「いっぽ」のつぶやき

健康に福祉にボランティアにと、自分らしい人生を過ごすために、一歩ずつ歩んでいる「いっぽ」のつぶやきです。

論語教室

2011-10-15 17:44:35 | ボランティア
合志市では、5月より親子論語教室が開かれています。
全10回行われ、毎回、前半は論語教室、後半はお楽しみ学習プログラムです。

お楽しみ学習は、科学教室、読み聞かせ、絵手紙、茶道教室、
それに押し花しおり作りで、それぞれ2回ずつ行うことになっています。

5回目の今日は、私が担当する押し花しおり作りでした。

10時前に会場の「三つの木の家」に行き、下準備です。
管理人さんが、机や延長コード、ボードなど、いろいろ用意して下さいました。

10組の親子が参加しているのですが、今日はお休みされた方もいて
全員で15名でした。

まずは、論語教室です。
テキストは「親子で楽しむ論語塾」安岡定子著(明治書院出版)です。

みんなで声を揃えて読みあげます。

子曰(のたま)わく、
「人の己を知らざるを患(うれ)えず。
 人を知らざるを患(うれ)う。」

意味:孔子先生がおっしゃった
   「他人が自分の実力を理解してくれないことを嘆くことはない。
    他人の実力を自分が見極められないことこそ心配するのです。」

子曰(のたま)わく、
「巧言令色(こうげんれいしょく)、鮮(すくな)し仁(じん)。」

意味:孔子先生がおっしゃった
   「上手に飾りすぎた言葉の人や、うわべばかり格好をつけた表情の人には、
    本当の思いやりの心がかけているものです。」

改めて、こうして論語を読むと、本当に深いものですね。
大昔に書かれたものなのに、今読んでも、ずんと心に響きます。
物が豊かになり、暮らしはどんどん便利になりましたが、
人の心は昔から変わっていないということなのでしょうね。

こどもたちは、今は意味がわからないかもしれないけど、
これを暗誦していると、いつか、こういうことだったのか、と思いあたることでしょう。

10分間の休憩の後、いよいよ私の出番です。
まずは、カンボジアのこと、地雷のこと、小さな一歩の会の活動のことをお話させてもらいました。

そのあと、押し花しおり作りに取り掛かりましたが、
子どもたちも、お父さん、お母さんも、みんな黙々と取り組まれていました。

ラミネーターにかけてあげると、思った以上の出来上がりに、みなさん満足そうです。
さっそく2枚目に取り掛かられていました。

最後に、「楽しかった人?」と尋ねたら、全員、「楽しかった」と手を挙げていただきました。
次は2月に行いますので、さらに楽しんでもらえるようにしたいと思います。




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