こんにちは。
早いもので,新校舎のプールを使うようになって1年が過ぎました。
かつて25m×6コースだったプールから,25m×10コースになって練習も充実するようになりました。
ところで,豊山のプールをGoogle Mapのインドアビューで360°見ることが出来るのをご存知ですか?
興味があったらこちらを開いてみてください!
(他のフロアも見れます!)
中野綾子
こんにちは。
早いもので,新校舎のプールを使うようになって1年が過ぎました。
かつて25m×6コースだったプールから,25m×10コースになって練習も充実するようになりました。
ところで,豊山のプールをGoogle Mapのインドアビューで360°見ることが出来るのをご存知ですか?
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中野綾子
学校水泳の特色の一つとして、集団指導があげられます。
近年、あらゆる場面で個人主義が主流となっており、集団意識というものは薄れています。
最近の傾向として個性を発揮することを得意としており、反対に集団行動を苦手としている生徒が多いようです。
集団の中で行動するという経験は、将来必ず生きてきます。
その理由は、会社組織では自分の意志を自由に発揮できる場面が少なく、他人に合わせて仕事をすることが多いからです。
つまり、学校水泳のなかで学べることは「他者の気持ち」を考え、行動するという「公」の大切さを学ぶことができます。
「公」では、時に我慢が必要なこともあるでしょう。
しかし、他人との調和を図ることで全体がうまく機能し、結果的に自分自身の向上につながることが多いものです。
クラブ活動を通した礼儀の指導や上下関係の在り方などは、在学中にはよくわからなくても卒業後にその有難さがわかります。
豊山水泳部では、「公」の大切さを学ぶことができる集団指導を大切にしています。
一方、水泳の練習では個別指導も重視しています。
水泳の力量は個人によって差があり、水泳部に所属する目的や達成したい目標、出場する試合も異なります。
得意とする種目や距離も異なるため、練習チームを細分化し、それぞれに担当するコーチがいます。
大きくはAチーム、育成チーム、Bチームに分け、その中でさらに2~5チームほどに細分化し、個別の指導を行っています。
これも新校舎のプールを使用し始めてから、より効率が高まっています。
豊山水泳部は泳ぐのが早い選手しかいないように思われていますが、中にはほとんど泳げない生徒もたくさんいます。
入学試験を合格して入った中学1年生は、ほとんどの生徒がスイミングクラブをやめており、泳げない生徒が多いです。
かつては高校1年生で10mしか泳げない生徒も入部し、3年後には50mで30秒を切るほどになったという例もあります。
そのような生徒が喜ぶ姿を見るというのも教師冥利につきるものです。
泳げない生徒から全国中学校大会で優勝し日本選手権で好成績を上げる生徒まで、皆が一緒にクラブ活動を行っています。
私がよく言うことですが、速く泳ぐこと自体は何の自慢にもならず、大切なのは「泳ぐことで何を学んだか」ということです。
学校水泳では「集団指導と個別指導」のそれぞれの利点を生かすことで、より良い教育活動を行うことができるのです。
竹村知洋
こんにちは。
もうすぐGWですね。本校はカレンダー通りなので最大3連休ですが…
さて、GWには5月2日(月)~5日(木)まで東京都水泳連盟主催の強化練習会が東京辰巳国際水泳場で開催されます。
豊山水泳部からも監督・コーチを含め14名が参加予定です。
東京都水泳協会の強化練習会として、4月24日(日)に東京都体育館で行われた合同練習会にも参加させていただきました。
これらの練習会にかかる費用はすべて東京都水泳協会が負担してくださっているため、いずれも参加費は無料です。
長水路の恵まれた環境の中で強化練習ができることは、とても有意義なことであり感謝しております。
また、平成28年度(2016年度)東京都強化記録を突破した以下の選手は、今後強化練以外にも合宿等に参加していきます。
吉田 惇哉(3年) 400mFr,1500mFr
田中 瑛之介(3年) 200mBa
塚田 大輝(3年) 200mBr
吉田 啓祐(1年) 400mFr
強化練習の成果を5月以降の大会で発揮することが一番の感謝につながると考えています。
スタッフも一丸となって頑張ります!
中野綾子
こんにちは。
SWIMMING MAGAZINE5月号で第38回全国JOCジュニアオリンピックカップ春季大会での本校水泳部の選手の活躍が掲載されましたので,遅ればせながらご紹介します。
(画質が悪くてすみません)
中野 綾子
こんばんは。本日の練習も終了しました。
本日も1年生の紹介です。
橋田峻良くん(写真左)と勝本悠太くん(写真右)です。先輩に負けず練習にくらいつくことがインターハイへの近道です!頑張れ!
お次は中学1年生です。北川凜生くん(写真上)と田中雄貴くん(写真下)です。まずはきれいな泳ぎを身につけていきましょう!期待しています!
野本
こんばんは。本日の練習も無事に終了しました。
新入生が頑張っています!左から庄野敢大くん(佐賀県出身)、吉田啓祐くん(佐賀県出身)、西口大河くん(東京都出身)です。
福岡竜大くんも合宿所の生徒の1人です。遥々、沖縄県の宮古島から来てくれました。最初は慣れない環境に困惑しておりましたが、今は大分慣れてきたようで表情も明るくなってきました。期待のホープです!
