ジェニファー・コネリーとラッセル・クロウというと、どうしても、あの「ビューティフル・マインド」を思いだしてしまいます。
今回の二人
「ビューティフル・マインド」の二人
年月が経ているのがわかりますね。
今回、全く前知識なしに見に行ったため、この二人が夫婦役を演じているのは知りませんでした。ので、この二人の絡むシーンを見るたびに、「ビューティフル・マインド」を思い出してしまい、映画に没頭できなかったのは事実。
なぜ、この二人を再び夫婦役で使ったのかな??
また、のっけからカイジュウのようなものが画面に登場してくるので、「なんじゃ、こりゃ」と若干しらけてしまったのです。
という事で、私的には
🍎🍎
くらいです。
実は「十戒」のような映画を期待して見に行きましたが、全然違う。
登場人物も少なく、カイン役や子供たちを演じている俳優さんたちに、それほど魅力を感じませんでした。
洪水の場面もそれほどに興奮するような場面もありません。普通です。
全体的に画面が暗く見づらかったですが、CG画像はとってもきれいです。
ノアを奥さんがいろいろと説得する場面があるのですが、このときのジェニファーの演技、表情は最高!でした。
イスラム教国では上映禁止、また一部のキリスト教団体からもかなり反発を受けているこの映画。
イスラム教では預言者を描いたり演じたりするのは禁止されているという事だそうです。
また、この映画ではノアをあまりにも人間ぽく描いていると思うので、その辺が批判を受けるのかも。
日本での評判はどうでしょうか?
また、息子のハムってかなり重要な役だと思いますが、彼の心の葛藤がなかなか伝わってきません。
演技力不足かな。
まあ、聖書に書かれている事は実際には誰も見た事がないので、何が本当かわかりません。ので、この映画もノアの方舟に対する新しい解釈、という事で見れば大丈夫と思います。
「ビューティフル・マインド」を払拭して見る事が出来れば、また見てみたいと思います。
そのときは、評価が変わるかも。
一つしょうもない事に気がついたのですが、エマ・ワトソンの英語って、イギリス英語の発音がところどころあるのですが、この映画ではそれでもOKっていうことですか?
最後に、映画全般にわたって、監督の「俺の聖書の解釈を見てみろ!」的な思いがこもっているような感触があり、ちょっと重たい。
『ノア 約束の舟』TV-CM 世界39ヶ国で大ヒット篇(30秒)