無聊さんの日々是好日

見て、感じて、経験して・・・のんき、気ままな雑記

カナダの思い出 75 アルバータ州の日本庭園

2011-04-30 08:50:58 | カナダの生活

カナダのアルバータ州のレスブリッジ(Lethbridge)で日本に出会います。その名も「NIKKA YUKO JAPANESE GARDEN」(日加友好日本庭園)です。

 ※レスブリッジ(Lethbridge)はここになります。

【日加友好日本庭園】-NIKKA YUKO JAPANESE GARDEN-

日加友好日本庭園のあるレスブリッジはアルバータ州で四番目に人口のある街です。ここに本格的な規模の大きな日本庭園があります。異国で日本に出会える場所です。その歴史には暗い戦争の陰も見えますが…。

               
「NIKKA YUKO CENTENNIAL GARDEN」と表記されています。直訳すれば「日加友好百周年庭園」でしょうか。いずれにしてもここが日本庭園です。

これだけ見ると日本の公園ですね。しかし、一歩外に出るとそこは紛れもないカナダ・アルバータ州です。

※公園の周りの光景はこちら

広々としたとても立派な日本庭園です。

※HPはこちらから
日本の家屋を見るのは久しぶりでしたので懐かしさがこみあげてきました。
庭内の茶室では日本文化の紹介が行われています。
外では踊りが披露されていました。盆踊りでしょうか。ある意味日本より日本的です。

NIKKA YUKO JAPANESE GARDENの画像はこちらから⇒

≫ ≫ ≫ここをクリックしてください。


ウォータートン・レイクス国立公園からレスブリッジまでのコース

A=ウォータートン・レイクス国立公園
B=カードストン(馬車博物館)
C=フォート・マクラウド(マクラウド砦)
D=ヘッドシュマッシュト・バッファロージャンプ
E=レスブリッジ(日本庭園)

カナダの思い出 74 マクラウド砦

2011-04-28 10:45:42 | カナダの生活

ヘッド・スマッシュト・イン・バッファロー・ジャンプ(Head -Smashed -in Buffalo Jump)に行く途中にフォート・マクラウド(Fort Macleod)という小さな町があります。

  ※場所はこちら  ※こんなところです

【マクラウド砦】-Fort Macleod-   ※HPはこちら

           
木造でできた砦は時代を感じます。ここはThe North West Mounted Police(NWMP)-北西騎馬警察-の砦ということです。よく知られているThe Royal Canadian Mounted Police (RCMP)-王立カナダ騎馬警察-の前身でです。

※RCMPについてはこちら
内部の様子です。昔の雰囲気がよくわかります。
周りをぐるっと建物が囲み、砦そのものです。
建物の前には回廊風に板の通路が設けられています。
隣の馬場では「ミュージック・ライド」といって馬術を披露してくれます。
赤い制服は今でもTthe Royal Canadian Mounted Police (RCMP)の制服です。儀仗用といっていいですね。

カナダの思い出 73 ヘッド・スマッシュト・イン・バッファロー・ジャンプ

2011-04-26 09:30:23 | カナダの生活

ヘッド・スマッシュト・イン・バッファロー・ジャンプ(Head -Smashed -in Buffalo Jump)はユネスコの世界文化遺産に登録されている史跡です。カナダ先住民の歴史を見ることができます。

  ※場所はここになります   ※周りの風景はこちら

【ヘッド・スマッシュト・イン・バッファロー・ジャンプ】-Head -Smashed -in Buffalo Jump-

    

