教室のこと・速読のこと・受講生のスコア・SEG講習生のスコア等々について書いています。
クリエイト速読スクールブログ
訓練と割り切れずについつい深読みしてしまう
2024-10-13「強者達の訓練姿勢を見て、体感することができた」のOさんについて。
体験レッスンを受けず、いきなり80回コースに入会した男子大学生です。
まず、Oさんの入会1回目のスコアと入会時アンケートです。
「Oさんの入会1回目の主なスコア24/8/19」たてサッケイド25 数字ランダム27・24 漢数字一行〇→100、三→126、一123 たて一行ユニット38・36 スピードチェック27・29 ロジカルテストAタイプ23/23(3分)・21/21(3分)イメージ記憶21/40(2分)37/40(1分30秒)初速730字/分・理解度A-
「Oさんの入会時アンケート24/8/19」 ・「体験感想」慣れていないことをやったため、ついていくのに必死だった。・続けていけば処理能力が高まる気がした。・「入会を決めた理由」本をたくさん読めるようにしたいと思ったため。・勉強のみならず、今後の社会人生活を送る上でも頭の基礎能力全般を高めたいと思ったため。
以下は、Oさんの受講30回~50回目アンケートと、最新スコアです。
「Oさんの受講30回目アンケート24/10/19」
マイナス・サッケイドが伸びない 数え方が厳密すぎるのもあるが、それにしても伸びていないし、感覚的にも成長実感がない。注意の切り替えスピードが明らかに遅い。脳みそに力が入って、重りを乗せられるような感覚。そして気づいたら集中が切れてなんとなく時間が過ぎていってしまう。踏ん張りたい。無理の仕方については、定量的にペースを決めてしまって、認識できていようがいなかろうが先に行く。サッケイドを極めることが自分の集中力向上につながると考えているため、頑張ってスコアを伸ばしていきたい。Uさんの500回アンケートにも、サッケイドが全ての訓練効果を律速すると書かれていてその根拠も含めて非常に参考になった。
・倍速読書が伸びない 小説を読み慣れていなくて、内容理解に時間がかかるため、訓練と割り切れずについつい深読みしてしまう。また、序盤、中盤のトレーニングを意識的に活かす意識を持つべきと考えた。全てが有機的に繋がっている感覚が掴めると全てのスコアが伸びると考えている(個々のトレーニングの本質を掴めるのではないかという仮説)。小説はイメージ記憶訓練を活かす絶好の機会である。しかし、そもそも小説自体に苦手意識があり、倍速読書を楽しめていない感じもするので、ビジネス書、学術書に変えたほうが良いのかもしれない。
・相変わらず集中力が低い 特にペンを使わない序盤のトレーニングの集中力の低さは洒落にならない。この問題に関して一つ気づきがあった。頭と身体を両方を程よく使い、出力内容にも関係性がある行為に関しては昔から集中できる傾向にあるが、身体動作を伴わない、頭だけを使うことに関しては全然集中できない。読書も頭だけを使うため、苦手なのだとわかった。頭の中で注意の切り替えが高速でできるようになると、常に頭が働くため、集中できるようになるかもしれない。そういう意味ではサッケイドをもっと極めていかないといけない。
プラス・サッケイド以外の序盤トレーニングが少しずつ伸びている 有効視野がじわじわ広がってきている感覚がある。どうしても広く見ようとすると視界がぼやけて見えるが、それで良いのか少し不安(文字の読み取りには困らない)。また、文字のイメージを先に頭に思い浮かべてから、それに当てはまる文字が飛び込んでくる感覚を掴めてきた気がする。
・ロジカルテスト、スピードボードのスコアが少しずつ伸びている ロジカルテストに関しては、今まで文章のまま理解して解いていたのが、瞬時に記号の大小関係を理解できるようになってきた。スピードボードに関しては、2・3単位同時に処理できるようになってきた。
【まとめ】 徐々にスコアは伸びてきているものの、まだ成長の実感はない。この苦しい期間を耐えていく。ユウさんも速読に必要なのは知識ではなく訓練と仰っていたため、地道に頑張っていく。
28回の授業で一緒になったRさんからも講師の方の言葉を正しく理解、実践すべきというアドバイスを受けた。自分なりに解釈して結果講師のアドバイス通りできていないとかしないように、まずは先人の知恵を生かして正しい型を身につけていく。また、土日朝トレで一緒になったKさんには書籍を貸していただいたり、トレーニング内容について意見交換したりと、改めてクリエイトには良い人しかいないし、環境に恵まれているなと実感した。
「Oさんの受講40回目アンケート24/11/5」
マイナス・序盤トレーニング 以前に比べて集中はできており、スコアも徐々に上がってはいるが、無理はできておらず、先へ先へという意識もまだ甘い。特にサッケイドはまだしっかりポイントを抑えなきゃいけないという意識が抜けないが、この点に関しては後述するAトレの自動処理の感覚を転用すれば良いのではないかと考える。丁寧に見なくてもある程度は把握できているのだと自分の感覚、認識を信頼する。この信頼からスタートして丁寧に見てしまう習慣を取り除いて、無理する、先へ先への習慣を身につけていきたい。また、サッケイドシートのポイントと縦線の点線をより読書内容の文字に置き換えてイメージすることでより読書の感覚に近づけてトレーニング実感を持つ。そろそろ流石に毎回アンケートでサッケイドをマイナス面で取り上げるのをやめたい。
