3/24の午後、ようやく雪が溶けかけた田んぼが見つかり、
そこには多くのコハクチョウたち、マガンたちが
必死に餌を食べている姿がありました。
北へ戻る前に、日本の各地で渡り鳥たちが命綱としての食糧を体に備蓄して、
いざ出発!の日まで肥え太らせます。
何しろ遠い遠いロシアへ渡って行くわけなので、
栄養不足では途中で死んでしまいます。
羽を広げているのはオオハクチョウ
1羽だけ忍び込んでいたようです。
見張り人の役をする個体と食べる個体と交代で役目を果たします。
いつ何時敵に襲われるか、食うか食われるかの世界。
ハクチョウのような大きなカモ類でさえ、超過敏なんですよ。
おや?なんと田んぼに普段あまり来ない「カモメ」たち。
6羽ほどいましたが、海から陸に移動中でしょうか?
「カモメ」には何種もありますが、
恐らくこれはいわゆる「カモメ」という種類でしょうか。
黄色い足、黄色に嘴。ウミネコとは違い、顔は優しいです。
若い個体のようですね。
これからしばらくこの地で食べてから、
北へ北へと向かっていく白鳥たちや雁たち。
願わくばロシアに(もちろんウクライナにも)普通の生活が戻り、
平和であるように祈りつつ、
そして、この子たちがまたこの地に帰って来ますように
祈りを込めて書いています。
こちらの地方もようやく積雪0になりましたが、
それでも、我が家で借りている畑の雪は30㎝くらい残っていて、
雪が溶けたら掘り起こして「雪下人参」のように甘くなっているのを
期待していたのですが、まだ掘り上げられません。
来週また行ってみたいと思います。
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