筆の足跡

日々の出来事と趣味のお絵描きの記録です。

妄想、日本画教室

2008年11月17日 | 日本画・絵


えっと、これは、日本画教室デビューの時に描いた絵ですね。
だからすっごく前です。
初めて行って「とりあえず何か描いてみて」って言われて、
教室に置いてあった、ボトルとほおずきを色鉛筆で描いてみました。
二時間という時間の中でしたから、こんなもん?

半年くらいは色鉛筆で色の使い方とか勉強していました。
色鉛筆の色の使い方って日本画やるのに、すっごく勉強になると思います。
色の乗せ方とか、組み合わせ方とか、共通するものがあるんですよね。
水彩だと、混ぜれば混ぜるほど、色が濁って汚くなるけど、
色鉛筆とか、岩絵の具は、深くなるような気がします。

で、この時の講師は芸大卒の先生で、
背が高くて、ハンサムで(ちょっと濃いお顔でしたが)その頃30歳くらいかなあ。
腐女子のアンテナに引っかかるんですよね。

有閑おばさまたちが、
「先生、彼女とかいらっしゃらないの?」と聞くと、
「いえ、いません」と即答。
後輩(男)とバカやった話しは出てくるけど、女の話しは出てこない!
なんと言っても、先生、都内某有名私立中高一貫男子校の(長い)美術の非常勤講師!
もう、これって、BLでしょ!

「センセー、彼氏は!?彼氏は!?彼氏はいないんですか!!」

ああ、何度そう問いたかったか……。
最後まで聞けませんでしたがね。
(一応、他人の前では常識人ぶる腐女子です)

お別れの日は、記念にツーショットで写真、撮ってもらいました(何の記念じゃ~!)




今回の朝顔

2008年11月14日 | 日本画・絵


11月に入って初めての日本画教室。
今日も「朝顔」の続きです。
前回は、墨を使って色付けしましたが、今日は岩絵の具でそこに色をのせていきました。
岩絵の具っていうのは、鉱石や貴石を砕いて粉末にしたものです。
ラピスラズリなんか有名ですよね。群青です。高価です。
わたしの名前、cochineal(コチニール)は、実は鉱石ではなく、虫です。
サボテンに寄生している貝殻虫なんですよ。
それを乾燥させて粉末にすると真っ赤になるんです。
はっきり言ってとっても高いので、まだ買ってません。
毎回、今度こそ買おうと思って画材屋に行くのですが、
手が止まってしまいます。
「コチニール一つの値段で他の絵の具が5、6個買える……」と思うと(笑い)



まず、松葉緑青。こんな感じになりました。



次に白緑青と碧玉です。



最後に岩黒で葉に陰影をつけて、今回はおしまいです。
膠(にかわ)の加減がうまくいかなくて、碧玉が剥がれ堕ちてしまい、苦労しました。
何回やってもとれてしまうので、すっごく多めに膠いれたら、
膠シミができてしまった(汗)
まあ、それも効果というか、アジということで。
相変わらず、おおざっぱな性格……。

雨上がりの朝は。

2008年11月07日 | 日常


今朝も鎮座しております、猫さま。
予報より早く雨が上がり、いつも通りボンネットの上を占拠。
朝方まで続いた雨で冷えきった体を、
ホットボンネットの上で暖めております。

お昼前には、晴れ!
曇りだって言っていたのになんて良い天気。
しかも暑いし。(今ごろ蚊に刺されたんですけど……)
金曜日はめちゃくちゃ忙しい日。(なのにブログアップか?)
こんな良い天気なのに、仕事じゃ~!

余談ですが、高村薫「わが手に拳銃を」、なかなか苦労して読んでます。
え~、つまりあんまし面白くないというか……。
まあ、そういうことで、あとで図書館のHP行って、延長申し込もう。

矩形の空

2008年11月06日 | 日常


「矩形の空」 

長野まゆみ「碧空」の冒頭、半地下の現像室の傾斜窓から見える風景を
「矩形の空と校庭をはさんだ……」とあって、それが妙に印象に残っている。
長野さんの風景描写は美しく、そして鮮やか。

「矩形の空」ってこんな感じかな。

写真は、わざと横にしてあります。
縦にするととっても平凡な写真になるので。

それにしても……空が碧い。

RADWIMPS 4.5 買いました。

2008年11月05日 | 日常


「RADWIMPS 4.5」

有言実行がモットーですので、さっそくDVD、買いました。
DVD、ライブのヤツもあったんですね。(調べてから買いに行けよ~、詰めが甘いなあ)
どっちを買おうか迷って、とりあえず、PV集かなと。
ああ、でもなんかこの選択、間違えたみたい。
「セツナレンサ」と「me me she」なんか、演奏シーン映ってないじゃん!(もちろんメンバーも映ってないし)

でもまあ、インディーズ時代の彼らを見ることができたし。
わ~ん、みんな、少年だわ~!もうそれだけで許せる。
ビジュアル的にもいいじゃないですか~!(……洋次郎くん以外。すまん!洋次郎ファン)
ベーシストの武田くんなんて、かなりいけてると思いますわぁ。

ところでお目当ての桑原くん。
主役はヴォーカルの洋次郎くんですからね、そう多く映っているわけじゃないのは仕方ないか(涙)
でも必死で桑原くんを追いました。
特に集中的に右手!
ギタリストの右手、好きだわ~!
あの引きつりそうな動き、妙に色っぽい、そう思うわたしは、すでに病気?
このDVDで、桑原くんの右手ばっかり見ているのはきっとわたしだけだわ(自慢!)

