先週は21年振りに京都を旅行しました。
撮影機材はオリンパスのE-M1 mk2とパナのGF9。レンズはオリンパスの12-100mmと9-18mmです。
ちなみに21年前はニコンのCOOLPIX 900という100万画素のカメラでした。
初日はチェックイン後の観光でしたが、建仁寺と八坂神社に行きました。
建仁寺は京都最古の禅寺で開山は臨済宗の宗祖栄西です。ちなみに曹洞宗の宗祖道元は建仁寺で学んだ時期があり、栄西の高弟明全和尚に従って入宋し、帰国後曹洞宗を興しました。
建仁寺は俵屋宗達の風神雷神図屏風で有名ですが、オリジナルは京都国立博物館にあるようで、デジタル複製画が展示されています。
他にも海北友松の雲龍図や竹林七賢図などのデジタル複製が展示されています。
オリジナルが見たいという人もいるでしょうが、私のような者には撮影可能がレプリカのほうが有り難い意味もあります。
また法堂には小泉淳作の『双龍図』という天井画があり、迫力があります。
さらに一際目を引く鳥羽美花の『船出』という青い襖絵もあります。
茶室・東陽坊
潮音庭
○△□乃庭
栄西の入定塔
絵画以外にも堂々とした三門・望闕楼、茶室・東陽坊、潮音庭と○△□乃庭という変わった名の石庭、建仁寺垣、栄西の入定塔など見所が沢山あります。
京都のお寺の中では清水寺や金閣寺ほど有名ではないかもしれませんが、上記のように見所も多く、なにより撮影可能箇所が多いのが気に入りました。