美咲ちゃんちの投稿記録

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「広島復興 写真で追想」

2014-08-24 09:00:22 | じいじ掲載文
昨日中国新聞の広場欄に父の文章が掲載されたのでご紹介します。

「広島復興 写真で追想」

泉美術館(広島市西区)で開催中の写真家明田弘司さんの写真展「広島の記憶 忘れちゃぁいけん、あの頃」を見た。

原爆で全てを焼き尽くされた広島は驚異的な復興を果たした。来年は被爆70年を迎える。

明田さんは、原爆被災後の広島の復興を、ひたむきに庶民の目で撮り続けた人である。

焼け野原に汗と土にまみれて働く人々の力強い営みがある。リアカーに幼児をのせて行商する母親、百メートル道路の建設にも、もっこを担ぐお母さんたちがいた。

子どもたちは、子守などの手伝いをしながら遊んでいる。みんな一生懸命だった。家族を大切にし、近所付き合いのある生活だった。

貧乏な暮らしでも子どもたちは明るく元気だった。今の広島があるのは、力強く前向きに生きたあの頃の人々のおかげだと思う。

写真展を見て、私たちは豊かな生活に慣れる一方、大切なものを失っているのではないかと思った。忘れちゃぁいけん、あの頃。

中国新聞広場欄掲載 2014年8月23日 じいじ77歳


父の投稿文と気付いてくださり、コメントをいただいたのでご紹介いたします。

 「広場」掲載おめでとうございます。お父さんも、常に前向きに日々過ごして居られる様子に関心します。

泉美術館、商工センターにあるいずみが所属している美術館ですよね。

前に主人と何回か行ったことがあります。T.Sより


Sさんのご長男さんがたまたま昨日行かれたようで、「懐かしくたくましい昭和の写真だった」と言われたそうでした。

 「土砂災害」関係が優先の現在の「広場」にあったよくも3席に食い込まれましたね。おめでとうございます。K.Sより

コメントありがとうございました。

私も父と一緒に泉美術館に行ったことがあります。

係の方も親切で、とてもいい美術館です。

また行ってみたくなりました。








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