インドネシアのロンボク島、また大地震 観光客2人死亡
インドネシアのバリ島東隣のロンボク島で17日午後、マグニチュード(M)5・5の大きな地震があった。国家防災庁によると、この地震で地滑りが発生し、少なくとも観光客2人が死亡、44人が負傷した。死傷者の大半は、外国人を含む観光客だという。
【写真】インドネシアのロンボク島で17日に発生した地震で、けがをした子供ら=国家防災庁提供
同庁によると、震源は島の北部で、震源近くのリンジャニ山のふもとにある観光地の滝付近で地滑りが起き、観光客らが巻き込まれた。死亡した2人は、14歳の少年らマレーシア人。約500棟の家屋が被害を受け、うち32棟が倒壊した。
インドネシアは火山活動が活発な環太平洋火山帯に位置し、ロンボク島北部では昨年7月と8月にも大きな地震が複数回あり、500人以上が死亡し、15万人超が家を失った。