いきなり全力で！

　「前半の訓練に集中することが倍速トレに結びついていることを実感した」

　きのう日曜日、15時15分からのレッスンを代講したときのＩ（アイ）さんのコメントです。30代前半の男性で、受講23回目でした。

　こちらが伝えたいことを話しても、「実感し」ていただくまでは、20回前後の訓練量が必要のようです。

　これが受講5回未満になると、「きつかった」「よくわからなかった」「途中から真っ白になった」とコメントされてしまったりします

　受講生の皆さん、とくに大人の受講生の皆さん、

　結果がハッキリするスピードチェック以降からではなく、サッケイドシートからたて一行ユニットに至るまでの序盤から全力をつくしましょう

　そうすると、中盤で頭がもっと働くようになり終盤の倍速で爆発・加速できるようになっていきます。

　ただ、2・3回ですぐになどというのは、頭で「理屈」は分かっていてもできないスポーツと同じようなものですから、絶対的な訓練量を貯金（？）していきましょうね。

　Ｉさんの1回目から5回目のコメントが特徴的です。

　1回目「全然できなかった」

　2回目「集中できず、頭が回転していなかった」

　3回目「視野が広がらない。成長していないように思う」

　4回目「集中できていると思うが、頭が働いていない」

　5回目「集中力がついてきてると思う。そのため？記憶力もついている気がする」

　Ｉさんの「体験」時の読書速度は1,636字/分（2007・7・24）。

　ＩＴ関連の外資系社員ですから、最初から相当速いです。よく会社でトレーニングされているＩさんのような人でさえも、新しい刺激には当惑していることがわかります（ということは、最近本を読むことから離れている場合などは、もっと時間がかかることになります。でも、こういう方ほど短期決戦、スーパー能力を望みます）。

　（再度、これからも何回も）序盤で力をためないで、90分をいきなり全力で突っ走ろうとしましょう。でも、慣れないうちはガス欠するかもしれません。

　それがしだいに、90分をラストまで突っ切れるようになります

　さまざまな場面で使える力に変容していきます。

 

　きのうのＩさんの倍速は、『30代で差をつける「人生戦略」ノート』で9,000字/分、理解度Ａ－です。もちろん、初見・未読の本です

  でも、Ｉさんは、これからです。「訓練の意義を体感」してから、あと57回もあります。2カワか3カワほど剥けます。断言できます  真

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