ゴボウ

　M君は今日、釣りに行ったとか。

　客M「今日、釣りをしに御坊へ行ってん」
　私 「なにゃ、ゴボウに糸を付けて釣りをするんかいな」
　客M「野菜のゴボウと違う！和歌山の御坊や」
　私 「ああ、和歌山の御坊かいな」
　客M「釣りに行ったんはエエけど、砂浜でタイヤがスタックして往生したわ」
　私 「スタックて何？」
　客M「タイヤが砂浜にはまって抜け出されへん事や」
　私 「御坊だけにゴボゥッとはまったんやな」
　客M「JAFを呼ぼ思たけど、料金が高いので何とか頑張って何とか砂浜から抜け出してん」
　私 「釣りはどうやったん？」
　客M「ボウズやったわ」
　私 「敬意を表して言うたら、御ボウズやな」
　客M「そんなんに敬語を付けんでもエエがな」
　私 「因みに野菜のゴボウは敬語で言うてるんかなあ」
　客M「あれはそのままやろ」
　私 「棒みたいな野菜に敬語を付けて御棒…」
　客M「ゴボウは昔、薬草として中国から伝来したもので漢語の“牛蒡”が 語源。敬語は関係あれへんで」
　私 「そうかいな。それはそうとゴボウの好きな歌手知ってるわ」
　客「誰や？」
　私 「野口ゴボウ。好きすぎて食べるのに5ボウもかかれへんらしいで」
　客M「それ、野口五郎に、5秒やろ。ダジャレはもうエエわ」

 

　一句：ゴボウ食べ　うんちゴボゴボ　出てきます
　謎かけ：ゴボウとかけて、イケイケの兵隊さんと解く。どちらも大いに(繊維・戦意)があります