「巨大地震の兆候あり」を国が発表する日 南海トラフ「臨時情報」を知る #これから私は
今後、東海地方などを襲うとされる南海トラフ地震。どんな被害が予想されるのか、備えとして知っておきたいのが気象庁が発表する「臨時情報」です。臨時情報についてまとめました。
南海トラフ地震の発生確率について、国は「今後30年以内に70~80%の確率で発生する」としていて、その際の犠牲者は全国で最大23万人と言われています。
また、想定される震度については、名古屋で最大震度7 津市も震度7、岐阜市も震度6弱、東日本大震災クラスの揺れが襲う可能性があります。
想定される津波は?
想定される津波は、三重県の鳥羽市では最大27m、尾鷲市や熊野市では17m、愛知県でも豊橋で19mです。 一般的な2階建て住宅よりはるかに高い津波が襲ってくるということになります。 名古屋では、5mとなっています。
南海トラフ地震の「臨時情報」について
南海トラフ地震の震源域で、1回の地震で全域が大きく揺れることもあれば、震源域の西側で大きな地震が起きて、東海3県のある東側は、まだそれほど大きな被害が出ていない、というケースもありえます。
こうした時に「さらに東側でも大きな地震が起きる可能性がある」と国が判断した場合に「臨時情報」の「巨大地震警戒」が出されて、すぐに避難ができない沿岸部の住民らは1週間程度の事前避難が求められます。
「臨時情報」が出たからといって必ず地震が起きるというわけではありませんが、備えとして正しく理解しておくことが重要です。
こんなニュースが出るのは、やはり近いのか