島村氏は、「西日本で内陸直下型地震が起きてから南海トラフ地震が起きると予想されている。1995年の阪神淡路大震災や、その後の西日本の内陸直下型地が前兆とも考えられる。今回の地震も一連の流れの延長線上にあるものかもしれない」と強調した。
まるで火星?北京に「この10年で最悪」の黄砂 視界不良、大気汚染も深刻
中国北部は15日朝から強い砂嵐の影響で大気が厚い黄砂に覆われ、北京市内では数百メートル先も見通せないほど視界が急激に低下した。
中国環境観測センターによると、この10年で最も激しい黄砂で、深刻な大気汚染が発生。北京市当局は各学校に屋外での活動を控えるよう求め、高齢者や持病がある人は屋内で過ごすよう呼び掛けている。
中央気象台によると、北京では午前11時現在で、微小粒子状物質PM2・5は1立方メートル当たり714マイクログラム(日本の環境基準の1日平均値は同35マイクログラム)を観測。朝の通勤時間帯には、視界不良が原因で交通渋滞が発生した。
北京では近年、大気汚染が改善し青空が広がる日が多いが、街全体が黄色いもやがかかった状態で、マスクをしていても息苦しさをおぼえるほど。市内の男性会社員(36)は「ここまでひどい大気汚染は12年ぶり。今日はどこにも外出したくない」と話した。
中国では先月、火星着陸を目指す探査機「天問1号」が火星の周回軌道入りに成功しており、女性会社員(26)は「今日の北京は、まるで火星の地上風景のよう」と驚いていた。
黄砂が飛来すると、自動車や洗濯物に黄砂などが付着し、汚れることがあります。洗濯物は室内に干したり、買い出しなどの外出はマスクやメガネを着用したりするなど対策をすると安心です。
黄砂とは




「巨大地震の兆候あり」を国が発表する日 南海トラフ「臨時情報」を知る #これから私は
今後、東海地方などを襲うとされる南海トラフ地震。どんな被害が予想されるのか、備えとして知っておきたいのが気象庁が発表する「臨時情報」です。臨時情報についてまとめました。
南海トラフ地震の発生確率について、国は「今後30年以内に70~80%の確率で発生する」としていて、その際の犠牲者は全国で最大23万人と言われています。
また、想定される震度については、名古屋で最大震度7 津市も震度7、岐阜市も震度6弱、東日本大震災クラスの揺れが襲う可能性があります。
想定される津波は?
想定される津波は、三重県の鳥羽市では最大27m、尾鷲市や熊野市では17m、愛知県でも豊橋で19mです。 一般的な2階建て住宅よりはるかに高い津波が襲ってくるということになります。 名古屋では、5mとなっています。
南海トラフ地震の「臨時情報」について
南海トラフ地震の震源域で、1回の地震で全域が大きく揺れることもあれば、震源域の西側で大きな地震が起きて、東海3県のある東側は、まだそれほど大きな被害が出ていない、というケースもありえます。
こうした時に「さらに東側でも大きな地震が起きる可能性がある」と国が判断した場合に「臨時情報」の「巨大地震警戒」が出されて、すぐに避難ができない沿岸部の住民らは1週間程度の事前避難が求められます。
「臨時情報」が出たからといって必ず地震が起きるというわけではありませんが、備えとして正しく理解しておくことが重要です。
こんなニュースが出るのは、やはり近いのか