やっぱ、ライブDVD、買うしかないか~。








寒い日の朝は……。

2008年11月04日 | 日常


朝一番で、仕事先へ。
そこの駐車場に、餌付けされている野良猫がいるんですけどね、
ちょっと仕事して戻ってくると、こんな感じでくつろいでいらっしゃいます。
暖かいボンネットの上をホットカーペット代わりにして。
ハイ、冬オンリーの風景です。

ちなみに親子です。おとーちゃんと子供(春生まれ)。
おかーちゃんは9月頃から行方不明。お腹大きかったのに大丈夫かな。

去年は4、5匹で窮屈そうに暖を取っていました。
(あの子たちはどこ行ったんだろ)
いっせいにこっちを向いて、居座りを求められると、
なんだか、悪いことしているような気分に……。

そんな目で見ないで~!
次の仕事行くから、退いて~!

RADって……いいわぁ!

2008年11月03日 | 日常


「RADWIMPS4 おかずのごはん」
初めて買ったRADのCDです。

ハマってます、「RADWIMPS」
最近は、車の中ではこればっかり。
とにかく元気になります。明るくなります。
(今まで聴いていたBUMPが重く感じるくらい)

ボーカルの野田くんの声も好みなんだけどね(それ最低限の条件)
とにかくメロディーが綺麗。
歌詞が暖かい。
少年(もう青年か)の切なくて真剣な恋心が良いわぁ。
(とっくの昔に忘れたもの)
ああ、もう初々しいったら。

なんか音がキラキラ輝いて乱舞しているみたいで。
音楽に愛されているんだな、と。

特に気に入っているのはギターリフ。
アルペジオで奏でる独特のフレーズが心地よいです。
(あの早さで弾いたら、指引きつるんじゃないかと余計な心配を)

ギターの桑原くんを見てみたい!
演奏しているRADを見てみたい!ってことで、DVDを買うぞ!

ところで最近RADは活動しているんでしょうか?
野田くん、順調にいってれば、慶応卒業しているはずですよね。
もう二年もアルバム出ていないし……。
そうか、「おかずのごはん」は二年前のアルバムか。
ということは、二十歳そこそこで、これを作ったってこと?
それはそれで、すごい!なぁ。

高村薫「七係シリーズ」

2008年11月02日 | 本・漫画・音楽


合田雄一郎は、不可解な男だと思う。
だいたいあの性格、どうなのよ!
無口だって設定のわりに、たまにしゃべると意外と口悪いし(関西弁コワっ)、
意外と短気だし(怒鳴るなよ)、意外とよく人蹴るし(長い足、もてあましてんのか?)、
仲間に対して辛辣だし、シビアだし、冷淡だし、(まあ、七係のみなさんに共通だけど)。
「マークス」では、この合田のかわいげない性格についていけなくて、
いまいちな感想しか持ってなかったけど、もう一度読みなおしてみる必要ありかも、です。

仲間内で、こんなに歪み合っていていいのって感じの「七係」の連中が、
事件解決に向かって、いっせいに動きだす時の、爽快感といったらないですね。

それ以上に合田雄一郎!
こんな難解なヤツがかわいくみえてしまうなんて……!
このシリーズを読み終えるころには、「合田雄一郎」の名前を見るだけで、
顔がにやけてしまうくらいの末期症状。
これが世に言う「ごうだほりっく」か!?

「七係」を読まずして「合田シリーズ」を読破したとは言えないんじゃないか!
といえるくらい、「七係」はいいです!。
ぜひ読むべきです!
(高村先生お得意の、下町工場の油ぎった情景も、わけのわからない拳銃分解シーンも
出てこないので、非常に読みやすいです!楽しめます!)

それにしても森くん、君って言われたい放題だね。
「石頭筆頭」やら、「手癖の悪い」やら「地獄耳」……。
一番笑えるのが「お供の森」。こう何回もそう表現されると抗議する気もないでしょ?
まあ「合田殿様」に仕える「お蘭」だもんね、仕方ない。

それはそうと雄一郎、台所に溜まった水は早めに拭き取ったほうがいいと思うよ。
きのこは生えないだろうけど、フローリングが剥がれるよ。
それより下の家に漏れたりしたら厄介だし。
(ちり取り泥棒の汚名があるんだからね)
っていうか、嫁もらおうよ。加納義兄でいいからさ。つくしてくれると思うよ。
最後、銃弾に倒れた雄一郎、今は病院で義兄との蜜月を過ごしていると、信じてます。