朝刊各紙に「太陽系12惑星」の記事があった。
個々の内容は旧聞に属するが、新しいのは国際天文学連合(IAU)総会に惑星の新定義案が示され、来週にも承認するかどうか決まるらしい。
これまで、「月より小さい冥王星は本当に惑星と言えるのか?」「もっと大きい星がある」等、私も「う~ん・・」となって、スッキリしない点があった。
IAU総会の結果を見守りたい。
さて、こういう話になると思い出すのは、「ケプラーの第3法則」である。
「惑星の公転周期の2乗と、軌道長半径の3乗の比は、惑星によらず一定である。」というもの。
今回、新しい惑星の候補である「セレス」と「2003UB313」について確認してみた。その結果を、旧来の惑星と併せて示す。(軌道長半径は天文単位で計算)
水星 1.00005
金星 1.00004
地球 1.00002
火星 1.00006
セレス 0.99991
木星 0.99920
土星 0.99472
天王星 0.99463
海王星 0.99451
冥王星 0.99323
2003UB 0.99943
やはり、±1%の誤差内で成立している。(お見事!)
もっとも「2003UB313」は離心率0.4416とかなり扁平な公転軌道であり、黄道から44°も傾いているから、異質といえば異質だ。
カロンは冥王星と2重惑星をなす。だから共通重心に対して上記法則を同様に満たしている。
尚、他に候補の星が12もあるらしい。
(こうなると、覚えるのも大変だ)
これらの話は興味が尽きず、もっと面白い話を提供したいが、ブログ紙面が尽きたので擱筆。
(やまざくら)
なんだか分からないけど、すごい!!
すごくおもしろい!!
日本では、2代将軍徳川秀忠の時代です。
その後、ニュートンが万有引力の法則等から、「ケプラーの第3法則」を理論的に証明しています。
なにやら計算していると思ったら、
これでしたか。