そしてその選手団の主将を務めるのが、これまた長野県出身の小平奈緒さん。
そして、今回、もっとも期待されているのがスピードスケートの小平奈緒。(複合の渡部暁選手もですが。もちろんその他の選手も❗️)
何しろ、昨年12月に行われたW杯での1000メートルで、日本女子初の世界記録で優勝したのですから。
「小平選手ってこんなに強かったっけ❓」というのが私の偽らざる感想でした。
が、ソチ五輪後にオランダ留学という話を聞いて、あれっ❓と思うほど、2度のオリンピックを経てもなお、小平さんって勝負に貪欲なんだと感じたのを思い出しました。
それまでは、バンクーバー、ソチとオリンピックに出場したフツーのスケート選手なんでしょ、ぐらいにしか思っていませんでした。ですから、もう引退じゃないの❓なんて勝手に思っていたのですが、それがオランダ留学。
そこに、彼女の諦めない闘志を感ずることができたのです。
そして、このオランダ留学が彼女の選手としての何かを目覚めさしてのではないでしょうか。
小平さんの選手としての一番の欠点は闘争心がないところだったようです。それを、清水選手とかに指摘されたみたい。オランダの監督からは相手を殺したいと思うような闘志を持てとか言われたようです。が、自分には合わない、と。それで、自分に集中して滑ることに努力したみたい。またオランダの選手と一緒に滑って、勝負に強くなる何かを得たのかもしれません。
その後は、単なるスケートの練習だけではなく、古武術も取り入れたりして、全身の骨格で滑るということを取り入れているんだそう。
なんか、忍者、くノ一のような感じ。
留学後の昨シーズンは日本女子で初の総合優勝。
そして、平昌を控えた2017-2018のシーズン。
メンタル的なことや身体的なことが見事にうまく合わさって、日本女子初の世界記録です。また、インタビューの受け答えも、以前と比べて上手になった印象もあります。
心にガンジー、動きは古武術と言われている小平選手。
心にガンジーとは
〈明日死ぬかのように生きよ。永遠に生きるかのように学べ〉
という言葉。これをいつもかみしめているんだそう。
スケートにストイックなアラサー。
ピョンチャンで夢開け🍎と応援しています。
金メダルへの超進化 小平奈緒
Nao KODAIRA - NEW World Record - 1000m World Cup Speed Skating Salt Lake City 2017