第73期文演(19/9/7~11/16)アンケートからです。
第1回は、団体職員のRさん。
・2019-10-08「まずは千本ノックを受ける感覚で、」のRさんです。
Rさんの文演アンケート
Q.1 当講座をどんな目的で受講しましたか?
A.1 ・文章の読み書きの能力を向上させたかったため受講を希望した。
・読解力を高め、速読にも役立たせたかった。速読では、スピードはもちろん、内容の理解も重要となる。文字を速く追うだけで、文章の内容を捉えることができていなければ意味がない。文章演習で読解力を伸ばし、速読での内容理解にも効果が出ることを期待した。
・読解力の向上と同時に、文章を書く技術も学びたかった。思い返してみても学校で文章の書き方を教わったことはなかった。見よう見まねでレポートを作成したり、都度、文章の書き方の本を読んだりした。そのなかで文章が改善されたとこともあったが、それでもまだ文章を書く際、引っ掛かるものがあった。文章演習で文章作成の方法を学び、引っ掛かりをなくしたかった。
Q.2 「文演」を受講して文章への印象で変わったことがありますか?
A.2 ・文章や構成に興味を持つようになった。受講前は文章や構成に対して受け身で、書かれたものの内容を理解することだけを考えてきた。授業では、文章のルールといった基本的なことから、作品の構成を分析し、良いところや悪いところについて受講者で意見を出し合い、最後に松田さんによる解説があった。文演期間中、事前に配布された作品を読み、どうすれば誤解なく相手に伝わるのか、問題は文章にあるのか、構成にあるのか、といったことを考えながら読んできた。答えが見つけることができたときもあったが、見つけられないこともあった。この授業では、あらかじめ課題を読んで考えることが有効だった。自分で考えてみることで、授業での他の受講者の発言や松田さんの解説をより理解することができた。
・最近、仕事やプライベートの読書では、文章や構成にも関心を持って読んでいる。「この文章は上手い。よく書けている」と思うことがあり、文章に対する感度が高まったと感じている。
Q.3 宿題の「要約」はどうでしたか?
A.3-1「授業前」・提出までの間、楽しく取り組むことができた。まずは、授業で習った通り、テキスト中の重要と思われる箇所に線を引いて、全体を繋げる作業を行なった。ここまではすぐにできたが、次の修正の工程で時間がかかった。上手く繋ぐことのできない箇所がいくつかあったので、順番を入れ替えたり、言葉を補ったり、言い換えのために何度も原文を読んで「誤解」や「言い過ぎ」にならないように気をつけたつもりではある。そのやり方が要約として適切なのか、最終日にコメントいただけることを楽しみにしている。-最終授業前に記載-
A.3-2「授業後」・考えて作成した割にはできていなかったのが悔しかった。当日いただいたコメントを踏まえると、提出した要約よりも、原案段階での要約がよくできていた。推敲する過程で、必要な箇所を削除して、余計な箇所を膨らましたことにより、内容を悪化させてしまっていた。
・推敲が失敗した理由は、分析を十分に行なっていなかったことにある。大切な箇所を選ぶところまでは良かったが、まとめる段階からは直感に頼ってしまっていた。規定の文字数に収める上で、どこの箇所が必要で、余計であるのかとの判断を、誤った直感によって行ったために、推敲が上手くいかなかった。
・松田さんが提示したツールが文章の読解や要約を作成する上での武器になる。短い文章とはいえ、これらのツールを活用して文章の構造の分析ができていれば、推敲段階で大きく間違うことはなかったと思う。今回の誤りを通じて、●●●●●●●●●●することの大切さを学んだ。
Q.4 全体的な感想をお聞かせください。
A.4 ・よく練られた授業で、毎回楽しく受講することができた。
・初回から3回目までは基礎編で、文章を書く上での必要最低限のルールを一通り学ぶ。その後は、過去に生徒が書いた作品を読み、習ったことを思い出しながら、どこの箇所が適切でないかといった意見を出し合う。内容自体は簡単ではあるが、基本的なルールを学べる貴重な機会であった。
・4回目以降は徐々に難しくなる。特に5回目からは、取り上げる文章の完成度が一気に上がる。問題点についても基礎編で扱った内容は当然のこととして、それ以外の致命的な問題点を見つけていく作業が中心となる。
・個人的に最も良かった授業は6回目であった。事前に配布された作品を読み、問題点を探していたが、作品の完成度が高く、致命的な問題を見つけることはできないまま授業に臨んだ。授業では受講者によるコメントがなされた後、松田さんによる解説が行われた。ほぼ完璧だと思っていた文章が、目の前で次々に致命的な問題点が明らかにされていった。文章の分析はそのようにおこなうものなのかと感動した。文章分析の実演が行われることで、文章の分析がどういうものであるのかのイメージができた。このために学費を払ったと思えるほど、6回目の授業は私にとって最も価値のある回であった。
以上
Rさんは学ぶことが好きなひと。
そのため、観点が多少違うかもしれません
通常は、4回目までが勉強になるはずです。
Rさんは、いまも頻繁に教室に通っています。
おとといでもう70回。
8月19日入会ですから、ほぼ毎日です。
Rさんも、瀧本さんがいなかったら出会えなかった生徒さんです。
宿題の要約に関しては、最重要部分が完璧に取られていました 真
※クリエイト速読スクールHP