無聊さんの日々是好日

見て、感じて、経験して・・・のんき、気ままな雑記

志布志~宮崎ポタ 第三日目

2018-03-31 16:13:19 | ポタリング

三日目も晴天が続いています。

本日は、油津から宮崎港までのポタリングです。

普段、あまり観光地には立ち寄りませんが

コースに「鵜戸神宮」と「青島」があるので寄り道する予定です。

海岸線を走るので大いに景色に期待できますね。

コースは↓

※油津~鵜戸神宮までのGPS(GARMIN)が

調子悪く記録できませんでしたので、google mapで代用します。

≪油津~鵜戸神宮≫

車なら18分の距離なんですね。

ここからは実際に走ったルートです。↓

≪鵜戸神宮~宮崎港≫

全体のコース図

前半のコース図

後半のコース図

油津「夢見橋」からの出発です。

いよいよきれいな海岸線が

歩道もよし。

これなら気持ちよく走れそうです。

あれれれれ~どこを走ればいいのよ~~~

車道とも歩道とも判断しかねる

右側を走っていいのかどうかの説明もなし。う~ん

対向車バンバン

あ~、やっと歩道に続いていました。ほっ

見事な波状岩

鵜戸神宮の表示が見えてきました。

参道入り口です。

朱塗りの立派な山門

神社だからそう言わないか。

「楼門」というようです。

この下の洞窟の中が鵜戸神宮本殿ですね。


立派な本殿です。

鳥取県の三徳山を思い出します。

三徳山三仏寺の投入堂に行く途中の観音堂にも似ていますね。

運玉投げで有名な亀石

神社参拝の間、ブロンプトンはおとなしくつながれて待っていました。

運玉もし、旅の安全も祈願したのでご利益があるかな



なんじゃこれは

崖崩れではないか

しかし、その向こうを見ると道は続いているし、どうするか

人間は悲しい性を持っています。戻る勇気が持てないのです

一応、ブロンプトンを置いて徒歩で偵察に出ます。

そして、ブロンプトンを押して倒木や土砂をかき分け向こう側へ。

やれやれこれで行けるであろうと甘い考え

The End

完全に道がなくなっています。

これではどうしようもないのと心細さが湧いてきます。

引き返すのはとても勇気がいります。

そもそもなぜこんなことになってしまったのか

理由は簡単です。

できるだけ海岸線を走ろうと「富土(ふと)海水浴場」と表示ある

旧道へコースをとったのですが、

新道と旧道の分岐点(立体交差)手前の右側の歩道を走っていたのが原因

確かに、引き返して左側を確認すると「通行止」看板がありました。

「ホテルドライブイン与太郎」の手前

「瀬平崎」というところで道路はなくなっていました。

気を取り戻してUターンして新道まで戻ります。

30km手前まで来ましたよ。

「青島」までは15km。

ここも片側のみの歩道。

しかし、景色が癒してくれますね。抜群

宮崎市に入ります。

歩道はありません。

路肩を走るのって怖いですね。



「堀切峠」近くの眺めです。

南国の雰囲気を出す演出がされていますね。

「堀切峠」てっぺん近くで海を側を見ると

海の中に二本の柱が刺さったような状態

気になります。何でしょうか。

日本のチンタオ、「青島」が見えてきました。

近づいてみると、いい感じですね。

実際はもっと人が多くいますよ。

一応参拝に本殿まで行きましょうか。

しかし、日本は神社仏閣があるおかげで自然が残されたということがありますね。

ここも神社のおかげで熱帯・亜熱帯植物群生が守られてきたようですね。

今は国の特別天然記念物に指定されています。

宮崎駅に立ち寄ってから港を目指します。

港にはすでに神戸行フェリーが停泊して、準備をしています。

急いでターミナルに行くと乗客で大変混雑していました。

やはり、余裕をもっていかなければなりませんね。

翌日

翌朝、無事に神戸新港第3突堤に着岸です。

日本一短い国道174号線で帰途につきます。

187.1mです。

今回走るにあたって困ったことがありますね。

車優先社会を象徴したかのような道路事情でした。

ポタリングライダーとしては道交法を守って歩道を中心として走るのですが、

歩道整備がいまひとつでした。

基本は左右のどちらか一本。

いきなり歩道が途切れて何度も反対側を探す羽目になりました。

その都度、横断という危険を冒します。

また、歩道と呼ぶより側溝の蓋と呼んだほうがいいようなところもありました。

最悪は、ガードレールに守られた狭い歩道を突き進んでいたら

ロートのように先に行くにつれ身動きできないくらいの狭さになりました。

いろいろなところを走りましたが、今回特に強く歩道の整備について感じましたね。

走行距離62.89km。

(2018/3/30)

その他の画像


志布志~宮崎ポタ 第二日目

2018-03-29 19:37:46 | ポタリング

フェリーは定刻に志布志港に接岸!

7階デッキにいましたが、大きな荷物を持っていても大丈夫!

