今回の旅は鹿児島県にある
「知覧特攻平和会館」と「鹿屋航空基地の史料館」
です。
二つは旧陸軍、海軍の違いはありますが共に
特別攻撃隊にまつわる遺品や関係資料が展示されている場所です。
今回は、車での旅だったので弾丸ツアーのような強行軍になりましたが、
目的の二か所はゆっくりと時間をかけて見学することができました。
コース
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今回のコースは四国から九州にわたるルートをとります。
神戸淡路鳴門自動車道でまずは四国を目指します。
明石海峡大橋を渡り…。
大鳴門橋を渡ればもう四国です。
高松自動車道の「板野IC」で一旦降り、
徳島自動車道に乗り換えます。
徳島自動車道の「藍住IC」から乗ります。
川之江JCTで松山自動車道にのり、伊予ICまで走ります。
松山方面を目指します。
「伊予IC」で降り、国道375号で海沿いを走ります。
(夕やけこやけライン)
途中の「道の駅ふたみ(双海)」の海水浴場。
水は澄んでいますね。
八幡浜市で国道179号線(佐田岬メロディーライン)
に乗り、三崎港に向かいます。
予約をしていたのですが、
三崎港についてみるとフェリー(四九フェリー)が着岸しており、
車が乗船していました。
乗船手続きをしてキャンセル待ちで待機していると
最後に乗船できることに・・・。
予約時間より2時間も早い乗船です。
これで、大分県の「佐賀関」に向かいます。
所要時間70分の船旅です。
これが四国の最西端の岬、
「佐田岬」の先端と「佐田岬灯台」。
四国にあるのは「佐田岬(さだみさき)」、
鹿児島にあるのは「佐多岬(さたみさき)」です。
ややこしい
佐賀関から三崎港に向かう四九フェリーと行き交います。
ここからの画像はカメラの調子が悪くなりありません。
大分県佐賀関から宮崎県の延岡市に向かいましたが、
自動車専用道がなく(あっても部分的)国道10号線の
曲がりくねった山間部の道を走ることになります。
延岡市から南は大分道が整備されてきているという印象ですね。
で、いきなり「知覧特攻平和公園」です。
正面の建物が「知覧特攻平和会館」です。
ここは、旧陸軍の特攻隊に関する資料が展示されています。
特攻隊員の遺書や写真(遺影)が胸を打ちます。
美しくよく整備された知覧の街並みです。
このようによく整備された街並みを持つ
地方の街も珍しいですね。
よほど行政がしっかりしていたのでしょうね。
大通りから一つ入ると武家屋敷群が
こちらもよく保存されています。
邸内の保存も大変すばらしいです。
庭の生垣は借景となる山の峰に続いています。
ここは鹿児島市内の様子です。
いろいろな形の路面電車が走っています。
大きくて活気のある街だと感じました。
珍しいことに線路には芝生が植えてありました。
路面電車のある風景はいいですね。
市内から「桜島フェリー」で桜島へ。
15分間隔で出ているのでとても便利です。
桜島の頂がやっと見えました。
黒神埋没鳥居
大正3年の噴火で鳥居の上部だけ残して
埋まってしまったようです。
二つ目の目的地。
現在は「海上自衛隊鹿屋航空基地」にある「資料館」です。
ここからも特攻隊が出撃しています。
こちらは旧海軍の基地ですね。
こちらにも日付ごとに
特攻隊員の遺書や写真(遺影)が展示されています。
館内で唯一撮影OKの
「零式艦上戦闘機五二型」。
鹿児島の海から引き揚げられた
2機の残骸から復元されたものです。
基地ゲートの様子です。
旅を終え、大阪までは「サンフラワー」で帰ります。
感慨深い旅でした。