常連客で年配の河合さんが黒の革ジャンを着てきた。最近はダウンジャケットを着る人が多いので革ジャンを見るのは珍しい。
特に彼のは形が古く、昔のを引っ張り出して着たと思うが、そこは客商売、褒めなくてはいけない。
私 「河合ぢゃん、革ぃジャン着て、可愛いじゃん」
客K「いきなりギャグの連発かいな」
私 「そのいでたち、褒めるとこ無いからギャグで挨拶や」
客K「なんやそれ、ごあいさつやなあ」
私 「ほんだら、ギャグではなく本心でいこか」
客K「そうやで、商売抜きで言うてや」
私 「河合ちゃん、可愛いねえ」
客K「俺、エエ年やで。いっこも可愛いとこなんかあれへんで」
私 「いや、チンチンが…」
客K「確かに短小包茎…。当たってるだけ、憎いわ」
私 「それはそうと、その革ジャンは何の皮?」
客K「豚の皮で出来てるねん」
私 「どこで買(コ)うたん」
客K「え~と」
私 「ギャグを考えてるな。豚だけにとんや(問屋)て言いたいねんやろ」
客K「先読みした思てるやろ。そうは問屋は卸さんで。肉屋で買(コ)うたんや」
私 「肉屋か、面白いやん。にくいやないか」
一句:革ジャンが もたらすギャグで あったまる
特に彼のは形が古く、昔のを引っ張り出して着たと思うが、そこは客商売、褒めなくてはいけない。
私 「河合ぢゃん、革ぃジャン着て、可愛いじゃん」
客K「いきなりギャグの連発かいな」
私 「そのいでたち、褒めるとこ無いからギャグで挨拶や」
客K「なんやそれ、ごあいさつやなあ」
私 「ほんだら、ギャグではなく本心でいこか」
客K「そうやで、商売抜きで言うてや」
私 「河合ちゃん、可愛いねえ」
客K「俺、エエ年やで。いっこも可愛いとこなんかあれへんで」
私 「いや、チンチンが…」
客K「確かに短小包茎…。当たってるだけ、憎いわ」
私 「それはそうと、その革ジャンは何の皮?」
客K「豚の皮で出来てるねん」
私 「どこで買(コ)うたん」
客K「え~と」
私 「ギャグを考えてるな。豚だけにとんや(問屋)て言いたいねんやろ」
客K「先読みした思てるやろ。そうは問屋は卸さんで。肉屋で買(コ)うたんや」
私 「肉屋か、面白いやん。にくいやないか」
一句:革ジャンが もたらすギャグで あったまる