☆it's carmen's way☆ 

365kimono なきゃつくる料理

スマララティのレゴン

2007-04-10 19:28:45 | TRAVEL
つわり生活の終了とともに家族のおつかれさま・ばけーしょんとばかりに即決した今回の旅行。

ジャズライブもフラメンコライブものりのりの桃姫に、
ぜったいガムランを聞かせたい!!喜ぶ顔が見たい!

そのもくろみはライブはじまりの音楽とともにくずれさった・・・

会場の雰囲気から、民族的お面から、神々しすぎる空気のせいか、
即泣きだして「あっちーーーーーーーーーー(に早くつれてって)」としがみつく


桃姫は客席からたちあがって会場の後ろでは足りず、

真っ暗な屋外の、近くにあるこれまた真っ暗な神社のなかへ

「こっちー(に連れて行け!)」と泣き叫ぶ。

ライブより、真っ暗な神社のほうがはるかに怖いと思うのだけど、

彼女にはそういう問題ではなかったみたい。

さらに道路の向こう、真っ暗闇の行き先のわからない方をさして「あっちーーー(につれていけ」

いったいどこへ行きたいの???


ガムランがこわくてどこでもいいから逃げたかったのよね。


理解したんだけど、私としては、今回の旅行日程でみれるレゴンダンスのベストはどれかといろんなヒトにさんざん確かめて、やっとこさたどりついたものだけに、

会場にすら居させてもらえないとなると、何しにバリに来たんだっけ??

とがっくりー。

さらに、心底怖いとき、しんどい時ってなぜかお父さんじゃなくお母さんを求めるのよね。会場から出るしかなかったお母さん。


1歳10ヶ月の身にはお化けがあらわれたようなもんだろうな・・・

はじめの2曲を棒に振り、

3曲目のバリス(戦士の踊り:昔習ったことがある!)が秀逸ときいていて、

その前に桃姫泣き止んでくれたから、ラッキーと会場の一番後ろに立つと

また「あっちー」と泣き出しそうな声で叫ぶ。

意を決して「お願い」してみた。

するとなんと静かになってくれた。感謝!!!!!!!!

各曲終わりは厳かな顔なりに拍手。

最後のバロンダンスの始まりでやっとねんねに突入。ふぅー。

蒸し暑いなか、びったり抱っこのため

汗をふきたいのに、てぬぐいはしっかり桃姫の手ににぎりしめられて。

彼女の心が落ち着くものを何ももってこなかったのを反省。


そんなかんなではじめからどっぽり浸かって観劇、からほど遠かったけど、

このスマララティグループ、めちゃくちゃ上手い。

全員気合が違う。いままででみたレゴンの中で断トツのベスト☆☆☆☆☆

グループリーダーの踊ったバリスにいたっては

こんな解釈アリなのね、と驚嘆☆

はじめてカルロスサウラの「セビジャーナス」をみたときと同じ。

観れてとっても幸せ。



帰国~帰宅後真っ先に旦那が録音音源をPCに落とすと

それを聴いて、即おお泣き桃姫。

旅行前まで、何年何ヶ月も聞いたことがあったガムランなのに、

単なる音楽としてでなく、この特別な景況が結びついてしまったからねぇ・・・・

もうすこし(何年か)の間はホテルのベビーシッターにお願いするほうが

双方にとって幸せとわかる。


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