50のときに心臓ドックと脳ドックをいっしょにやってもらった。
突然死するのはイヤだから。
それと、心臓のわずかな痛みというかモヤモヤ感が気になっていたかもしれない。
そして、何より母方は血管病で早死にする家系だから。
結果、心臓の冠動脈は石灰化した部分や狭窄した部分があり、数年後に再検査した方が良い、と言われた。
それと、もうスタチン(コレステロールを下げる薬)を飲み始めた方が良いと言われた。
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52のときには不整脈が不快だったので、病院で相談し、ホルター心電計の検査を受けた。
不整脈は頻度がまだ多くないし、危険なタイプではないので無処置で大丈夫、とのことだった。
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60になって、心臓のモヤモヤ感というかかすかな痛みが最近はっきりしてきたので、循環器内科専門医のいる病院を受診した。
その日に、血液検査、心電図検査、胸部X線撮影、心臓と頸動脈の超音波検査、そして造影CTをやってくれた。
そして、冠動脈に狭窄の疑いがあること、冠動脈のカテーテル検査をした方が良いと言われた。
地元の病院はすぐにはカテーテル検査はできない。(コロナの患者が出たせいだった?)
札幌ならカテーテル検査もできるし、処置が必要ならその入院で拡張処置もできる。
で、札幌の病院からの先生が来る日(11/13)にもう一度受診した。
胸がはっきりと痛いわけではないので、どうしようか考えたが札幌へ入院することにした。
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カテーテル検査だけなら2日の入院だが、処置もするとなると5日入院することになる。
それで有給休暇を取って、札幌へ行ってきた。
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1日目。
病棟へ案内された。4人部屋。個室は今は使えない(これもコロナ対応のせい?)
午後、またX線撮影、心臓超音波検査、血液検査。
午後、3時過ぎに呼ばれて、カテーテル手術室へ車椅子で。
”手術台”も動くし、天井走行の二つの大きなCアームも動く。
6面くらいのモニターもぶら下がっていて、どういうわけかブラブラしていた。
肘の動脈は、あらかじめ麻酔シールが貼ってあったが、さらに局所麻酔を注射。
そして動脈に針を入れて、そこへカテーテルを入れていく。
右冠状動脈は狭窄が微妙。
カテーテルで測定したら、0.88だったのだそうだ。
0.8未満だったら拡張手術適応。
左冠状動脈は狭窄がはっきりしていた。
とくに下降枝。
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病棟へ戻されたが、右肘はバルーンで圧迫されていて、曲げられない。
夜の病院食は左手で食べた。
(つづく)
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