上り下りはエスカレーターです。

イメージでは、フェリーの狭い階段を

折り畳み自転車と荷物を担いで

どうしようとやや心配でしたが

杞憂に終わりました。

コースは↓

どうしてこのコースをとったか理由があります。

本来ならば都井岬経由を選択するのでしょうが

あえて、山間部のコースを選びました。

コースが鉄道線路沿いになっていますね。

鉄道の勾配はそれほどきつくないので

それに沿っているならばと考えたのです。

今回は観光(都井岬)より実質を選択です

定刻にフェリーは志布志港接岸です。

快晴でした。

これから沿っていくであろう鉄道の始発駅-JR志布志駅。

正確には、「JR九州日南線」

走るのは国道220号線。

宮崎まで103km地点の志布志の表示板。

さあ、頑張りましょう

1時間も走らないうちに宮崎県に入ってしまいました。

順調です。

景色もとてもきれいで走っていても気持ちがいいですね。

あらあら、こんなところにも来ていたのですね。

「山頭火」ですから不思議はないですか

うつくしい海岸線です。

よちみるかい(峠の茶屋)茶屋近くにあった

不思議な物体「私を畑でつかまえて」

いも

山の中で日南市に入りました。

申し訳程度の歩道

これからずっとこの220号線の歩道に悩まされます。

まだ、日南市といっても山の中ですね。

74km手前です。

沿線の桜だよりです。

日南線「福島今町駅」ホームの桜です。

ここらあたり一帯の特徴的な波状岩の奇岩が見えてきました。

「鬼の洗濯岩」というので有名な岩です。

山から下ってきて海に突き当たるところに「目井津(めいつ)」という漁港があります。

信号待ちしていると「魚うどん」と書かれた看板が

これが「魚うどん」、ぎょうどんというのだそう。

さかなの魚のすり身をうどん風にしたものでした。

うまかった

すり身onすり身

「目井津」からはほぼ海岸沿いに北上します。

「南郷駅」

平野部ではもう田植えが終わっていました。

焼酎蔵

「飫肥の杉」と命名された焼酎。

なんでもない景色が美しいです。

宮崎の「橋杭岩

本日の宿泊地「油津」に着きました。

時間があるのでポタリングします。

趣のある古いレンガの館。

映画寅さんのロケで使われた堀川運河に架かるレトロなアーチ橋 。

残念ながら散髪屋さんはなくなってそうです。

ちなみに、この運河は飫肥の杉を運んだのでしょうね。

こちらは現代版。

真っ赤なJR「油津駅」

ここはカープのキャンプ地なのです。

「飫肥杉」で組み立てられた橋、「夢見橋」。

釘一本使うことなく伝統の技で組み立てられています。

油津の町は落ち着いたいい町でした。

この日の走行距離は、50.01km

つづく・・・

歩道の話ですが、ブロンプトンでは車道並走は避けています。

そうなると頼りは「歩道」ということになります。

特にね交通量の多い国道となればなおさらです。

今回、国道220号線を走ってみて感じたことは

歩道設置の発想の貧困さでした。

どうしても車主体の道路行政を感じてしまいました。

まあ、年間通して数人が歩くか否かのような状態の歩道になんか

税金はかけられないというところでしょうか

極端に狭い歩道や右や左に歩道の位置が変わるなど

本当に困りました。

比較はできないけれど「しまなみ海道」の設計者は偉かったですね、

(2018/3/29)


志布志~宮崎ポタ 第一日目

2018-03-29 19:37:30 | ポタリング

3月も下旬に入り、

天気予報が珍しく長期の安定した晴天を告げています。

気温も上がりだすと、芭蕉翁よろしく何やら旅心が湧いてきます。

前々から計画していたフェリーを使ってのポタリングに挑戦です。

行先は、鹿児島県は志布志。

志布志から宮崎までをポタリングします。

往路は、大阪南港から「フェリーさんふらわあ」で志布志港へ。

夕方出発の朝到着です。

志布志から宮崎まではポタリングして、

復路は宮崎港から神戸港へ帰ってくるというコースです。

こちらも夕方出発の朝神戸到着です。

船に乗っている時間のほうが長いですが、

ぐるっと一周してくるコースです。

大阪南港~志布志港。

余談、志布志港の住所が珍しいです。

志布志市志布志町志布志

一見何がと思いますよね。

宮崎港~神戸港

第一日目は大阪南港のフェリー乗り場までの輪行です。

自宅近くのとある駅より輪行します。

もう阪神尼崎で乗り換え「九条駅」へ、そこで地下鉄に乗り換えます。

着いた先がコスモスクエア駅です。

そこからフェリー乗り場までは自転車で!

ここが大阪南港のさんふらわあ専用桟橋のようです。

手前の船が大分行きで奥に見えるのが志布志港行きです。

バスにのって移動となります。

でかいですね!

出発前のデッキからの眺め!

船上からの夕日がきれいですね!

いよいよ出航!

船も飛行機並みになってきましたな。

スタッフが整列して手を振ってくれました。

つづく.....