7月5日(日)、南摩地区西沢町1区において、防災訓練が実施されました。
近年、台風や梅雨前線による大雨で、土砂災害の発生に迅速な避難や被災者への対応が課題となっています。
地元消防団員も早めにコミセンに集まり、簡単な打ち合わせを・・・。
午前10:30に宇都宮地方気象台から鹿沼市に大雨洪水注意報が発表されました。
その30分後に宇都宮地方気象台から大雨洪水警報が発表されました。実践さながらの訓練開始です。
午後0:00には1時間の雨量が30mmとなり、総雨量が100mmになった想定で、災害対策本部が設置されました。
午後1:00に県と宇都宮地方気象台が、土砂災害警戒情報を発表・・・。
その10分後に西沢町1区で大雨による土石流の前兆現象が・・・。
午後1:30に本部長より、西沢町1区に避難勧告の発令・・・・。
コミセンにも救護所が設けられました。
南摩地区防犯協会の青パトも、市の広報車に広報の仕方を学びました。
地元消防団員は、、要配慮者や住民の避難誘導に住宅街を1軒1軒回りました。
避難勧告を受けた住民が、避難所に集まってきました。ヘルメットをかぶった方も・・・
午後1:55に要配慮者や住民の避難完了の報告を終えて・・・
避難誘導を終わって参集した9分団長が方面隊長に報告し、消防団長へ、本部長へと無事誘導が済んだことを報告・・・。
鹿沼市長、鹿沼警察署長、土木事務所長のあいさつがあり、その後、防災の講習を受けました。
訓練に参加された55名の避難者は熱心に受講していました。
午後2:50に、県と宇都宮地方気象台が県内全域の土砂災害警戒情報を解除・・・
続いて、宇都宮地方気象台が大雨洪水警報も解除されました。
すべての防災訓練が終了後、西沢町1区の住民が発電機の操作を体験しました。
それぞれのスイッチの場所と作動の順番を聞いて・・・。 自分で操作をしてみました。
この防災訓練を通して、地域の連携や命の大切さを学ぶことができ、更に防災意識を高めることができたと思います。
関係者の皆様ご協力ありがとうございました。