【着物が嫌われる場所】<問題提起、辛口投稿です>
「いっつもお着物ですよね?」
いえ、そうでもないです。着物嫌がる人がいるところでは着ない様にしています。
「えー!!うっそー!!日本に着物嫌がる人なんて存在するんですかぁーーー!?」
します。します。白い着物着ているだけに買い物かごをわざとぶつける60-70代女性、めっちゃ多いですよ。濃い色の着物、木綿のカジュアルな着物だとないので、わざとだといつもわからされています。
「えーーーー!うっそー!!なんでそんなことするんですかっ???」
えーっと。なんでと言われても
わたしは「されてる側」で、
わたしが「している行動ではない」です^^;
わたしは色黒なので肌馴染みより白い着物を好みます。白じゃない日もあるので違いを如実に感じる機会がめちゃくちゃ多いです。
ちなみに(笑) 画像アプリが左右反転してしまうことについて、
見えるひとのために逆設定にしましょう。とご丁寧な啓蒙する方もいらっしゃるが、
それは一体誰の、何のために??
これが何のことか解説します。
着物は絶対に左の布が右側にかぶさる巻き方をします。
利き手が右が多いということから、右手で乱れを直せるから、が、わかりやすいとおもいます。
(ということは、左利きさんの利便性への考慮は・・・?)
ただ、このごろあるスマホの画像アプリは鏡にうつったまんまの左右となります。
つまり、それは現実に対面した時にみる様子とは反転するのです。
で、はっきりいってそれはどうでもよいのですが、
右の布が左側にかぶさる着方は、実は「死人巻」と呼ばれていて、亡くなったかたに着せる着方なのです。
たかがこれだけのことですが、
着物界では、着物が廃れて
着方をわからないひとをバカにする目的で、
「あ、アイツ、死人巻きだ!無知でやんの!」
と指摘して当然、という
差別意識、貧相な思考カルチャーが存在します。
数か月前にもわたしを公開処刑しようとした年配女性がいたの、覚えている方いらっしゃるでしょう。
そんなこんななので、ミラー反転の着物着用画像をネットでみつけるや
「こ、これは・・・(目に余りますね、の揶揄意図)
着物をわかっているひとへの安堵への対処として
スマホアプリの設定を変更するのがマナーじゃないんですか?」
と、わけのわからない「ぶりっこ」が、流行っている。
はっきり言って着物常用愛用者ならば
そんなアプリ反転がなんの意味もないことぐらいわかっている。
半端に知ったかぶりをしたいひとが、
「わきまえてる自分って、うふっ!」
の、優越感ごっこなのだ。
そんなこと言ってまで着物文化を愛してるぶりっこするなら
[常時」着て、周囲を着物文化啓蒙に尽くして
ご自身の「正しい」反転対応済み画像の常時多数掲載で
世間を埋め尽くしてほしい。
そうおもうのであります(笑)
あー、たまに言わないとストレス溜ります。
着物スタイリスト・時短着付け指導者として、
生徒さんには、今の
「現実」「着物」で「普段」「出歩く」
信じがたい現状についても対策お教えしています。
そう、わたしは日々、実験検証もしています(爆)
なので、わたしを「安全」シールドにして(笑)
ついていらしてください(^_-)-☆
着物を愛してやまない、着物スタイリスト
石橋 香
#kimonostylistkaori
#365kimono
添付はわかりやすい画像をひとつ。
背後の看板の字が逆ですよね?
わたしが腕時計をするのは必ず左です。
つまりこれは実際に見る画像とは反転している、ということです。