平成27年8月15日(土)
戦後70年となる終戦の日、県内でも追悼行事が行われましたが、
ここ板荷でも、11時50分から、地区内にある忠魂碑に鹿沼市遺族会連合会板荷支会会員、
来賓など約19名の参加をいただき、過去の戦争で命を落とした戦没者123柱の 慰霊祭 を挙行しました。
晴天の中、参列される方々が集まり、開会式が始まりますと、 ポツン と何か冷たいものが頬に・・・
汗をかきながらの会場設定であったため、汗? いやいや なんと 雨 でした。
そのうち、ポツリポツリ と降り出し、周りも少し暗くなり、いつの間にか皆さんの手には、 傘が ・・・・
何組かの 相合傘 の中、慰霊祭が進められました。
すると雨は、お天気雨に変わり、天皇陛下のお言葉から黙とうのころには雨も降りやんで、
片づけも終わり帰るころには、いつの間にかすっかり 晴天 に変わっていました。
戦没された方々の涙だったのかもしれませんね。
上田副会長が司会を務め、渡辺会長・船生市議会議員にあいさつをいただきました。
相合傘が…
12時の時報 とともに1分間の 黙とう をささげます。
次に代表の方による献花と、お線香を手向けました。
今年は太平洋戦争が終結して70年になり、ご遺族の方々の高齢化も顕著となってきており、
参列者の数も年々少なくなっています。
また他の地区と同様に世代交代が進み、戦没者の顔を知らない方も多くなってきています。
年に1度の慰霊祭ですが、戦没者の霊に祈りを捧げ、戦争とは何かを考え、そして、
命の尊さを深く胸に刻み、平和への祈りを捧げるひとときでした。
今を生きる皆さんのためにも、未来を託す子どもたちのためにも、
平和な世界 がこれからもずっと続いてほしいと願います。