1日の仕事を終えて、ブログでも書こうかと、パソコンに向かう。
・・・疲れて何にも思い浮かばない。
何かネタでもないかと、写真のアイコンを開く。
どうしてそうなったのかは分からない、分からないけれど、黒猫『福吉』の写真が、画面いっぱいに現れたのだ。
後ろには、その姉妹のにゃあ吉がいる。
思わず落涙する。
この写真を撮った頃は、腎臓病の末期だった。
体温が低下するので、一所懸命暖めた。
9年前の冬に亡くなった私のソウルメイト、
今も、きっと何かに生まれ変わって、そばに来てくれるはずと信じて、ずっと待っている猫である。
ぼうっと写真を見つめて時間が経つ。
疲れるといけません、涙もろくなる。