2009/03/29 記
悠久の沃野を望み「バングラデシュ紀行記」報告ー4(塵処分場)
衝撃の現場! 処分場での少女、その家族に幸多き未来が開ける事を祈るのみ!
※ダッカ廃棄物管理能力強化プロジェクト(技術協力)
2000年 8月~ JICAより短期専門家派遣
2003年11月~ ダッカ廃棄物管理計画調査
2005年 ~ 処分場の改善&建設
2007年 2月~ ダッカ廃棄物管理能力強化プロジェクト開始
ダッカ市行政区(145Km²、人口800万人) 及び首都圏:1300万人を対象に廃棄物管理サービスの向上、衛生環境の改善を目指し、住民参加型の収集活動、最終処分場の構築と維持管理、行政能力の向上等、廃棄物に関する各種問題解決へ向けての取り組みである。2月15日(日)午前中、地方行政技術局(LGED)訪問し意見交換会、午後市内のゴミ収集実態及び最終処分場を視察。
一昔前のダッカを知る人の話では、『本当に市内の至る所、ゴミだらけの雰囲気であったが、今回参加して街中が随分と綺麗になっているのにビックリした。』・・・との事。 それでも初めて訪問した者からすると道路の端々にゴミが散乱している感じでした。
現場で清掃業に携わる方々や、平気でゴミを道路に捨てる感覚と生活習慣、更に自分達の街を自分たちで綺麗にしていこうとのその意識さえも変革させていこうとするシステム作りに奔走されて来られた人々のご苦労を考えると本当に頭が下がる思いである。
地元行政、日本の外務省、JICA、JBIC、専門技術者、青年海外協力隊の方々の執念にも似た情熱無くして今日の様な住民まで巻き込んだ一つのコミュニティー創りへと連動した流れは、できなかったであろう。
それはそれとして・・・カラスやトンビが飛び交い、無数のハエがたかり異臭漂う処分場で、ひたすらに物(有機金属類等)を探し廻る一人の少女を目前にして物凄い衝撃が走った事は事実である。その実態は編集した映像の方が実感できると思えるが、取り敢えず写真で紹介します。
※映像で一部紹介
ダッカ廃棄物最終処分場 衝撃の映像、少女の未来に幸多き人生を只々祈る!
http://www.youtube.com/watch?v=Vm19C_A-F7
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます