私は便秘症なので、心配症の妻は私の便通をいつも気にしている。夕方、トイレから出てきた私に妻が夕餉(ユウゲ)の支度をしている手を止めてお通じの具合を聞いた。
妻 「今日はどうやった?」
私 「出たで」
妻 「珍しく2日連続で出たなあ。良かったやん」
私 「牛乳とヨーグルトとコーヒーを飲んだからやろな。1日分出たわ」
妻 「とにかく良かったやん」
私 「量にして200g、茶碗軽めに1杯ぐらいかなあ」
妻 「それ以上はもうエエ」
私 「香りはミントの香り」
妻 「そんな訳ないやろ」
私 「そうやなあ、ミント(見んと)分からんなあ。練り具合は半練り、丁度エエ柔らかさ」
妻 「もう、エエて」
私 「色つやも良く、健康そのもの」
妻 「もう、エエって。今、晩御飯作ってるんやからやめて」
私 「今晩はカレーか?」
妻 「もうっ!気持ち悪い話ばっかりして、当分カレーは作れへんわ」
カレー大好物の私は当分、カレーが食べられなくなってしまった。
一句:便秘症 詰まん話題で 胸詰まる
謎かけ:便秘症とかけて、夫は遊び人と解く。どちらも(詰まって・妻って)苦労します