ニュージーランド付近でM7.3の地震 日本への津波の影響なし
日本時間の3月4日(木)22時27分頃、海外で規模の大きな地震がありました。震源地はニュージーランド付近(ニュージーランド北島東方)で、地震の規模(マグニチュード)は7.3と推定されます。 ※震源は太平洋津波警報センター(PTWC)による。 PTWCによると、津波発生の可能性があります。 <22時51分 気象庁発表> 震源の近傍で津波発生の可能性があります。この地震による日本への津波の影響はありません。
ニュージーランドで海面変動を観測
この地震により、震源近傍では最大で0.28mの海面変動(小規模な津波)が観測されました。 観測された津波の高さ(23時14分 PTWC発表) 0.28m ニュージーランド イーストケープ
震源近傍では“日本での震度4~5弱”程度の揺れか
米国地質調査所国立地震情報センター(USGS,NEIC)によると、震源近傍では最大で改正メルカリ震度階級のⅥ程度の揺れがあった模様です。 厳密な比較はできないものの、日本の気象庁震度階級に換算すると震度4から震度5弱程度に相当する揺れとみられます。
過去に 福島県沖を震源とする、最大震度6強を観測とした2021年2月13日夜の地震。実はこの3日前の2月10日(日本時間)、南太平洋で大規模な地震が起きていた。
2011年3月の東日本大震災の前は南半球のニュージーランドで、16年4月の熊本地震前には南太平洋で、それぞれ規模の大きな地震が起き、被害も出た。それぞれ因果関係は不明だが、不気味な現象だ。