英語な日々

京都在住の英語講師のと猫と英語と美味しいもののお話。
時々、脳動脈瘤のお話もね。

「エンストを起こさはったんや。」

2016-03-17 | 病気
昨日のブログに沢山の暖かな、また、とても参考になるコメントをいただいた。
感謝の気持ちでいっぱいです。


今朝も、いつものように姑の朝ごはんの介助をしていた。
義理姉も、付かず離れずで様子を見てくれている。


スープとパンを食べ終えて、ゆっくりとゼリーに包んだ錠剤を飲み終えたところで、姑の動きが止まった。

唇が紫色になっている。

おかあさん、しんどいですか?

返事がない。

けれど、今回は絶対に喉にものは詰まっていないはずだ。

おかあさん?
おかあさん!!


呼吸は止まっていない。
意識を失っているだけのようだ。

義理兄夫婦と三人で、姑をベッドに移す。
姑は眠っているようにも見える。
呼びかけにはほとんど応答しない。

昨日のこともあるので、とりあえず、かかりつけの先生に電話をすると、すぐに来てくださるとのことだった。

その時点で9時10分前になっていた。
9時からの授業がある。当日キャンセルはゆるされない。

後は、義理兄夫婦に任せて、家を出た。

仕事が一段落して、様子を尋ねる電話をした。

超高齢者は、意識消失を起こすことがあるらしい。
その回数は、この先、だんだんと増えていくのだそうだ。涙

先生はその状態のことを、「エンストを起こさはったんやな。」と仰ったそうな。
すごくよくわかる表現法だ。

歳をとっていくと、古くなった自動車のように、だんだんエンストを起こす回数が増えていくのは、もう、自然の摂理だそうだ。
昨日の朝も、おそらくは、食べている最中にエンストを起こしてしまったから、喉のものが詰まってしまったのだろうとおっしゃる。

そうか。
そういうことだったのか。

食べている間は、全く目が離せないけれど(誤嚥が恐ろしいので)、原因がわかれば、こちらも比較的心穏やかにおばあちゃんのお世話ができる。

「これからエンストを起こさはったら、迷わず救急車を呼んでくださったらいいですよ。」


そうなんだ。


ずっと走ってきた「おばあちゃん号」
もう、修理も部品交換も、叶わないのなら、時にはエンストを起こしても、仕方ないよね。

すこしだけ、腹が据わった気がする。
感謝です。




いや、なんか違うし。ww





















コメント (16)
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