クロムの備忘録的ダイアリー

定年後の日々の楽しみや関心事、具体的には写真、カメラ、観る将あるいは投資の話題などを綴っていきます。

北海道旅行・フレペの滝(乙女の涙)とエゾシカ

2019年06月25日 09時23分08秒 | 旅行

車を知床自然センターの駐車場に止めて滝まで歩いてみることにしました。
散策道の最初の方は鬱蒼とした森のなかを進むのですが、ヒグマ注意の立て看板もあって少々不安な気持ちもしましたが、すぐに開けた場所に抜けたので気分も良くなりました。




フレペの滝は断崖から落ちるか細い流れでそういったところが乙女の涙という別名になっているのでしょう。
写真のように断崖にあるので下に降りることはできません。上にあるのはウトロ崎灯台です。
断崖の最下部はブラタモリでも取り上げられましたが、細かい柱が並んだようになっており、いわゆる柱状節理になっています。これは溶岩が冷えて固まった際にひび割れて生成されたものです。




滝の近くにはエゾシカが数頭いたので写真を撮りました。人間に慣れているようで近寄っても逃げることはありませんでした。まるで奈良公園の鹿のようですね。

北海道旅行・知床五湖

2019年06月24日 10時00分27秒 | 旅行

5/31の午前は8時半から知床五湖の散策をしました。この時期はヒグマの活動期なので知床五湖の散策は資格のあるガイドに案内して貰う必要があります。費用は一人3時間で5千円前後でした。
ガイドは関西出身の女性の方でしたが、知床の自然に詳しく話は興味深かったです。


この日は天気がよくエゾハルゼミが至るところで鳴いていました。




野鳥はキビタキ、オシドリ、カイツブリ、カルガモ、マガモなどが見られました。


また木の幹にはヒグマの爪痕が残っていました。このコース周辺にもヒグマがよく現れるようでそういった情報の説明を受けました。知床というのは人間と熊の生存地域が近いことが実感として感じました。






ほぼ3時間で知床五湖全てを回ったのですが、天気が良いこともあり、どの湖もとてもキレイでした。
特に残雪が残る知床連山の湖面への映り込みは標高200m強とは思えない高原のような清々しさでした。
ガイドによると知床は小笠原と異なり固有種はいないそうですが、狭い地域に海辺から標高の高い地域にあるような自然が存在することが貴重なため世界遺産に指定されたものがそうです。
このあたり気になって帰宅後調べたのですが、簡単に言うと北半球最南の流氷がもたらす植物プランクトンから始まる食物連鎖が魚類やシマフクロウ、オオワシ、オジロワシなどの希少鳥類、さらにはヒグマなどの陸上生物を支えている。
さらに海岸線から標高1600mまでの間に人の手が入っていない多様な植生が存在し、多様な環境を背景としてヒグマが高密度に生息している、ということだそうです。残念ながら美しい自然景観は認められなかったようです。

権現堂の紫陽花

2019年06月23日 23時15分44秒 | 写真


昨日は午後から雨が降ったので紫陽花撮影に丁度よいと思い出かけてみました。


予定では小雨の中撮る予定だったのですが、途中で激しい降雨になり現地では小降りになるのを少し待って撮影しました。実は紫陽花撮影でここに来るのは初めてです。紫陽花は桜の木の袂に咲いています。


また土手沿いにも白い紫陽花がたくさん植えられていました。
雨なので機材はE-M1 mark2と12-100mmのみで撮影しました。紫陽花の種類も多く、雫のついた色とりどりの紫陽花は如何にも梅雨の風物詩という感じでしっとりと咲いているのが良いですね。











初めて来たのですが思ったよりもずっと良かったので、来年からは忘れずに来ようかと思います。

北海道旅行・知床峠とオシンコシンの滝

2019年06月23日 06時52分39秒 | 旅行

野付半島を後にして知床峠経由でウトロを目指しました。


途中の知床峠は標高738m、5/31でもまだ残雪がありました。正面には羅臼岳、周りはハイマツ林で囲まれており、天気が良ければ北方領土が見えるようです。
この日は風が強く寒かったです。知床峠を抜けてウトロに抜けました。まだチェックインまで少し間があったので近くのオシンコシンの滝の見学をしてきました。




滝は道路からすぐのところにありますが、思ったより水量が多く迫力のある滝でした。

北海道旅行・納沙布岬と春国岱と野付半島

2019年06月22日 17時27分08秒 | 旅行

根室宿泊の翌朝、本州最東端の納沙布岬に行きました。納沙布岬は宗谷岬とスコタン岬とともに今回の旅行の目標ポイントの一つです。やはり突端点というのは地理的魅力がありますね。
その納沙布岬ですが白亜の灯台と土産物店が1店あるのみでやや拍子抜けでした。


ここは野鳥の有名観察点で灯台の下に小さな観察舎がありました。時々珍鳥が訪れるそうで、時間があれば一日滞在していたい場所ですね。


納沙布岬を後にして春国岱(しゅんくにたい)に向かいました。いくつか散策コースがあるので小鳥の小道コースと隣接した風蓮湖の自然観察コースを歩いてみました。
小鳥の小道は森の中を進みますが、大きなシダや巨大な水芭蕉が生えていました。




風蓮湖のコースは木道上を進みますが、遠方の森までは荒涼とした地形の中を歩き変化のある地形が続きます。googleの航空写真で見ると非常に変わった地形となっています。


その後知床を目指して北上しましたが、途中野付半島を中間地点までドライブしてみました。
ここも非常に変わった地形で、道路の左右は海となっています。細いところでは半島の幅は数十mしかないですね。将来的には島になってしまいそうです。


僅かに残っている陸地も手前に枯れ木が立ち並んでおり他ではあまり見ない風景が続いていました。