日大豊山水泳部 活動日誌

インターハイでの総合優勝を目指して、日々練習に励んでいます。

言葉の力 その3 「為すべきことを為せ」

2020-03-31 05:38:14 | トピックス

インド哲学の古典『バガヴァッド・ギーター』から引用した、私の座右の言葉です。

弓使いの戦士アルジュナとの対話で神の化身であるクリシュナが述べた言葉です。

インドを二分する大戦争が始まろうとする直前に身内同士の戦いに弱気づいたアルジュナに対してクリシュナが語りかけました。

あなたがこの世に生を受け与えられた役割は何か、ということです。

クリシュナがアルジュナに説いたことは、好悪の感情や結果にとらわれることなく「為すべきことを為せ」というものでした。

誰でも嫌なことはしたくないですし、失敗することを恐れています。

そしてするべきことがわかっているのにしないとき、人はたいてい「いいわけ」を用意しています。

しかし心の奥底では「今、何をしなければならないか」ということをわかっているはずです。

そこから逃げるな、ということをクリシュナは言っているわけです。

自分がしなければならないことはつらいことが多いですから、目をそむけたくなるのもよくわかります。

試験があるのに勉強する気にならない、身体を鍛えなければならないのに苦しい思いをしたくない。

誰だって楽なほうがよく、自ら進んで苦しいことはしたくありません。

毎日がその連続だとも言えます。

そこで何とか感情をコントロールし、やるべきことをやるために勇気づけてくれる言葉が「為すべきことを為せ」です。

今、クラブ活動は休止中でありプールには水も入っていません。

私たちが考えるのは2月までの強化を少しでも無駄にせず、これからの大会へ向けてできることをすることです。

自分がやるべきことは何か、今できることは何か。

今与えられている時間を少しでも有効に使っていきたいものです。

竹村知洋

 

 

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言葉の力 その2 「国のために何ができるか」

2020-03-31 04:22:29 | トピックス

第35代アメリカ大統領ジョン・F・ケネディの就任演説の言葉です。

「Ask not what your country can do for you; ask what you can do for your country」

「国があなたのために何ができるかではなく、あなたが国のために何ができるかを問うてほしい」

ケネディは大統領演説で「人類の共通の敵」である暴政、差別、貧困、戦争そして疾病との戦いにともに参加することをアメリカ国民だけでなく、世界の国々に訴えました。

ケネディは「自由」の価値とそれを守るためになすべき行動を世界の人々に問うたのです。

現在、国家や自治体はこの難局に立ち向かうため様々な取り組みを行っています。

私たちは国家の一員として国の方策に従って行動しますが、それと同時に私たち一人一人にできることは何かを考える必要もあることをこの言葉が示しています。

ケネディの大統領就任演説は大変力強く私たちの心に訴えかけてきます。

「自由と勝利を守るために、いかなる代償も支払い、あらゆる重荷を厭わず、いかなる困難とも向き合う」

「連帯し団結すれば、我々ができないことはない」

「すべてのことをなし終えることは出来ないかもしれない、しかし始めようではないか」

「私は重い責任に尻込みすることはない、むしろ歓迎する」

「我々が皆さんに要求しているものと同じく高い強靭さと犠牲を我々にも要求して下さい」

「But let us begin」

「Will you join in that historic effort?」

驚くことに当時ケネディの年齢は43歳、アメリカ史上最も若い大統領でした。

興味のある方は全文を読んでみることをお勧めします。

私も今、自分ができることは何かを改めて考えてみたいと思います。

竹村知洋

 

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言葉の力 その1 「we shall never surrender」(我々は絶対に降伏しない)

2020-03-30 15:39:34 | トピックス

タイトルの言葉は第二次世界大戦の最中、チャーチル首相が国民に向かって述べた言葉です。

チャーチルはイギリスの首相として、ドイツ軍に囲まれ絶望的になっている国民を力強い言葉で励ましました。

現在、各国は目に見えない敵と必死で戦っています。

そのような時、リーダーの言葉は私たちに力を与えてくれます。

今私たちが直面していることは人類史上の危機といえます。

これから多くの犠牲を伴うかも知れません。

しかし、これまでも人類は知恵を使って多くの困難を乗り越えてきました。

人類全体が抱えている問題に対して、少しでも良い方向で解決するためにはどうしたらよいのか。

まずは問題から目をそむけず、強い意志を持つことです。

「we shall never surrender」(我々は絶対に降伏しない)

