ハラハラドキドキもなくなって若干さびいしい感じになっています。あまり何もすることもない冬の夜にうってつけだった、オリンピック観戦。
オリンピック開催すぐにジャンプ競技がありましたが、そのジャンプ競技を見ていて感じたことがあります。それは、
韓国の人の中で、ジャンプ競技をしている人ってどれくらいいるのかしら?
という事をぼんやり考えてしまった。
というのも、このジャンプ台、後はどうするんだろうと思ったのです。が、調べたら、2009年ごろから使用されており、映画のロケ地にもなり有名になったところだそうです。今回のオリンピックのジャンプ競技にも韓国の選手も数名参加していましたが、最終の決勝までは残ることができませんでしたが。。。
が、ということは今後もこの競技場は使用するということなんですね。でも、ジャンプの競技人口自体が少ないし競技もあまりないようなので、運営も大変なのではとも思います。
ジャンプ台に関しては、今まで通りと見て良いかもしれませんが、その他の施設は何やら大変のようです。
ある記事では、オリンピック後、オリンピック施設に関係する維持費などで年間142億ウォン(10億円以上)かかるのではないかと推測されている、ということだそうです。
このため、多くの専門家は大会後に江原道(カンウォンド)地域の主要競技場が「白い象」(white elephant、厄介なもの)にならないか心配しているのだそう。
(昨年の記事ですが)
平昌五輪の施設、大会後は年142億ウォンの赤字か
あのリオオリンピックでもその後の施設運用に関して問題を抱えていて、負の遺産化している状況のようです。リオオリンピックで使用された多くの施設が全く使用されず、放置されているような状況だとか。オリンピック開催後、半年も経たないうちに下のような状況になった模様です。また、施設への略奪行為も起きたようです。
リオオリンピックの会場が半年で廃墟化
オリンピックで使用された施設が開催後半年も経たないうちに、こんな状況になってしまうとは、一体何のためにオリンピックを開催したのか。
また、過去のオリンピックでも同様に、会場だったところにぺんぺん草が生えている状態の写真をいくつも見たことがあります。
次回の冬のオリンピックは北京。と聞いて、中国で冬のスポーツって盛んなのかしら?と思ったら、今後冬のスポーツの人口を3億人増やすって言っていましたが、今から❓ととても驚いてしまった。中国も日本以上に高齢化が進行中ということなので、今から色々施設を作っても、日本と同様にスキー人口も減ってくるのではと予想。結局、負の遺産化してくるんではないでしょうか。
逆に考えれば、冬のスポーツも盛んではないところで、どうして冬のオリンピックが開催されるのか、ということが不思議。今後を見越して、ということ❓
そもそも、スキー場があるのかということも疑問になる。降雪もなく、ほぼ人工雪に頼ることが決定されているようですが、そうまでして冬のオリンピック❓が、他の都市が金銭面で断念したことを考えると、北京が選ばれたのは致し方のないことだったかもしれません。
北京オリンピックの時に使用した施設は有効利用されているんでしょうか❓北京で国際大会を開いたりしているんでしょうか❓
TOKYO2020は新設する予定だった競技場も結局既存を施設を使用したりすることになったところもあるのですが、オリンピック後、負の遺産は存在するのかどういうことも心配なところです。
長野オリンピックの場合、ボブスレー会場は休止となってしまいました。
TOKYO2020 は負の遺産がないよう、オリンピック後にも最大限活用できるようにと思っています。
とりあえず、北京はどうなるのか。