   ※バーチャル・ツアーはこちらで

ヘッド-スマッシュト-イン・バッファロー・ジャンプは、ポーキュパイン・ヒル(Porcupine Hills)というところにあります。丘といっても見た感じでは崖といった方がいいでしょう。崖の幅は300mに渡り、高さは約18m。崖の下には、バッファローの骨が、多いところでは約11m以上も堆積しているとのことです。なぜなら、この付近に住んでいた先住民であるブラック・フット族が、崖の上にバッファローを追い詰めて、崖から突き落としてバッファローを仕留める狩猟を行っていたからです。崖の西側には草原地帯があり、ここにいるバッファローを崖へと導き(ドライブ・レーン)崖から落としたのです。この石を置いたドライブ・レーンの跡が今も残っています。このヘッド-スマッシュト-イン・バッファロー・ジャンプは、紀元前3500年以上前から行われていたと考えられているとのことです。とにかくすごい史跡遺産です。(ウィキペディア参照)
 

《平原の全体図-黒い部分が崖、左上が草原、ドライブ・レーン-》

         
これが「Interpretive Centre」の入り口です。展示場です。
バッファローの走っている姿を描いたロゴですね。
別名バイソンとも言いますね。
ここが「Head -Smashed-in-Kill Site」、つまり左側からバッファローを追い立ててきて、この崖下に突き落とすところです。逃げ道のないバッファローはこの崖から落ち、まさにHead Smashedして即死か、怪我をして動けなくなったでしょうね。そうなればやすやすと猟ができたはずです。何せ、体重が1トン近くもあるのですからね…。
ケビン・コスナー主演の『ダンス・ウィズ・ウルブス(Dances with Wolves)』を思い出します。
崖の上から見るとどこまでも続く大平原が広がります。
プレーリー(Prairie)、大平原です。
それにしても、このような史跡は個人的には非常に興味があります。村人総出でバッファローを追い立て崖下に追い落とす光景が浮かびます。19世紀まで続けていたとのことです。

カナダの思い出 72 馬車博物館

2011-04-25 09:36:19 | カナダの生活

ウォータートン・レイクス国立公園からカルガリーに向けて走ると、途中にカードストン(Cardston)という町があります。この町に馬車博物館があります。北米最大のコレクションだとか…。

 ※場所はここにあります。

【馬車博物館】-Remington Carriage Museum-

「Carriage」ですから、「四輪馬車」ということになるのでしょうか。館内には様々な、「四輪馬車」が展示されています。日本の文化にない乗り物ですから昔の生活が想像できて興味が出てきます。

                 

今は「Remington Carriage Museum」となっていますが、当時は「Remington Carriage Centre」でした。「-er」でなく英国的に「-re」です。
カナダにいると米語とは違う表記が時々見られます。「Old」も「Olde」という古い表記もありました。
馬車博物館の正面の様子です。銅像はドン・レミントン(Don Remington)という人らしいです。
たくさんの「四輪馬車」が展示されています。
その①
その②
その③
その④
その⑤
消防車ですね。
「Remington Carriage Museum」があるカードストン(Cardston)の町の雰囲気です。アルバータ州南部ののんびりとした雰囲気が感じられます。
その町で何となくノスタルジックなホテルがありました。タイムスリップしたような感じです。

※町の雰囲気はこちら

カナダの思い出 71 レッド・ロック渓谷

2011-04-22 12:00:15 | カナダの生活

ウォータートン・レイクス国立公園(Waterton Lakes National Park)内には湖だけでなくほかにも見所があります。少し巡ってみることにします。。

【レッド・ロック渓谷】-Red Rock Canyon-

  
ウォータートンの町から北西に20km程行くと赤茶けた岩肌を見せるレッド・ロック渓谷(Red Rock Canyon)があります。

           
レッド・ロック渓谷に通じるレッド・ロック・パークウェイ(Red Rock Pkwy)を走行していると早くもクマの親子に遭遇です。Black Beerですね。
これがレッド・ロック(Red Rock)です。学術的には何岩なのでしょうか。
深く削り取られたところも岩肌は赤色です。
ところどころ筋もついています。雄大さはありませんが変わった景色です。
渓谷を出て大平原に出るともうこのような景色です。雄大そのものです。
またまた、こんな西部劇風の風景を見つけました。ポストと標識があるのですから人が住んでいるのでしょうが家は見えませんでした。でっかいぞ