人々を怖がらせているのは、これから先どうなるのかという「不安」です。

自宅にいる期間が長引いて、マスコミの恐怖をあおるような多くの情報に触れるほど人は不安に陥ります。

そのようなとき、リーダーの力強い言葉は私たちを勇気づけてくれます。

この状況にどういう考え方をもって、対処していけばよいのか。

言葉は強い力を持っています。

私たちが力を得られ、考え方を変えることで前向きになれるような言葉をこれから紹介していきたいと考えています。

竹村知洋

 

 

 

 

 

 

 

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中止が決定されている大会

2020-03-30 14:19:34 | ニュース

3月30日の時点で中止が決定されている大会です。

4月19日(日)北部ブロック公認記録会

5月29(金)~31日(日)いきいき茨城ゆめカップ

6月13(土)・14(日)東京都中学校春季水泳競技大会

今後の大会につきましては情報が入り次第、お伝えします。

竹村知洋

 

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クラブ休止のお知らせ

2020-03-30 12:58:18 | ニュース

クラブ活動は4月12日まで休止となりました。

その後につきましては状況により判断されます。

竹村知洋

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クラブ活動の休止について

2020-03-21 05:06:47 | ニュース

クラブ活動は3月24日から活動を再開する予定でしたが、現在の状況を鑑み、3月中のクラブ活動はすべて休止となりました。

4月以降の活動につきましては、今後の状況により判断されます。

何卒ご理解とご協力のほどよろしくお願い申し上げます。

竹村知洋

 

 

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休校中の過ごし方 その6 「スマートフォンに触らない日をつくろう」

2020-03-19 05:51:49 | トピックス

おそらく今の中高生はスマートフォンに触れないという日は1日もないでしょう。

それどころかほとんどの人は朝起きた瞬間から就寝直前までスマートフォンの画面を見ているのではないでしょうか。

青少年だけでなく、日本人すべてがスマートフォン依存症ともいうべき状況に陥っている様相です。

電車に乗ってもほとんどすべての人がスマートフォンの小さな画面を見つめており、常に指先を高速で動かしています。

しかし、本当に必要があって使用しているでしょうか。

むしろSNSを通した人間関係にストレスを感じたり、大量の情報に惑わされている人もいるのではないかと思います。

『日本の自殺』(グループ1984年)という本があります。

この本には文明の没落の過程を共同研究した論文がまとめられています。

今までのあらゆる文明の没落の原因は、内部からの崩壊であって天災や外敵の侵入によるものではないということです。

文明の没落は社会の衰弱と内部崩壊を通じての「自殺」であるというのが著者グループの主張です。

文明の繁栄こそがめぐりめぐってやがて滅亡にいたる代償を伴うということです。

繁栄の豊かさの代償としてあげられているひとつに便利さの代償があります。

スマートフォンやインターネットの発達は情報化という便利さをもたらしましたが、それには副作用を伴いました。

それは私たちが自分の頭で物を考えることをしなくなり、思考力や判断力が低下したことです。

また匿名性の高いSNSの世界で人は倫理観を失いがちです。

文字を書く力は確実に衰えています。

外食をする店を探すのにも、物を買うにしても他人の評価を気にしています。

そのような便利な道具がない時代の人々の知識や情報は限定されたものであったかも知れませんが、少なくても生活空間に関しては現代人が及びもつかない賢明さや知恵を持っていました。

『日本の自殺』によると情報に汚染された人間はやがて幼稚化し、野蛮な人間と化すことを警告しています。

この本が出版されたときにはインターネットもスマートフォンもありませんでしたが、その警告は現実となっているように感じています。

幼稚化は人から生きる力を奪い、情緒を不安定にさせています。

引きこもりという現象や無差別的な殺人のニュースに接するとそれを強く感じます。

本では「情報の洪水が人間を劣化させる」としています。

マスコミからの一方的な情報が増大することで、自分が直接経験することが減り、ネットワークの情報に依存することで人間関係がますます希薄化しています。

他者との関係を通して自分が直接できる「濃い内容」の経験が減り、マスコミによる「安価な内容」の情報に接することが増えていくのに従って思考力や判断力が低下し、それは結果として「知力の減退」につながっています。

