思い出す、と言っても自分が実際体験したことではなく、ある本に記述されていた事を思い出すからです。
それがこの本。

「されど、わが満洲」
1984年に文藝春秋から発売された本ですが、当時にこの本は読んでいません。だいぶ後になってから読みました。
その中に次のような記述があるのですが、本当に衝撃的❗️

初めてこの文章を読んだ時は、実際に自分が経験した訳でもないのに、その光景がまざまざと脳裏に浮かび、涙が出てくる思いでした。
日本軍も同じような事をしたのでしょうか❓アメリカ軍だったら❓ヨーロッパの軍隊だったら❓
とにかく当時のソ連軍の略奪、陵辱、強姦の酷さは際立っていたようです。それも、無学無能の人間の寄せ集めのような軍隊で、軍の規律なんてないに等しかったようです。
大通りでもどこでも、真昼間でも関係なく夫や子供の目の前で婦女暴行を繰り返し、逆らうものは容赦なく撃ち殺す。
この世の地獄。
ドイツでも同じことが起きました。
下は幼児から上は80過ぎの女性まで。当時はロシア人との混血が多く生まれたとも聞きました。
さらに下って、近衛さんちの息子さんは1960年代までソ連に囚われていましたが、結局生きて帰る事はありませんでした。おそらくソビエトに殺されたのでしょう。
当時のソ連の政府高官の中には、文盲の人もいたように聞いたことがあります。要するに、文字も読めない書けない。そんな人がどうやって政府高官になれるのかわかりませんが、それがソ連だ、と言っていたソ連のジャーナリストの人もいます。
要するに、バカは何をするかわからない、というか、、、。
ですから、満洲やドイツでのソ連軍の行動を聞いてからは、イマイチ、プーチンの言っていることも信用出来なくなってしまっています。
またほざいている、ぐらいにしか思えない。
もし何かあったら、これからも同じような事が起きるのでしょうか❓
内地でも、終戦当時、ソ連軍が攻めてきたら、女子供は何されるかわからないからと良く言われた、とウチの年寄りも言っていました。正しい噂ですね。
最近は満洲のことなぞ殆どニュースにもなりませんが、後世に伝えるべき歴史だと思います。
亡くなられた女性たちの魂が安らかでありますように。
それにしても、ソビエトという国は無くなりましたが、このような行為は罪に問われないのだろうか❓