平成25年9月24日、板荷地区内踏切において鹿沼市交通安全協会板荷支
部により「秋の交通安全街頭指導」が行われました。当日は支部会員他18
名の参加があり、小雨舞い散る中、通勤等で通過するドライバーの方々にゆ
ず2個の袋詰めを手渡し、声掛けにより交通安全の啓発を行いました。
え? なぜ「ゆず」なのかって? そう、それはゆずが板荷の名産だから!
というのもありますが、ドライバーの方々がお互いに「ゆず」りあうことに
より、悲しい事故をひとつでも減らしてほしいという、板荷地区からの願い
が込められているのです。思い起こしてみると運転免許取りたての頃、道路
で自動車を運転するのがものすごく怖かったのを覚えています。周りの自動
車がそれぞれ勝手に動いているみたいで、運転しながら緊張のしっぱなしで
した。でも、そんな中でも、信号のない交差点を左折するときに右側から来
た自動車が停止して先に左折させてくれたときとか、ものすごくうれしく思
ったりしたものです。「見ず知らずの私に対してなんて優しいの!」とか思い
ました。きっと、私の自動車に貼ってあった初心者マークを見つけてくれた
のだと思いますが、きっとこういった方のおかげで、いくつもの事故が防げ
ていたりするのだと思います。ゆずりあいはきっと、自分の方からゆずるこ
とにより始まるもの、そういった「ゆず」りあいの心、ずっと忘れないよう
にしたいものですね。悲しい事故を一つでも減らすことができますように!