「いっぽ」のつぶやき

健康に福祉にボランティアにと、自分らしい人生を過ごすために、一歩ずつ歩んでいる「いっぽ」のつぶやきです。

結婚式

2008-12-20 23:04:11 | 日記
20日は娘の結婚式でした。
朝から娘と二人、家族より先に出かけ、お婿さんとお母様と一緒に早めの昼食をとった後、式場の加藤神社に向かいました。
神社の控え室には、すでに美容師の方たちがスタンバイされていました。

さっそく、娘の準備が始まり、同時進行で、私とお母様も着付けをしていただきました。
娘が化粧をしてもらいましたが、普段、あまり化粧しないので、別人のようです。
みなさんから、わぁ、かわいい、と言っていただき、親の目から見てもとてもきれいでした。
日本髪のかつらをかぶり、白無垢を着て、綿帽子をつけるとお嫁さんの完成です。
後からやってきた主人も、感無量のようです。

式は雅楽の演奏の中、厳かに行なわれました。
ただ、7ヶ月の孫は、ちょっと声を出しただけなんですが、外に出されてしまいました。
式は三々九度と指輪の交換と、滞りなく進み、無事に結婚式が終わりました。
そのあと、外に出て、みんなで記念撮影です。
外はとっても良い天気で、熊本城をバックに何枚も写真を撮りました。

そのあと、それぞれに披露宴会場のマリー○ールドに向かいまいした。
日本髪のまま乗りこむので花嫁専用のタクシーを頼んだのですが、屋根の部分が開閉するので、乗り降りするのに便利です。
熊本には1台しかないそうです。

娘は慣れないかつらで頭が重い上、内掛けを着て、身動きもままなりません。
披露宴まで2時間近くあるので、会場に着いたあと、かつらと打掛を取ってもらって、少しは楽になったようです。

披露宴はどんなことをするの?と聞いたんですが、余興とかは頼んでいないし、特になんにもない。と言って、段取りも教えてもらっていません。
新郎のあいさつで式が始まり、来賓挨拶は1人だけで、二人の共通の恩師の方がされました。
乾杯のあと、食事のスタートです。
料理が評判の会場だけに、美味しい料理を堪能していたら、「花嫁がお色直しに向かいますが、そのお手伝いを花嫁のお母様にお願いします。」と司会の方の言葉です。
あわてて花嫁のところに行くと、二人の間に立たされ、私の活動紹介のあと、一言お願いします、と言われてしまいました。
そんなの聞いてないよ!

和装から洋装に着替えた二人は、ナイアガラ花火をバックに庭から登場です。
そのあと、各テーブルを周り、それぞれのところで記念撮影を行いました。
ウエディングドレスの退場には、主人が呼ばれました。
お坊さんの格好をした主人とウエディング姿の娘、なんともミスマッチですが、やはり親子ですね。
照れながらも娘の手を引いて退場する姿は、なんともほほえましいものでした。

カクテルドレスに着替えて登場するときのバックミュージックは、次兄のピアノ演奏でした。
まるっきりの独学なんですが、長男のときも弾いてくれて、好評でした。
今回も、うまく弾けないかもしれない、と言いながらも、妹のために演奏を引き受けてくれました。
完璧な演奏ではないかもしれませんが、とても優しい音色で、みなさんも楽しんでいただいたようです。

ウェディングケーキは、四角いケーキに二人でナイフを入れ、あとでみんなに配られます。
そのあと、二人の母親が呼ばれました。
それぞれの母親が最初の灯をともし、それを出席者につぎつぎに繋いでいきます。
それが新郎新婦に渡り、二人で一つの大きなキャンドルにともしたとき、全員で「おめでとう!」と祝福してくれました。

それから両家の親が前に呼ばれ、娘が手紙を読みました。
そんなことをしたら泣くから、絶対しないでね、って言ってたのに・・・
娘は涙をこらえながら、一言一言、頑張って読んでいたんですが、私は涙があふれて仕方がありませんでした。
主人は、自分をつねって、必死でこらえたそうです。
それから、主人には娘の手編みの帽子、私と新郎のお母様にはそれぞれマフラーをプレゼントしてくれました。
二ヶ所の治療院を行ったり来たり、その上、式の準備と、すごく忙しかったのに、手編みをしてくれていたなんて、驚きです。
義姉さんはご存知だったようで、ずいぶん頑張っていましたよ、と言われました。

最後は新郎の挨拶のあと、長男が万歳三唱をすることになっていました。
他の人に頼んでよ、とか、何も話さないからね、と言っていたんですが、妹に向けて、りっぱなはなむけの言葉を語ってくれました。
スタッフの方が前に並んでいる私たちに、絶対万歳をしないでくださいね、と念を押されたんですが、一緒に万歳をしてしまう人もいるんでしょうね。

長男のときは、お嫁さんをもらって、うれしいばかりの式でした。
友達からは、娘のときはさみしくて、悲しくなるよ、ってさんざん聞かされていましたが、きっと娘を幸せにしてくれるだろう、やさしくて頼りになるお婿さんなので、不思議なほどさみしさ、悲しさはなく、楽しい式でした。
ただ、娘がここまで育ってくれて、きれいなお嫁さんになったことに感動しての涙はあふれてしまいました。
式が終わって、スタッフの人から娘の手紙を渡されたんですが、それを見ただけでも涙が出て、とても読み返すことはできません。

これから二人でたのしい家庭を作っていってくれることを願っています。
コメント
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