教室のこと・速読のこと・受講生のスコア・SEG講習生のスコア等々について書いています。
クリエイト速読スクールブログ
西村さんとIFさん
30日日曜、15時15分からのレッスンに、今年の体験記を書いてくれた西村龍一さんがいました。
その西村さん、レッスンの帰りに事務室の入り口にきて、
「あのー、IF(アイエフ)さん覚えていますか? SEG(エスイージー)で速読と文スキを受けた子なんですけど、来月いよいよCDデビューすることになりました」 と話しはじめました。
『は? えっ』
一瞬、戸惑いました(SEG、5,000人受けてんですぜー)。
「先生に詩を見てもらったことあるって言ってました」
『あーッ、思い出した、思い出した。O高の子でしょ。いまどこに行ってるんですか?』
「早稲田です。10月の?日(記憶が定かでありません)にデビューするので、一度挨拶にお邪魔したいと言っていましたがよろしいですか」
『どうぞどうぞぜひぜひ。ところで西村さん、なんでIFさんを知ってるの?』
「同級生で、SEGとかの塾で一緒に勉強していました。文スキは違うときに受けたんですが」
『……そんなユニークな話、ブログに書いちゃいますよ』
(西村さんは、あっさりと)
「面白いブログですから書いてください。いろんな方たちが読んでいそうですよね。あ、それから、IFさんのお母さんと叔母さんがこれから早稲田を受けるそうなんです。それで、その前にこちらに入るそうです。10月、体験にうかがうそうです」
『はあ』
こんな遣り取りがありました。
入れ替えの忙しい時間で、どういういきさつでお母さんたちが大学受験をしようとしているのかなど聞き逃しましたが、『試験勉強の前にクリエイトの訓練を受けるのはアタリですよ』とだけは、応えました。
(社会人入試?)
なんであっても、紹介はありがたや、ありがたやでした。
は、その2人のSEGでの「文章表現スキルアップ」でのアンケートコメントです。2人とも、高1でこれだけしっかりした考えを持っていました。
年齢などというものは、相当にあいまいなものとよくわかります。
「勉強」という総合格闘技に秀でていた2人、とでもいえるかもしれません。
★「文章表現スキルアップ」コメント
◆ 得るものがとても多い講座だった。初めのうちは、先生が文章について指摘することに関して、只々受動的に納得するだけだった。 しかし、回を重ねるごとに、自分自身で文章について違和感を覚えられるようになっていった。自分が成長していることを実感できることが、この授業の面白さであり魅力である。
正直なところ、小学生、中学生とずっと、作文は得意だと思っていたし、事実何回か賞をとったが、他の受講生の考え方や、教材のいい文章、そして先生のおっしゃることにふれるうちに、自分の文章などまだまだであることを痛切に感じた。
〈要約について〉 書き上げた時にはそれでいいと思って提出した要約が、指摘を受ける授業の時に自分で読み返すと、ありありと問題点が自分でもわかったのが驚きだった。また、同じ題材で書いた人達も、非常に多様な要約をしていて、おもしろかったし、またそこから学べることもとても多かった。
自分で参考書を読んで勉強するよりも、楽しいし、得るものもはるかに多いので、また機会があれば次のレベルの授業に是非参加したいと思う。(筑駒 高1男子) 西村さん(2004年Ⅰ・Ⅱ期)
◆ 文章を書くのは、実はこんなに難しいことだったんだ、と驚いた。今まで考えてもみなかった、文を書く・読む上での常識を知ることで視野が広がり、色々なことに注意できるようになった。
レベルアップできたと思う点は、読む時にただボーッとわかったような気になるのではなく、自分なりにつっこみが入れられるようになったことだ。考えながら読む癖がついた。文章の価値やすごさのレベルがわかるようになってきたので、いいものに出あったら、以前の何倍も感動することができるだろう。人生の明度・彩度が明らかにアップしたと思う。
文スキを受けて、文章は映画だ!! と思った。人や風景を具体的に描くことで抽象的な部分を想像させること、対象の切り取り方、視点等、あげたらきりがないほど文章と映画による表現方法は似ている。"描き方"で学んだことを、女優や歌手としての"魅せ方"に活用したい。
毎回配られるプリントも興味深かった。
〈要約について〉 自分では気づかないよい部分・悪い部分がはっきりとわかり、今後どうしたらよいかが見えたのでよかった。丁寧な添削ありがとうございました。愛を感じました(笑)。(O高 高1女子)IFさん(2004年Ⅲ・Ⅳ期)
文章表現スキルアップとは、SEG版文章演習講座です。
文演は、生徒さんがアーダコーダと話すところが魅力です。ところが、いまの高校生は「答え早く教えて」という感じで発言することなく(こちらも、若者たちから話を引き出す能力に欠け)、ほとんど板書になり、『ちょっと合わないかも……』と、昨年でやめさせてもらいました
IFさんは高1のときにすでに「友達のなんとかさんはもうデビューしたんですよー」とちょっと焦っていました。
人生はとても長い、トシ取ってから超一流、息のながい歌い手とか言われた方がいいと思うけどなあと、なだめた記憶があります。
西村さん、IFさんのこと教えてくれてありがとうございます。
クリエイトは、ここに関わった生徒さんたちとゆるやかな連帯を築けていけたらいいかなと考えています。 真
※クリエイト速読スクールHP
※仮名の谷川明之さんから、司法試験に最終合格したため本名の西村龍一さんに戻しました。
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クリエイトやSEGには本当に多彩な人材が
集まりますね。毎度のことながら驚かされます。
書く文章も、とても高校生とは思えないくらい
しっかりしています。こちらも負けては
いられない!とは思うのですが、これがなかなか…。
嘆いていても何も始まらないので、また前向きに
がんばりたいと思います。
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