教室のこと・速読のこと・受講生のスコア・SEG講習生のスコア等々について書いています。
クリエイト速読スクールブログ
美st2月号〈平松昭子の大人の美活日記〉取材報告(2)
(承前)
・Fさん=大学生 Mさん=法科大学院生
・平松さん=イラストレータ- 中田さん=ライター 堂園=スタッフ
(敬称略)
●Fさんにインタビュー
堂園 「Fさん、トレーニングを続けられてみて、どうですか? 60回以上受けていますけれど」
F 「そうですね。まずやっぱり、本を読むスピードが上がりました」
中田 「どれくらい速くなったんですか?」
F 「電車の行き帰りで1冊読み終わります」
平松 「Fさんは、どんな本を読まれるんですか?」
F 「僕は法学部なので、そういった、法律の専門書とかが多いです。あと、ビジネス書とか」
平松 「恋愛小説とかは読まれないんですか?」
F 「うーん、あまり普段は読みませんね」
堂園 「ただ、トレーニングでは、けっこう小説、読みますよね」
F 「あ、そうですね。色々と普段読まないものを読んでいます。ところで、ここの本は誰が選んでるんですか? なんでこんな本が、と思うことが多くて。いや、全然悪い意味じゃなくて、時々、どうしてこんなピンポイントで面白い本が渡されるんだろうと思うことがあるので」
堂園 「講師が選んでいます。講師はみな生徒としてトレーニングをしてから講師になっているので、本好きな者が多いんですよ。だから、ここの本は講師が読んで面白かったものですね」
中田 「Fさんは元々、どういうきっかけで速読を始めたんですか?」
F 「知り合いに紹介されて。その知り合いからすごく効果があったと聞いたので」
堂園 「いま、大学生で紹介で入ってくる方がすごく多いんですよ。Fさんは東大なんですが、東大生、多いですねー。次は慶應、早稲田の順になります」
中田 「やっぱり、勉強などに役立ちますか?」
F 「そうですね。役に立っています」
平松 「Fさんは、将来、どういったご職業を?」
F 「まだはっきりとは決めていないのですが、法学部なので、法律関係に進もうかな、と」
平松 「あ、そうなんですね。では、将来、私が困ったらよろしくお願いします(笑)」
F 「いえいえいえ、はい、わかりました(笑)」
堂園 「Fさんは、いま63回目なんですが、とても記録がいいですね。Fさん、ちょっと記録を見せてもかまいませんか?」
F 「はい、もちろん」
堂園 「すごいですね。漢数字一行の「〇」が9,000です。読字数も10,000字弱/分。ただ、初めからこれだけ出来ていたわけではなく、初めはお2人のほうがいいくらいです(0回目記録見せる)。やはり、こつこつと続けてきた成果です。こつこつやる方が一番伸びるんですよ」
中田 「なるほど」
堂園 「ただ、Fさんは、まだまだ伸びますね。これで満足せずにまだ通ってください」
F 「はい。自分でもまだやれる感じはあります。とりあえず100回くらいまでは頑張ろうかなと思います」
中田 「50回を越えて受ける方もいらっしゃるんですね」
堂園 「そうなんですよ。最近、とても増えています。Fさん、どうもありがとうございました」
中田 「やっぱり、優秀な若者が多いんですね」
堂園 「そうですね。とてもありがたいことです」
●Mさんにインタビュー
堂園 「では、もうおひと方。Mさんお願いします」
M 「私はいまの方ほど若くないので、参考になるかどうか……」
中田 「失礼ですが、いまおいくつですか?」
M 「37です」
中田 「まだまだお若いじゃないですか!」
M 「いやいやいや(笑)」
中田 「Mさんは、どういったきっかけで教室に通い始めたんですか?」
M 「高校の同級生が通っていたからです。いま法科大学院に通っているのですが、司法試験の合格者名を見たら、知っている名前があったので、インターネットで調べてみたら、ここの教室が出てきたんです」
堂園 「司法試験の合格者は公表されますからね」
M 「そうですね。珍しい名前なので、すぐにわかりました」
堂園 「講師をしていた砂金直美先輩です。いまは仙台で弁護士をしています」
中田 「では、勉強に役立てるつもりで」
M 「そうです」
中田 「役立ちましたか?」
M 「はい。役立っています。司法試験では、やはりイメージの力が大切なんですよ。甲さんと乙さんと丙さんが何をして……、と具体的な形で案件が出てくる。クリエイトのトレーニングでは、そうした具体的なイメージを鍛えていきますので、すごく役に立っています」
中田 「あ! 先ほどやった、ABCを整理するトレーニング(ロジカルテスト)もたしかに案件を読むのに役立ちそうですね」
M 「そうですそうです」
中田 「本を読むのも速くなりました?」
M 「そうですね。専門の法律書はまだ難しいですけど、私、精神分析的な本とかが好きなんですが、そういった本は、本当に速くなりました」
平松 「私、さっきのトレーニング(ロジカルテスト)、お料理するときとかも役立つんじゃないかと思いました。手順をパパパッと整理できそう。ほら、レシピってけっこう何度も読み返しちゃったり、複雑じゃないですか。そういうときに役立ちそう。Mさん、そういうのないですか?」
M 「あー、あります、あります。たしかに役立ちますね」
平松 「ね、日常でも使えそうですね」
堂園 「Mさん、どうもありがとうございました」
« 美st2月号〈平... | 美st2月号〈平... » |