・全てのトレーニングにおいて、区切りが良いところで一呼吸おいてしまっている 数字ランダムでいえば、1〜9完了でで一呼吸、10〜19で一呼吸という具合。
・イメージ記憶を丁寧にやりすぎている ロジカル、スピードボードに関してはラフにやれるようになってきたが、イメージ記憶はまだラフにやれていない。これに関してはレバレッジMさんがブログで言及していたため(https://blog.goo.ne.jp/copractice/e/3e1d6a445e316cc5a17ab8722f943315)一度目を通したら終わりにし、イメージしにくいものがあったら飛ばすようにする。
プラス・Aトレが伸びた 自動処理の感覚を掴めた。この時に初めて無理をする、先へ先への感覚がわかった。問題に解答しながら次の問題を認識している。それを毎回自分の中で確認することなくいつの間にかこなしている。私は丁寧にの意識が強すぎるので、これではスコアも良くないのではないかと思ったがそこまで悪くなく90問中3〜5問ミスだった。この経験は自分にとって新鮮で、ある程度粗めでも正しい認識、処理はできているという自信を持てた。この感覚と自信を他のトレーニング(特に序盤)に転用することができるのかはわからないが、チャレンジしていく。また、倍速読書でたまに自然と先へ先へ目と認識が向かっていくことがあった。
・序盤トレーニングの練習で自分のテンションを上げることができた(特に朝トレ) 短い時間かつ早いテンポで認識、処理するトレーニングをすることで自分のテンションが上がっていき、集中もできるようになってくる。大学の勉強を開始する前に同じようなトレーニングをすることで集中を上げるルーティンを確立できた。
「Oさんの受講50回目アンケート24/11/30」
マイナス・全ての訓練において 一周、一問ごとに一呼吸おいてしまう。つまりは無理することができていない。40回でも反省したことであったが治らなかった。無理する一歩手前くらいのテンポで、リズムよく処理しているが故に全力を出せていない。息継ぎなしで最後まで泳ぎ切る根性が必要。集中力、忍耐力が足りない自分にとっては早急に改善していかなければならない癖。今後の成長効率も上がる。
プラス・イメージ能力の向上 イメージ記憶で、純粋にイメージのみで解答できるようになってきた。イメージを介在せずに丸暗記しないように意識した。イメージ読みもかなりスコアが向上した。倍速読書の小説も以前より読みやすくなった。
・ようやくサッケイド序盤が伸びてきた 特にBPシートはサッケイドのおかげか、注意の切り替えを素早くし、粗く見ることでスコアが伸びた。
・速く、粗く見る見方が正しいものを認識できる不思議な感覚を掴めた この感覚を掴めたことによって、丁寧に処理していく癖が抜けた。逆に、今度は雑になりすぎないように気をつけていくフェーズかもしれない。
【総括】 ここまで50回受けてきて、無理をする習慣をつけることがトレーニングのセンターピンだと理解した。そしてその習慣をつけるためのトレーニングとしてBTRメソッドは最適である。一回あたりの時間も短く、ゲームのように楽しめて、さらには速読能力も身につく。今までは各トレーニングの効果的な取り組み方に意識を向けすぎていたが、そんな自分にとっては無理をすることだけを気にする方が良いのかもしれない。Uさんもアンケートにてコメントしていたが、速読はおまけのつもりで取り組んでいく。
「Oさんの受講50回目の主なスコア24/11/30」よこサッケイド52 数字ランダム72・56 漢数字一行〇→8,100、三→3,645 たて一行ユニット80・91スピードチェック40(49秒)・40(48秒)ロジカルテストDタイプ27/30(2分45秒)・25/30(2分58秒)スピードボード6×622/27(3分)・24/25(3分)イメージ記憶18/40(30秒)29/40(20秒)イメージ読み84個(45秒) 倍速読書『首都感染』7,800字/分・理解度B+「・イメージ読みは昨日の反省を生かせた。イメージ記憶の方もだんだんと調子が戻ってきたのでこの調子でイメージ力を上げていきたい。・漢数字一行の〇が最高記録だった。この感覚、先へ先へを忘れない。〇で数字を出したからか、三は目が回ってしまいスコアが下がった」※スピードチェック・スピードボードは、前回のスコアです。
月別受講回数は、8月10回・9月8回・10月20回・11月12回の計50回です。
スピードチェックが40秒台に入ったら、中身チェックを。正解数をカウントしましょう。
Oさんは4か月弱で50回受けました。
これからは、1コマ90分をさらに「丁寧に」、そして「速く、粗く」取り組んでみればよいかと思います。
各訓練の狙いをアタマに置いて。
大学生ですから朝トレとかを無理に受けず、飽きてもイヤになっても、コツコツと長めに通ってほしいです。 真
※クリエイト速読スクールHP
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