若いお客さんのI君が、先日生まれた子供の写メを私に見せて、新米パパになったことを報告した。
朝、起きたらすぐに我が子を抱くが可愛すぎて離れたくなくなり、毎朝会社に行きたくなくなるほどメロメロだとか。
勤務中も子供が脳裏にチラついて仕事が手につかない、帰宅すれば直ぐに抱っこしたりお風呂を入れたりと嬉しそうに語った。
その、赤ちゃん猿のような小さくて可愛い赤ん坊の写真を見ていると、私が新米パパになった頃を思い起した。
娘の誕生を迎える期待と不安は、新米パパなったと同時にそれまでの人生で味わったことがない喜びと感動に変化した。
抱っこしていると、たまらなく可愛くてオデコやほっぺに何度もチューをして、父親としての実感をしみじみと味わった。
そして、こんな私を一人前の大人にしてくれた妻と生まれてきた娘に感謝し、「よいパパ」になろうと心に誓ったものだった。
新米パパのI君も、これからは父親としての責任を感じながら、幸せな家庭を築いて欲しいと思う。