3週間ほど前から、母が「電子レンジがおかしい。」と言い出していた。
「ボン!」と言ったり、変な大きなキーキー音がするらしい。
けれど、私が見に行った時は、いつも、普通なのだった。
「普通に使えているよ?そんなに簡単に壊れないから、大丈夫だよ。」
「ほんとうに?それなら普通に使うけれど、なんか怖いんよねー」
こういう会話が、何度か繰り返された。
そして、昨日のことである。
母の様子を見に行った帰り際に、また母がつぶやいた。
「やっぱりレンジがおかしいんよね。怖いんよ。」
母の思い違いに違いない、と思い込んでいた私は、うんざりしながら、こう言った。
「それなら、ちょっと何か解凍してみようよ。」
冷凍庫に、小さな冷凍のチョコレートケーキを入れる。
スイッチを入れると、キーキーと、大きな音がする。
おや?っとおもったら、『ボンッ!』という大きな音がした。
慌ててスイッチを切って扉を開けると、中は白い煙でいっぱいだ。
変な金属臭もする。
・・・・・ヤバかったねー
・・・・・火事になるところだったねー
母よ、ごめん、あなたが言っていたことは正しかったのです。
今日までなんにもなくてよかったです。
母は、もう料理はほとんどできない。
食べたい時に、食べたいものを少しずつ解凍して食べる。
だから、電子レンジがないのは、死活問題なのだ。
すぐに、ネットで使いやすそうな電子オーブンレンジを発注する。
翌日には届くそうだ。
そして届いた光り輝くレンジ!
途端に母も明るくなった。
よかった、よかった、やっぱりちゃんと話を聞かなくちゃダメだ。
『どうせ老人の言うことだから、まあ話半分に聞いておこう』などという思い込みは、後から大きな後悔につながる。
大いに反省しながら、2人でまたまたチョコレートケーキを解凍して、ホイップクリームをたっぷりとかけていただきましたとさ。(写真はない。ww)
今日の夜弁当:伊勢丹の赤飯弁当♪
小ぶりで和風、そして何より、大好物のお赤飯!
今日の黄猫組:やっぱり栗吉は歳をとっちゃったな・・・
高崎市の行方不明猫『まめちゃん』です。
そらにゃんさんが泣きそうなお気持ち、すごく良くわかります。普段要領を得ない話にイライラしたり時間に追われて適当にあしらっちゃったりする自分に、それでも親心を見せる母。孝行をしたい時に親はなし、とはよく言ったものです。でも、どれだけ親孝行をしても、後悔するんだろうな。
いい元気玉をいただきました!
もう一度やってみようかな、眉毛猫!
猫界のレジェンドになれる?ww
お返しの元気玉は、レジェンドになった栗吉と握手できる権利です。出世払いということで。ww
親の相談ごとって、なんでああ、話半分で聞き流しちゃうんでしょうね?自分が子供の頃、同じようにテキトーにあしらわれて、悔しい思いをした筈なのに。私の場合、「どうせいつも大袈裟なんだから」とか、「もっと要領をまとめて、分かりやすく相談してくれないかな」とかのイライラが勝っちゃって、ろくに話を聞いてあげてない状態です。反省。
うちも、年末に実家のオーブンレンジを買い換えました。その時母が、「お前がお菓子を作るのに、使い易いやつを選んで」って言うんですね。もう何年も、実家でお菓子なんて焼いてないのに。ああ、なんだか泣きそう。
今日は、海苔の眉毛の元気玉を送ります。黄色1号にくっ付けたら、あっという間に若返りますよ〜😼✨