竹村監督のストレッチの指導を受けている様子です。福岡くん、頑張れ!
2,3年生に負けずについてってください!
野本
おはようございます。本日から朝練習が始まりました。
朝練習では、1時間ちょっとという限られた時間でポイントを絞って練習に取り組みます。
本日はプル・スイムのみの練習でした。
マネージャーの漆原くん(2年生)は特進クラスで勉強をしながらAチームのマネージャーとしてチームを支えてくれています。まさに文武両道の鑑です。
選手はマネージャーの存在に感謝し、声を出し合って、タイムを読まれたら返事をし、士気を高め、より強いチームを作りましょう!
そして漆原くんを見習って勉強も怠らずしっかり授業を受けてください!
野本
学校水泳の特色として、さまざまな人間関係の経験ができるということがあげられます。
特に先輩と後輩の上下関係は重要です。
社会人になってから誰しもが必ず経験することなので、学生時代に鍛えておくことで、将来円滑な人間関係を結ぶことができるはずです。
1年生の時には、上級生から指導を受けることになります。
厳しい先輩もいれば、優しい先輩もいて、礼儀や決まり事を学ぶことになります。
時には理不尽とも思えるようなことを言われることがあるかもしれません。
しかし、それこそが学びの良い機会であって、嫌な人がいるからといってそこから逃げていては自分も成長しないのです。
2年生になれば、下級生の指導をすることになります。
1年生ができていなければ、3年生からも指導を受けることになります。
いわゆる中間としての立ち位置を知る学年です。
3年生は1・2年生の指導を行い、チームをまとめることになります。
特に主将や副主将は重要な役割を担うことになります。
いつも新入生の入学前に言うことですが、一番良い指導は自分たちが手本を見せることです。
自分たちができていなければ、下級生に指導をすることはできません。
下級生ができていないのは上級生に責任があります。
このような関係は、会社でいうところの上司と部下のようなものです。
もちろん、同級生からもさまざまな人間関係を学ぶことができます。
クラブ活動を通じた人間関係の経験は、その人にとって将来必ず役に立ちます。
下級生の時には目上の人との接し方やよりよい関係のつくりかた、時には我慢をするようなことも必要となるでしょう。
上級生の時には下級生の指導の仕方、面倒の見方などを学ぶことができます。
日大豊山高校は男子校ですから、男どうしのさっぱりとした関係です。
陰湿ないじめなどもありません。
私自身、運動部で培った人間関係の経験がどれほど大人になって役立っているか、計り知れないものがあります。
運動部の上下関係の経験は人生において大変貴重なものなのです。
竹村知洋
こんばんは。本日の練習も終了いたしました。
試合も終わり本日から種目や距離、それぞれの特性に合わせたグループ分けが行われました。
豊山では全チーム合同で練習を行ってフォームの確認とチーム力の向上をはかる時期もあればタイプ別に分かれそれぞれで強化をする時期もあります。
自分の弱点を克服し、飛躍するためにそれぞれのグループで頑張っています。
ドリル・フォームの時間では各自で行い、先輩・後輩の垣根を越え意見交換の場としてとても有効な時間となっています。
この期間でフォームを修正し、いい形でGWの強化期間に入りたいと思います!
野本
「学校水泳」の特色として、チーム意識の高さがあげられます。
この意識の高さは、同じ目標に向かって組織で切磋琢磨しているということから自然と生まれてくるものです。
本校には体育クラスがあり、3年間同じメンバーで過ごします。
クラブ活動で練習をしている仲間と、勉強も共にし、合宿所の生徒は日常生活まで一緒です。
教員との結びつきも強くなります。
このような人間関係の結びつきは、チーム意識が高まることにつながります。
その意識は、学校対抗で行われる東京都大会、関東大会、インターハイで発揮されることになります。
特にリレー競技においては得点が二倍になるということもあり、リレーで勝利することが大切な価値を持つことになります。
水泳は基本的に個人競技ですが、団体としての意識が高まることで自分の力をより発揮することができるわけです。
練習では皆で声を出し合うことで、一人では乗り切れない練習にも挑戦することができます。
大会でチームの仲間が良い成果を出せば、チーム全体の雰囲気も高まります。
チーム意識は、Aチームの水泳に対する意識だけでなく、Bチームの学習に対する意識にも影響しています。
学習成績を大幅に上げて、一般入試で難関私大に合格した生徒がいれば、そのノウハウを後輩につなげていくことができます。
かつて、中学校時代に学年でビリの成績だった生徒が一般入試でGMARCHクラスの大学に合格した時は、お手本として大変良い影響を後輩に与えてくれたものです。
同じクラブで培った人間関係は、卒業後にもつながっていくこととなります。
水泳部OB会の存在がそれを示しています。
卒業後は泳力や学力などは関係なく、大人として仕事等の面でつながりをもつことになります。
それは同学年だけでなく、上下の関係にも及びますから学校のクラブ活動のつながりというのは人生にとって大切なものとなります。
本校は男子校ですから、男どうしのつながりとして生涯続いていくことになります。
学校水泳の特色である「チーム意識」は、生涯の宝となるのです。
竹村知洋