FujiTV『オクラ~迷宮入り事件捜査~』は人情味のある“昭和刑事”の飛鷹千寿(反町隆史)と、クールな“令和刑事”の不破利己(杉野遥亮)のジェネレーションギャップバディが、実質“オクラ(お蔵入り)”状態の事件を追うヒューマンミステリーエンターテインメント。
警視庁の捜査一課に属しながら“特命捜査情報管理室”と呼ばれ、事件発生当時の捜査情報を基にしたわずかな手がかりと、久々に届く情報提供で未解決事件に挑む飛鷹と不破の捜査により、事件関係者の止まっていた時間が再び動き出す。
最終章に入って10年前に起きた警察官連続殺人事件の実行犯が飛鷹の元妻の井伏愁(観月ありさ)だと判明し、その彼女が銃撃されて裏で操る黒幕が存在したり、飛鷹が加勢英雄(中村俊介)を殺害した真犯人として指名手配されたり…。いよいよ12月17日の最終回に真実が明るみになる。
この作品は少し評価が低かったが、面白いと思うポイントは普通に事件を解決する刑事ものではなく飛鷹千寿が事件の証拠を捏造し未解決事件を解決するところで、私としては結構楽しめた。