車を知床自然センターの駐車場に止めて滝まで歩いてみることにしました。
散策道の最初の方は鬱蒼とした森のなかを進むのですが、ヒグマ注意の立て看板もあって少々不安な気持ちもしましたが、すぐに開けた場所に抜けたので気分も良くなりました。
フレペの滝は断崖から落ちるか細い流れでそういったところが乙女の涙という別名になっているのでしょう。
写真のように断崖にあるので下に降りることはできません。上にあるのはウトロ崎灯台です。
断崖の最下部はブラタモリでも取り上げられましたが、細かい柱が並んだようになっており、いわゆる柱状節理になっています。これは溶岩が冷えて固まった際にひび割れて生成されたものです。
滝の近くにはエゾシカが数頭いたので写真を撮りました。人間に慣れているようで近寄っても逃げることはありませんでした。まるで奈良公園の鹿のようですね。