アコギおやじのあこぎな日々

初老の域に達したアコギおやじ。
日々のアコースティックな雑観

さまざまな「学び」

2010-10-02 | Weblog
 今年4月、単身赴任のアパート暮らしから自宅に戻った。


 入社以来、8回目の引っ越し。


 引っ越しにはいつも不便、不安、さらにはトラブルは付き物。だが、会社勤めならば、それらは仕方がない。


 ただ、子どもと離れ離れになったのは初めてだったので、再び一緒に暮らせることとなった今回の引っ越しは、特段にうれしいものだった。


 子どもはもちろん、家族と一緒に住める。それがいかに恵まれていることか。再認識させてくれた。


 それはまた、家族を大切に思う気持ちを醸成することにも役立ってくれた、とも感じている。


      ◇


 が、一点、問題が浮かび上がった。


 私の不在中、自宅がネット不通となっていた。


 ネットを管理できる者が、私以外にいなかった。



 単身赴任前に「ひかりテレビ」にして、テレビ、電話、ネットはすべて1本のひかりケーブルを通していた。県内でも、いや、東京を除く東日本でも「ひかりテレビ」の先駆けだった。


 しかし、単身赴任中、子どもとの会話を楽しみたいがために導入したネット経由のテレビ電話によるプロバイダの不具合に始まり、ついにはネットのみが不通になってしまっていた。


      ◇


 自宅のネット環境が復旧するまで、ネットを通してしていた作業は職場のパソコンで代えることにした。



 スポーツや観光、書籍の情報収集など、私的な目的でも職場のパソコンを使っていた。


 ほかの人も「私的使用」をしているものと認識していた。


 ただ、失敗は、ブログの更新だった。


 4年以上、入院中を除いて毎月アップし続けているこのブログを中断したくなかったので、自宅で個人パソコンのワープロソフトで原稿を書いては、職場のパソコンから更新していた。


         ◇


 が…、


 先日、出張から戻ると、職場の机に一枚の回覧。


 「職場パソコンの私的使用は禁止」。さらに「個人ブログを更新している人がいます。心当たりのある人は自分で分かるはず」とのただし書き。


 「私的使用」については多くの人が心当たりのあるはずだが、「ブログ」とまで特定されれば、心当たり大あり。



 しかし、個人的に指摘を受けたことはない。


 まさか、「個人」に向けた「回覧」?


 いや、いや、そんな小児病的な懐疑はよそう。自分を矮小化させてしまうだけだ。


 公と私とを分ける。それだけ。


       ◇


 ともかく、職場のパソコンからの更新はしない。


 もちろん、私的使用も。


      ◇


 いま、10月2日午後10時、出張先のビジネスホテルのLANケーブルで個人パソコンをアップデートし、そしてこの文章を書いている。


 ほぼ半年振りのアップデートなので時間を食ってしまった。


 自宅のネット環境が回復するまでは、このブログはビジネスホテルかネットカフェなどからアップすることになるだろう。


 そういう訳で、更新の回数は減るのですが、ごく少数の読者のみなさん、でも、思い出したときには読んでください。


 原稿はすでに200本を超えたし、不便はあっても4年続いたものを中止するのは、自分的にももったいない。



       ◇


 今回のことは、過去ログをあらためて読み直す機会にもなった。


 自分の文章の変遷、さらには未熟さを再認識することができた。


         ◇


 無線ランになったばかりのころ、うれしかったことがあった。それを思い出した。


 自分はトイレで考え事をすると、すごく脳が活性化されると認識している。


 連載をもっていたときなどは、トイレで構想を練ることが多く、満足のいく仕事ができたことも多い。無線ランを導入したばかりの頃、多分、3年前くらい。トイレにモバイルパソコンを持ち込んでブログを書いていると、なんだか満足のいく文章が書けた。


 「伝える力」。これをもっと磨きたい。


 少し更新の間隔はあくことになりますが、ぜひ継続して読んで頂ければ幸いです。
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