川柳を親子で投句しています。
川柳「平番」3月号が届きました。
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掲載された私と長男と次女の川柳をピックアップしてみます。
よかったら読んでみてください。
近詠
「お見送り今となっては一匹に」
「趣味の会話弾んで止まる箸」
「受験の日雪をも溶かす母の愛」
「子育ての投稿励み得る至福」
「デコ弁に行事表現する努力」
「雑用ができるリーダー素晴らしい」ママ
「お母さんいつも見ていて気色わる」
「お母さんいつも見ていてありがとう」
「ソフトボールグズグズ言ってごめんなさい」長男
「おにいちゃんきらいだけれどだいすきよ」
「べろかんでまるいのがでていたくなる」
「しゃぼんだまだいすきずっとたのしいよ」
「はがぬけたぬるぬるのとこちょっとすき」
「エレクトーンやめたいけれどがんばるよ」
「ないたらねきゅうにはなみずでるんだよ」次女
淡路先生からのコメント
「雑用ができるリーダー素晴らしい」ママ
何処の職場でも、華々しい仕事をする人と、それをサポートする雑用をこなす人とがいると思う。その中でも、どちらもできる人こそが、素晴らしい人だと作者は詠んでいる。表舞台も舞台裏もこなせることが仕事では重要なのだ。
「お母さんいつも見ていて気色わる」 長男
この句とその次の句をみると全く正反対のことを詠まれているが、それこそ、作者が思春期に入って、母親との距離をどう取ろうかと悩み始めた証拠の句だと思います。
「エレクトーンやめたいけれどがんばるよ」 次女
エレクトーンをならっている作者ならではの句だと思う。時には止めて遊びたい気持ちもあるけど頑張って上手くなりたいという気持ちに溢れた句だと思います。
平番ワンポイントアドバイス
淡路 獏眠
原 「新成人スマホかかげて記念写真」 ママ
下の句の「記念写真」が六音字で字余りになっています。ここは、「新成人」で「記念写真」は分かりますから、「撮る写真」とされると字余りを解消できます。
添 「新成人スマホかかげて撮る写真」
原 「のびるのは本番思いする練習」 ママ
下の句の「する練習」が六音字で字余りになっています。九八の二格調になりますが、中七の「本番思い」を「本番に備えた」として上の句にして上五と下五を「練習でのびる」とされるとスッキリすると思います。
添 「本番に備えた練習でのびる」
課題吟「ガラス」
飛田 陽子 選(広島県)
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「ピンクしろいろんなガラスほしいんよ」 次女
「ガラスには物ぶつけるとわれちゃうよ」 長男
「ガラス割れ校長室で謝罪する」 ママ
宿題「香り」
若山 宗彦 選 
「いろいろな香りがあると気持ちいい」 長男
「職場でも香水つけずママの顔」 ママ
宿題 「練習」
淡路 獏眠 選 
「れんしゅうはちょっとできるよがんばるよ」 次女
「練習はいつも疲れるくたくただ」 長男
「目標を持って練習する効果」 ママ
番傘各地句報(12月句会)
森口 美羽 抄
「夕日はねじっくりと見たことがない」 長男
最後まで読んでくださりありがとうございます。
最近は長男に川柳を聞く前に次女に聞くようにしてます。
次女の川柳を聞いていると長男が自然に言うことがあるからです。
だから、わざと長男の前で次女に一生懸命川柳のお題を出して聞いてみるということをしています。
そして、私の川柳は思いついた時に冷蔵庫の横にメモを貼っておいて、すぐ書きとめられるようにしています。
書きためたら、長女に聞いてもらいます。
長女が首をかしげたら、なおしてみます。
次に主人に聞いてもらいます。
「いいじゃんか」と主人が言ってくれた句を投句するようにしています。
主人は全く川柳は作りませんが、作れませんが、いい句は分かるようで聞いてもらっています。
不思議なもので、川柳を人に聞いてもらっていると自分でもこの句はおかしいなあと気付く時があります。
自分では気付かなかったことが声に出すことで分かるのです。
最近、川柳が楽しいと思うのは掲載されている方に知り合いが増えたことです。
(このことを他の方は川柳にどう詠まれるのだろう)ということを考えるととても面白いのです。
例えば今回私が「趣味の会 話弾んで止まる箸」と詠みました。
私は女子会をしたことを詠んだのですが、同じ女子会に参加されたSさんは「おしゃべりに終わりが見えぬ女子の会」と詠まれました。
同じ場に参加された方がこのことをどう川柳にされるのかなという楽しみも増えました。
川柳を作るためにいろいろな場に参加していきたいと思うようになりました。
川柳「平番」3月号が届きました。
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掲載された私と長男と次女の川柳をピックアップしてみます。
よかったら読んでみてください。
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「お見送り今となっては一匹に」
「趣味の会話弾んで止まる箸」
「受験の日雪をも溶かす母の愛」
「子育ての投稿励み得る至福」
「デコ弁に行事表現する努力」
「雑用ができるリーダー素晴らしい」ママ
「お母さんいつも見ていて気色わる」
「お母さんいつも見ていてありがとう」
「ソフトボールグズグズ言ってごめんなさい」長男
「おにいちゃんきらいだけれどだいすきよ」
「べろかんでまるいのがでていたくなる」
「しゃぼんだまだいすきずっとたのしいよ」
「はがぬけたぬるぬるのとこちょっとすき」
「エレクトーンやめたいけれどがんばるよ」
「ないたらねきゅうにはなみずでるんだよ」次女
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「雑用ができるリーダー素晴らしい」ママ
何処の職場でも、華々しい仕事をする人と、それをサポートする雑用をこなす人とがいると思う。その中でも、どちらもできる人こそが、素晴らしい人だと作者は詠んでいる。表舞台も舞台裏もこなせることが仕事では重要なのだ。
「お母さんいつも見ていて気色わる」 長男
この句とその次の句をみると全く正反対のことを詠まれているが、それこそ、作者が思春期に入って、母親との距離をどう取ろうかと悩み始めた証拠の句だと思います。
「エレクトーンやめたいけれどがんばるよ」 次女
エレクトーンをならっている作者ならではの句だと思う。時には止めて遊びたい気持ちもあるけど頑張って上手くなりたいという気持ちに溢れた句だと思います。
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原 「新成人スマホかかげて記念写真」 ママ
下の句の「記念写真」が六音字で字余りになっています。ここは、「新成人」で「記念写真」は分かりますから、「撮る写真」とされると字余りを解消できます。
添 「新成人スマホかかげて撮る写真」
原 「のびるのは本番思いする練習」 ママ
下の句の「する練習」が六音字で字余りになっています。九八の二格調になりますが、中七の「本番思い」を「本番に備えた」として上の句にして上五と下五を「練習でのびる」とされるとスッキリすると思います。
添 「本番に備えた練習でのびる」
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「ピンクしろいろんなガラスほしいんよ」 次女
「ガラスには物ぶつけるとわれちゃうよ」 長男
「ガラス割れ校長室で謝罪する」 ママ
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「いろいろな香りがあると気持ちいい」 長男
「職場でも香水つけずママの顔」 ママ
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「れんしゅうはちょっとできるよがんばるよ」 次女
「練習はいつも疲れるくたくただ」 長男
「目標を持って練習する効果」 ママ
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「夕日はねじっくりと見たことがない」 長男
最後まで読んでくださりありがとうございます。
最近は長男に川柳を聞く前に次女に聞くようにしてます。
次女の川柳を聞いていると長男が自然に言うことがあるからです。
だから、わざと長男の前で次女に一生懸命川柳のお題を出して聞いてみるということをしています。
そして、私の川柳は思いついた時に冷蔵庫の横にメモを貼っておいて、すぐ書きとめられるようにしています。
書きためたら、長女に聞いてもらいます。
長女が首をかしげたら、なおしてみます。
次に主人に聞いてもらいます。
「いいじゃんか」と主人が言ってくれた句を投句するようにしています。
主人は全く川柳は作りませんが、作れませんが、いい句は分かるようで聞いてもらっています。
不思議なもので、川柳を人に聞いてもらっていると自分でもこの句はおかしいなあと気付く時があります。
自分では気付かなかったことが声に出すことで分かるのです。
最近、川柳が楽しいと思うのは掲載されている方に知り合いが増えたことです。
(このことを他の方は川柳にどう詠まれるのだろう)ということを考えるととても面白いのです。
例えば今回私が「趣味の会 話弾んで止まる箸」と詠みました。
私は女子会をしたことを詠んだのですが、同じ女子会に参加されたSさんは「おしゃべりに終わりが見えぬ女子の会」と詠まれました。
同じ場に参加された方がこのことをどう川柳にされるのかなという楽しみも増えました。
川柳を作るためにいろいろな場に参加していきたいと思うようになりました。