本ではこのような状況を人々が「大量幻覚症状」に陥っていると表現しています。

人々は一時的な情報を追い求め、浅薄な好奇心だけを満たす刹那的な生き方に陥っていくようになるということです。

情緒の喪失や幼稚化・野蛮化の拡大は日本の自壊作用を強め、いずれ没落に至るというのが著者グループの主張です。

没落を防ぐにはどうしたらよいかという教訓も本に示されています。

私がお勧めするのは、休校中に1日でもよいのでスマートフォンに触らない日をつくってみてはどうだろうか、ということです。

おそらく多くの中高生(大人でも)は苦痛に感じる事でしょう。

苦痛を感じるということ自体がスマートフォンに依存しているということを示しています。

道具は人間が使用するものであって、道具に人間が使用されている状況は危険です。

その点、私はいわゆる「ガラケー」なので問題ありません。

携帯電話は仕事で連絡を取る際に使用するものと考えているので、スマートフォンがなくて不便だと感じたこともありません。

スマートフォンで調べる地図は便利そうだと思いますが、自分で考えたり人に聞いたりして目的地にたどり着いた方が道も覚えるというものです。

外食するお店も入ってみて美味しくなければいかなければよいわけですし、本を探すのも直接本屋でみて探す方がよほど楽しいです。

LINEをする必要性も感じたことはありません。

確かに自分の頭で考えるというのは疲れることですが、自分で考えて判断することをやめたら人間は進歩どころか退化する一方です。

「生きる力」は衰え、いずれ文明は没落に向かうことでしょう。

この記事もSNSの一種ですから、しばらく連絡事項以外は更新を休止致します。

休校中のトレーニングや栄養補給、家での過ごし方については今まで紹介してきたとおりです。

あとは他人の情報に頼らず「自分の頭で考えて」、充実した日々を過ごして下さい。

竹村知洋

 

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水泳部祝勝会中止について(再掲)

2020-03-16 18:49:06 | お知らせ

3月21日(土)に予定されていた水泳部祝勝会は、新型コロナウィルスの影響を考慮し中止となりました。

前回に引き続いて祝勝会を開催することが出来なくなってしまったことは大変残念ではありますが、また来年度に祝勝会を開催できるように尽力する所存です。

これまで祝勝会の準備をして下さった水泳部OB会幹事の方々、学校関係の方々には厚く御礼申し上げます。

今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。

竹村知洋

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手作りのマスク

2020-03-15 20:27:28 | トピックス

現在、マスクを手に入れるのは大変困難な状況です。

そこでマスクを手作りするというのはいかがでしょうか。

私はマスクを購入することはいち早く断念し、3月から手作りのマスクを使用しています。

3~4枚用意して、毎日洗濯をすればよいと思います。

無理に探し回って店頭に並んだり、高い金額で購入することでストレスを感じるのであれば、マスクを自前で作ればよいのではないでしょうか。

おしゃれな手拭いや布で作れば自分の気に入ったデザインのマスクができます。

そのうちファッションとして優れた手作りマスクをする人も出てくるかもしれません。

*手作りマスクの性能やウィルスに対する効果は不明ですので自己責任でお願いします。

竹村知洋

 

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休校中の過ごし方 その5 「学習」

2020-03-15 06:26:07 | 日常

今ほど学習に励むのに有効な時間はありません。

日本大学付属の高等学校は4月に基礎学力到達度テストが実施されます。

特に高校2年生・3年生は日本大学への進学を決定する大切な入学試験となります。

主要3教科(国語・数学・英語)の試験で、この1年間に学んだことが出題されますから過去問題を解きながらしっかりと学習に励んでください。

試験で高得点を取ることで、自分の希望の進路に進める可能性が高まります。

大学で自分のしたい勉強ができるというのは大変幸せなことです。

おそらく多くの大人は勉強に関して後悔しているものと思われます。

高校生の皆さんは時間を大切にして計画的に学習してください。

勉強は取り組んでみると、自分がいかに理解をしていないかがよくわかるものです。

学習は試験で点を取るためにするものではありませんが、現実には学習能力はテストの得点で判断されます。

試験の得点は大学の進路に関わり、それが将来の就職にも関わってきます。

学習はすればするほど奥が深いもので、自分の血肉となります。

私は公民科の教員として20年以上にわたって倫理や政治経済を学んできましたが、まだまだ学ぶことは多く、読む本は山ほどあります。

なかでも哲学は大変に面白い学問で、世界や人間について多くを考えさせられました。

私の人生は学んできた哲学が支えているといっても過言ではありません。

一生涯、知りたいことが尽きることはなく、学習が続いていくことは間違いありません。

「承前啓後」という言葉があります。

前を承け、後に啓くという意味で、これまで学んできたことを受けて今後に活かすことです。

私たち人類は、祖先から多くを学び発展してきました。

私も学生時代には気づきませんでしたが、教員になり「学問の喜び」を知ることができました。

今は休校中で学校での勉強はできない分、自宅で試験勉強や読書をする時間はたくさんあります。

トレーニングや栄養補給、睡眠、家の手伝いなども行いながら、充実した時間を過ごしてください。

休校期間が終わり、一回り大きく成長した皆さんを会えることを楽しみにしています。

竹村知洋

 

 

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