の予選の演奏も楽しみです。
また、この方、名古屋大学医学部の現役医大生。学業は大丈夫なんだろうか。ピアノができるのに、なぜ、医学部に、というところが謎、です。
ピアノはカワイですね。

SOHGO SAWADA – first round (18th Chopin Competition, Warsaw)

時間がなく、まだみなさんの演奏は聞けていません。

本日引用した記事にも書かれていますが、ショパンコンクールといえども、今はアジア系の出場者が多い時代。今回は中国から22人の方が参加されるんだそうです。
フィギュアスケートもそうですが、芸術部門へのアジア系の進出はすごいですね。

そんな中、このコンクールではまだ、日本人の優勝者が出ていません。前回は韓国のチョ・ソンジンさん。ですから、日本人の優勝者を、と誰もが思っているところです。
内田光子さんが、2位になったのって、1970年なんですね。そんなに前だったの❓と驚いてしまった。

ピアニストたちにて負けずに頑張っているのが、ピアノメーカーです。
カワイも頑張っていますが、なかなか大勢の人には選ばれていないよう。ヤマハは、2010年のロシア人のピアニストの方が最終予選で使用して優勝したことが話題になっています。

個人的には、やっぱりスタインウェイかな、と思っているところ。
前回は、ソンジンさんも予選ではヤマハでしたが、最終予選ではスタインウェイを使用していますね。
でも皆さん、3次もの予選があって、更にオーケストラとの最終予選で優勝者が決まる、というのも大変です。

日本人の皆さん、頑張って❗️
ヤマハもカワイも、頑張って❗️

1次予選の発表は10月7日のようです。今から、ワクワク❗️

と、10月はショパン三昧になりそうです。既に、頭の中でショパンのエチュードとかが渦巻いているところ。

が、今回は前回のソンジンさんのように、「この人❗️」と思える人がいるのかどうか。私でさえ、思わず、ブーニンの再来か、と思ってしまった。
牛田さんは、ちょっと、おとなしいかな、とも思っている。


ショパンコンクール2005 ブレハッチ/ Rafael Blechacz の演奏は神の領域。

2020-04-29 12:12:00 | 音楽
Chopin Piano Concerto N°1 full by Rafal Blechacz (One of the best renditions)


先日のフジコさんのドラマから、私の中でピアノに対する情熱がふつふつと。。
が、家の中にピアノがあるものの、自分でピアノを弾くわけではなく、今、世界に注目されているピアニストはいるのだろうか、と気にかかるようになりました。

また、今年は5年に一回のショパンコンクールの年。コロナウイルス の影響があるのだろうか、と調べてみたら、4月の予備予選は9月に延期、本選は10月ということですが、無事に開催できるのでしょうか❓

こういう事とは関係なく、私には今の若い世代に魂が震えるような演奏を披露できるピアニストはいないのではないのかと思い、音大出の若い友人に、聞いてみた。

フジコさんとか辻井くんって、どう思う❓最近の若いピアニストでオススメの人は❓

友人曰く、

この人達は人間的。

人間的でないピアニストは❓と聞いたら、

ブレハッチ。この人は神の領域。

という答えが返ってきました。

恥ずかしながら、私はこの人の名前を聞いたことがない❗️早速調べたら、2005年のショパンコンクールの2位なしのダントツの優勝者で、その他の諸々の賞をほぼ独占した人らしい。

早速YouTubeで聞いてみた。それがこの動画です。優勝の時のショパンピアノ協奏曲。
確かに、すべての音がクリアで力強く、透き通っていて、凄い演奏なのに気負いが全くありません。この人、人間なの❓と思うところがある。
辻井くんのピアノもキラキラしていてとっても透明感を感じるのですが、いつもなんとなく物足りないところがあって、その物足りなさをブレハッチの演奏が埋めてくれるような、、。

2005年のショパンコンクールの時、私は何をしていたんだろうか。
ブーニン以来、2大会連続で優勝者が出なかったので、コンクール自体に興味をなくしていたのかもしれない。その後、前回の2015年に久しぶりに興味を持ち、チョ・ソンジンの演奏は凄いな、とは思ったのですが、なんとなくこの方、僕は天才、というようなところを鼻にかけるようなところがピアノの弾き方にも出ているような気がして、最近はあまり聴いていませんでした。

このブレハッチ、昨年来日していたとか。残念❗️聴きに行きたかった❗️

では、巣篭もりの最中、神の領域の演奏をお楽しみください。

まあ、フジコさんのピアノは抑揚があってそれはそれで好きですが、「人間的」という表現はわかるような気がする。
因みに、友人のソンジン評は、完璧すぎて機械的、だそう。それもわかる気がする。