12月8日(木)
板荷コミュニティセンターにて 竹ざる教室 が開催されました

板荷の竹を使い、板荷の竹ざる名人に教えてもらえる、板荷コミセンでもイチオシの事業です
まず前々日から竹の準備をします
講師の阿部トミ子さんや地域の方々と一緒に「おかめ笹」という種類の竹を取りにいきました

枯れていない青い竹のみを切り取っていきます


軽トラへ積み込み、阿部先生のお宅へ向かいます

次の日、朝から夕方までこの竹の葉をすべておとす作業です

準備だけでも一苦労でした


最終的にはこのようにひとり分にまとめて準備は完了です

では竹ざる作りのスタートです
阿部先生の説明から

最初に竹を決められた長さに切りそろえていきます
次に竹をこのように並べます

それを足で踏んで押さえながら、自分がグルグル
回りながら編んでいきます

あちらこちらから「あーー腰が痛い
」という声が聞こえてきます
そうするとこんな感じに

ここから編み方を少し変えて編んでいくとこんな感じになります

みなさん、先生の編み方を真剣に見ていますね
阿部先生の他にも昨年も参加している方や、編み方がわかる方もいらっしゃって、一緒に教えてくださいました

更にまわりに竹を差し込んで編んでいきます

ここまで来たらお昼休憩です


参加者の方がけんちん汁や冬瓜の漬物を持ってきてくれました

ごちそうさまでした

それでは午後も頑張っていきましょう
ここまで来るとざるの形がなんとなく見えてきますね

そしてざるの裏側を編んでいきます。
「みつあみ」という編み方なのですが、ここが一番の難所で、先生がみなさんのところをまわって一緒に進めていきます
あとは飛び出た竹を内側に織り込んでいって完成です


編んでいくのに手の指先から足まで使うので、体中が痛くなってしまいました
でも自分で作った竹ざるを見ると疲れなんて吹き飛びます

みなさんも満足のいく竹ざるができましたでしょうか
参加者の方が10年前に作った竹ざるを持ってきてくれました
10年経ったとは思えないくらいしっかりしています

今回作った竹ざるもこれから長く活躍してくれそうですね

講師の阿部トミ子さん、参加してくださったみなさん、大変おつかれ様でした
